木更津で整体、カイロで肩こり、腰痛、スポーツ障害の自然療法の専門家が施術するCCRKです

【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

N0 431 脳浮腫説

2006-10-31 | 感情ストレス
以前から脳浮腫は頭部損傷,脳卒中,脳炎等の多くの脳疾患時,あるいは脳外科手術の際に見られることが言われてきた。

脳浮腫に伴う頭蓋内圧亢進や脳ヘルニアが生じ、障害部位以外の組織も圧迫され,その結果患者を死に至ることがる。

このように脳病態時の脳浮腫形成は,患者の予後を決定する上で非常に重要であるが,その重要性に関わらず,脳浮腫の治療・改善薬開発はこの数十年間大きな進歩が見られていないらしい。

28日の読売新聞の記事にも脳梗塞治療薬の副作用の調査で、488人の副作用が疑われる事例に、48人が頭蓋内出血と脳浮腫で死亡したという報告がある。このように薬物の副作用で脳に与える影響は大きく、最悪の場合はしにいたることがわかっている。

薬物で脳浮腫が確認されているのだから、日常の食物、特に添加物や家畜の餌となる化学物質をとることによって脳の浮腫が起きても不思議でもなんでもない。脳の浮腫が起きる場所によって症状は様々である。

運動野に浮腫ができれば運動機能が低下する。できる場所によって四肢の麻痺や頭痛、うつ、気分の落ち込みなどなど。また、ADHDなどの症状のときは脳の血流が大きく低下していることもわかっている。

食物のエネルギー反発の症状に浮腫がある。浮腫の血流低下も確認されている。食物も大きなストレスに成っている。食事をするときの食物のエネルギーと感情のエネルギーは脳に情報として記憶される。楽しく食事をすることが大切である。

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No 430 CS(化学物質過敏症)ES(電磁波過敏症)

2006-10-30 | NAETアレルギー治療
以前民放でCS,ESの実話化したドラマを放映していた。所詮TVの制作ものと実話より尾ひれがついた感じで見ていた。同じ番組を見た方もいると思う。

内容は、CS,ESのため人並みの生活ができず人里はなれたところにカーハウスで非文化的な生活を送ってどうにか命を繋いである番組である。

NAETアレルギー除去を始めていたのでアレルゲンは無限に存在することは理解できたので違和感は無い。当時は、当時というより今日までそんな患者さんを診たことがなく縁の無い患者さんだと思っていた。

そんな沢山の症状と制限された生活が必要なのかとう感じであった。今日来院された新患。テレビドラマをそのまま再現したような症状である。これが現実かとあっけにとられた。

治療室に入れない。環境物質に反応し息苦しくなる。窓を開ける排気ガスで眩暈がする。蛍光灯の電磁波で座っていられない。臭いもだめ。マスクを2重にして何とか外出できる。話も部屋の電気を消して説明する。

実生活も現代文明からかけ離れた生活で、電気は昔懐かしい裸電球である。蛍光灯は使えない。テレビはあるが離れてみる。それも時々、情報源としてニュースだけ。食べ物は限られたごく一部の食物だけ。

藁おもすがる気持でCCRKを調べてきた。西洋医学の治療しか受けたことがないのでエネルギー治療をどこまで信じて受け入れるかそこが問題である。治療回数も150回以上かかると出た。時間をかけて説明納得していただいた。

患者さんも小生も根気の要る治療である。この患者さんとの出会いは偶然ではないような期がする。長い道のりの道中には、患者さんも小生も弱気なったりくじけたりすることがある。小生に与えられた天から試練みたいなものだ。天に感謝謝する。

拳骨

No 429 まな板の鯉

2006-10-28 | 感情ストレス
CCRKで行っている治療は、ある意味では患者さんが治療に参加し協力していただく治療である。

AMCTも然り、能動的に四肢を動かしてどこにサブラクセーション(神経機能異常)があるかを見つける。小さいお子さんなどはダンスを踊ってるだの遊戯をしている感覚で面白がって積極的に参加して治療を受けている。

