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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 181 週末のダルサ

2005-12-09 | カイロプラクティック
昨日来た患者さん。この患者さんは3日前に新患で来た患者さんである。2,3回の治療で肩、頚部の痛みやだるさはほぼ改善した。

昨日の来院時に「先生、今日は全身がだるいです。どうしたんでしょうか?」治療前に全身のだるさを訴えている。こんなことははじめてであると訴えている。

手技療法は身体に触れる治療である。したがって自律神経に影響を与えることは間違いない。この方は普段から(治療に来る前から)交感神経が優位なタイプである。交感神経優位型の典型的な症状も幾つか抱えている。

アレルギーの検査をする。幾つかのアレルギー反応はでるが、このダルサとはあまり関係ないようだ。しかし「休日」に反応する。今日は仕事は休みですか? 「はい、今日は休みです」と返ってきた。

HRVで自律神経のバランスを測定してみる。副交感神経が優位である。思った通りである。休日は仕事のストレスから開放され副交感神経が優位になりからだが非活動的になる。週末の頭痛などの同じである。

では、この患者さんは今まではそんなことは無かった。治療に来てからである。治療で悪くなった? 勘違いをしてもらっては困る。悪くなったどころかよくなったのである。カイロは神経機能異常を改善し自律神経の機能を正常に戻す仕事である。この症状も一時的なものである。

今までは、平常時でも休日のストレスから開放されても自律神経のバランスが悪いため交感神経の優位型のアンバランスが続いていたため休日でも神経の緊張から開放されないためである。要は、休日でも心身ともにリラックスできていないのである。西洋医学では「自律神経失調症」などともいう。

高血圧、筋の緊張、不眠、不定愁訴などなどの症状は自律神経が影響していることが少なくない。最近では、50歳を過ぎた男性の不定愁訴は「男性の更年期障害」というらしい。小生も〇才になった。すでに更年期障害が始まったか?(笑)

拳骨