満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

『ヴィーラ』観た。

2006-09-03 03:25:26 | 映画

皆様ごきげんよう。ダイバスター待ちの黒猫でございます。今日は放送あるんだよね・・・?

ところで本日というか昨日、わたくしやっぱり『ヴィーラ』(主演:スーパースターラジニカーント)を観に行ってしまいました☆

この作品、日本初公開ということで、当然ながらわたしも初見。死んでも観たいと思っていたわけです。
『ヴィーラ』は最後の回(19:00~)のみ。兄貴祭が始まってから2回観に行っているので、まず整理券を貰うというのはわかっていたんですが、何時に行けばいいかなあ、とちょっと悩んでおりました。初日なので混むかなあ・・・と思い、早めに起きたんですが二度寝してしまい結局イメージフォーラムに着いたのは16:30半頃でした。受付で手続きをすると、もらった整理券は32番。座席数64席のホールなので、余裕です。開場15分前から入場が始まるので、それまでに戻ってくればいいや、ということで、近辺を徘徊して軽く食事をして、30分ほど前に戻りました。初日とあってやはり結構盛況。わたしが再集合した頃はまだ整理券が出てましたが、最終的には立ち見というか座り見の方が10名ほど出ました。皆さんラジニのためなら何でもする気構えなんでしょうか(笑)。

ストーリーなんですが、今まで観たラジニ映画の中で一番お色気系でビックリしました。

ムトゥ(ラジニカーント)は、マドラスの大手レコード会社ピラミッド社で開かれる音楽コンテストに出るために田舎から出てくる。最初は門前払いをくらうが、社長の娘ルーパー(ロージャー)を悪漢から助け、出場権を得る。
出場したコンテストでムトゥは見事優勝、すぐにレコーディングを、と迫られるも、一度田舎に帰ると強硬に主張する。そもそもコンテストに出たかったのは、優勝賞金の10万ルピーを母が抱える借金の返済に充てたかったからなのだ。
賞金を持って母とともに意地の悪い地主に借金を返したのち、ムトゥは己の師匠とその娘で、ようやく婚約に漕ぎつけた恋人、デヴィ(ミーナ)のもとへ向かう。しかし師匠の家はムトゥが不在の間に襲った洪水によって流されており、ムトゥは師匠と婚約者の死を知る。
マドラスに戻ったムトゥは、ヴィーラと名前を変え、次々と楽曲を発表して売れっ子となる。所属レコード会社の社長の娘ルーパー(ロージャー)はヴィーラに恋をし、周囲のすすめもあってヴィーラはルーパーと結婚する。デヴィを忘れられなかったヴィーラが、ようやくルーパーを愛せるようになった頃、実は生きていたデヴィがヴィーラのもとを訪れて・・・!?

というようなお話。

今回、わたしが観た中ではホントお色気率が高くてビックリしました・・・。
「赤い唇にいいことするよ」とか「身体が熱いの」とか(※ダンスシーンの歌の歌詞)。インド映画は口と口のキスはNGというくらいその手のことには厳しいんです。モロな描写がない分、却って邪推してしまう自分は汚れきっていると思いました・・・。
ラジニがふたりの美女の間で必死で別の人物を演じる姿がコメディタッチに描かれる一方で、ラジニに刑務所にぶちこまれた悪漢がやたらトレーニングに励み復讐を誓うという構図が面白くて(笑)。今回の悪役は「バーシャ」のマーク・アントニーくらい好きになってしまいました(笑)。何というか、刑務所に入ってる間に悪漢ぶりがアップしてるところがいい。うふふ。

面白かったですが、今回のラジニのアクションは明らかに敵がラジニを手伝ってるよね的な動きが多かったなあ・・・。イヤ、いいですよ?何でもいいですよ、ラジニ信者ですから(笑)。

初回だったせいか、一番笑いが起きてましたね。頭突きで鐘を鳴らして相手にぶつけるところとか。
何だか見たことあるような方がちらほら居たのは、同じVIP定期券持ちの方なのでしょう・・・。

ちなみに今回初めてこの劇場のトイレに入ったんですが、トイレの壁にもラジニのポスターがあるのには脱帽です。
画像撮ろうかと思ったけど、トイレで撮影はあらぬ誤解を受けそうなのでやめておきました。男子トイレにもあるのかなあ?

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