心身条件反射治療も、NAETアレルギー除去治療も能動的である。こちらの治療は四肢こそ動かさないが頭(脳ー意識)を働かせていただく。患者さん参加型の治療とでも言うか。西洋医学には無い治療形態である。

西洋医学はお医者さん任せの「まな板の鯉」である。お医者さんが病名を決め薬を処方する。処方された薬を約束事の元に定期的に飲む。一方通行型の治療である。

この「まな板の鯉」型の治療は一般的になっているのでなかなか治療に積極的に参加しようとすることができない。心身条件反射治療、NAET治療は過去のストレスや日頃のストレスを思い起こしていただくことがる。

日本人は感情を押し殺すことが美徳とされている民族である。ご年配の方は特にその傾向が強く、痛くない腹まで探られたくないようである。自ら感情をさらけ出すことができない。

勘違いをされては困るが心療内科ではない。そんな感情は誰にもあり、その感情を聞いて解決するのではない。別に話さなくてもいいのである。しかし、奥底にある感情を話して聞いてもらう治療と勘違いしている方が多い。説明が下手で意図が伝わっていないことがある。

こういう治療を嫌がる患者さんもいる。そういう患者さんに共通して多くみられるのは、病院の梯子、不定愁訴、症状の百貨店的な方が多い。更に、医療不信、治療への不満、中にはあそこに治療行ったら余計に悪くなった。

患者教育の難しさに閉口しているが、CCRKの現在の治療形態では避けてと通ることのできないものである。つくづく能力のなさにいやになる。いまだ「まな板の鯉」型の治療を望む患者さんに、自分の分身がいることに気づいて頂いてもらうのには時間がかかるだろう。

小生も「まな板の鯉」になって、「さー何でもしてくれ」と治療を受けてみたい。だが治らないだろう。今日は愚痴ってみた。

拳骨


No 428 スポーツ障害3

2006-10-27 | 感情ストレス
昨日の新患。高校野球の選手。左肘と慢性的な腰痛で来院する。左肘は中学1年生からの痛みである。腰痛は昨年の5月頃からである。

ともに全国的にも有名なスポーツ外来の専門のあるK病院に受診ししている。主な検査をしても原因がみつからない。とりあえず「野球肘」「疲労性の腰痛」の診断がついている。

その後、K病院へリハビリに半年以上通っている。一向に改善していない。症状は練習をすると肘と腰痛が再発する。自治上生活では授業中に座っていると腰が痛くなる。

検査する。体幹前屈、伸展で増発する。頚部、肩には可動域の減少が見られる。その他の症状は顔の湿疹、肌荒れが目立つ。問診表を見ると「身体的成長のことで相談があります。」と、お母さんからの箇条書きがあった。

年齢的にみると小さいほうである。お母さんは腰痛や肘痛も心配であるが身長のことが気になるみたいだ。来院動機は紹介である。以前に成長障害で治療をした患者さんからの紹介である。このときは3ヶ月で5センチ以上伸びた患者さんである。

成長時期だから治療などしなくても成長すると言えばそうかもしれないが、この患者さんは成長ホルモンを10ヶ月以上注射しても数センチしか伸びなかった。それを思えば治療の効果かもしれない。

AMCTで治療後はその場での屈曲痛や伸展痛はなくなった。だが練習を再開すると痛くなるだろう。感情的、化学的なストレスからエネルギーブロックを解放しないと解決しない。半年もリハビリをした意味は何なのか?

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No 427 スポーツ障害2

2006-10-26 | PCRT(心身条件反射治療)
先日紹介した野球選手の肩の外傷。昨日2回目の治療を行った。だいぶ可動域が改善し80%くらいである。

外転、屈曲で痛みが残る。腕を腰に回したりすることができない。AMCTで治療をする。感情面を見てみる。まだ残っている。前回の感情面は開放されている。

昨日の感情はポジションをコンバートされたことが引っかかっている。元のポジションはサードである。選抜チームではショートにまわされた。ショートのポジションで反応した。

聞いてみた。サードとショートでは守備範囲だ違うのでなれないから苦手意識があるらしい。更に、エラーした時の回りからの目を気にしている。開放する。腰に腕がまわらなくなったのがまわるようになった。ほとんどの可動域で痛みなし。今日から練習を再開させる。試合まで1週間。

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No 426 治療家の気づき

2006-10-25 | 感情ストレス
今日の新患。症状は? 「坐骨神経痛」です。長いこと腰部から右下肢の痛みで悩んでいる患者さんである。

このような症状を抱えた患者さんは全国に数え切れないほどいるのではないか。患者さんは「坐骨神経痛」の原因がわからない。原因がわからないのは患者さんだけでない。

治療をするほうもわかっていない。あったかも坐骨神経に痛みを引きおこすメカニズム、例えば圧迫説、神経絞厄説を原因のように言う。これらは結果である。

西洋学の盲点といえる機械論的な説明が患者さんの痛みなどのさまざまな症状の原因として位置づけされている。これでは治らない。

痛みや症状の原因が違うところにあることに気づくことができない。構造異常が治らないと症状も消えないと思い込んでいる。西洋医学だけでない。この患者さんはCCRKに受診する前にいろいろな代替医療に行っている。

やはりそこでも「坐骨神経痛」の原因は骨盤の歪みやズレと指摘されている。医療が当てにならないと気功を始めてみたりした。筋力トレーニングもした。改善しない。

治療家も周りに流されず「生命」として自然界の一生物としての「人間」、人と人との関係に「こころ」があることに気づいて治療をすれば解決する。治療家の気づきも大切である。

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No 425 スポーツ外傷

2006-10-24 | PCRT(心身条件反射治療)
昨日の再来の患者さん。中学3年生の野球選手。土曜日に選抜チームの練習試合で負傷する。

T県の選抜チームの選手に選ばれ11月3日の全国大会の前に土曜日に埼玉の選抜チームと練習試合をした。ベンチ入りをかけて選手達の練習も必死である。

2番外野手で先発し、1打席目にファーストベースに滑り込んで左肩を負傷した。その後何とかごまかして試合を続行していたが痛みが増発しなんともしがたくなってきた。

その後、日曜日は安静にしアイシングをしていた。昨日来院した。整形外科には行かなかった。この選手は怪我をすると直ぐにCCRKに来院する。治療室に入ってくる姿勢を見ると、右肩を下げて左手で支えている。一見、脱臼の庇っている姿勢に見える。

検査をすると骨折、脱臼もなし。前方挙上不能、外転運動不能、どの可動域息も0に近い。多少の腫脹はあるが機能的な障害が顕著である。AMCTで治療を行う。

治療後は60%くらいの可動域が改善された。感情的なストレスも原因として考えられる。再検査をする。でてきた。

「人からみられている」「はずされたくない」「負けたくない」「試合に出たい」そんな感情が見える。開放する。90%の改善である。痛みはほとんどなくなった。

レギュラーを賭け、ライバルの熾烈なポジション争いが続いている。負けられない。その感情が緊張させている。適度のストレスは人間を成長させる。いいことである。だが、そのストレスも身体に悪い影響を及ぼしていることに気づかない。

「負けたくない」感情をあまりにも意識しすぎると緊張も身体の動きを悪くする。そんなときにケガを起しやすくなる。後1回の治療で練習を再開させる。全国大会まであと10日。

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No 424 方向性に間違いなし

2006-10-23 | セミナー
先週末は心身条件反射セミナーに参加した。今回で6回目の参加である。昨年から比べたら内容もだいぶ充実したセミナーであった。

心と体の関係は説明をするのも難しいが、理解するのも難しい。患者さんにしても腰痛や寝違い、肘痛あるいはスポーツ障害と心が関与している概念が無い。

筋肉骨格系の障害は、西洋医学の教えでは機械論的な構造医学でまかり通っている。患者さんも同じである。しかし、臨床的にみれば必ずしもそうとはいえない。

それを証明するのは結果である。臨床で結果を出し、その事象現実のものと理解することが大切であり、患者さんのためになる。そない意味で今回のセミナーは、実践的な内容で証明したセミナーであった。参加された受講生は目の前の出来事を信じないわけにはいかないだろう。

昼食のときにこの業界では有名なH医学協会の理事の方とご一緒させていただいた。H医学協会は、西洋医学の先生からホメオパシーの先生、その他代替医療、建築医学の権威者などあらゆる分野から、多角的に医療をいていき社会的に医療の本質を唱えている協会である。

いろいろな話を聞かせて頂いたが、機械論的な医療からの脱却は間違いでないことが確認できた。

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M先生へ
「99.9%は仮説」思い込みで判断しないための考え方
光文新書 竹内薫著

宇宙を見方にする方程式
致知出版社 小林正観



No 423 散歩浮遊感

2006-10-20 | 感情ストレス
以前に紹介した「良性発作性頭位眩暈症」の患者さん。頭を右下にして寝ておきるときに転地がひっくり返るくらいの眩暈がした。

初検時の治療で眩暈はなくなった。その後再発はしていない。しかし、眩暈の再発の「恐れ」が残っていて動作が緩慢になっていたが、その後3回の治療で「恐れ」の感情が開放され現在は「眩暈」などすっかり忘れている。

昨日5回目の治療を受けに来院した。調子はどうですか? 「眩暈は全くなくなったのですが、最近散歩をするとふらふらするんです。以前はそんなことはなかったのですが。散歩は10年以上続けているのですが。」

本人は眩暈が完全に治っていないと思っている。検査をする。検査の結果、眩暈とは違った感情が残っていた。「小腸経」の経絡を「不安」がブロックしていた。今回の眩暈が長く続いていたので再発しないかという気づかない感情「恐れ」が不安をあおったらしい。

その「不安」の感情が「小学生」「運動」に絡んだ小腸経の感情ブロックをしていた。聞いてみた。小学生頃の体育や運動会の走るのはどうでした。「恥ずかしい・・・小さい頃は走ったり、運動は全く苦手でした。どうしてわかるんですか?」

小さい頃の運動オンチの「苦手」「運動いや」「人前で走るがいや」といった感情が眩暈をキッカケに「感情の再発」が起きた結果散歩をすると浮遊感を招いていたようである。治療後の再検査ではこれで浮遊感は解消されたとでた。

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No 422 技術の向上

2006-10-19 | スポーツ障害
昨日の患者さん。高校生のテニスの選手との治療後の会話。「先生、どうしていくら練習しても上手くならないんですか。」・・・・

そんなもん、素質だよ! では終わってしまう。「心技体」日本にはいい言葉がある。スポーツを行う上で「心」「技」「体」どれが不足しても満足な競技ができない。

「心技体」をどれも満足に満たされている選手など皆無に等しいと思う。小生も学生時代は嫌というほど稽古をしたつもりだ。(今思うと稽古がいやなのは練習内容や量の問題ではないように思う)心の中にいやな先輩がいたのかも知れない。

技と体は指導者は力を入れて練習をしている。過剰なくらい練習をしているこ場合もある。CCRKに訪れる選手は体の痛いところを治してもらいたくて来る。治るとこなくなる。それは当たり前なのだが。

一歩前進して、痛みの無い体でいつも練習をできるようにと考えができない。痛みだけでない、体の切れが無い。だるい。重い、やる気が無い。痛みだけが症状だと思っている。

そんな体で練習をすると満足ないい練習ができない。動きは中枢が大きな働きをしている。勝手に体が動くのではない。動きが良くても悪くても動作は脳は記憶する。特に反復練習した記憶は残る。

切れのある体でいい動きを反復練習すれば「いい動きを記憶する」、切れの無い重い体を引きずって悪い動きの練習をすれば「悪い動きも記憶する」技術の向上もこんなところにある。

更に、動きを悪くしたり、切れの無い体や練習をやる気にさせないものが「心」にあることに気づかない指導者が多い。選手も気づいていない。「心技体」いい言葉である。

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No 421 テニスエルボー 2

2006-10-18 | PCRT(心身条件反射治療)
N0 403で紹介した患者さん。今日5回目の治療を行った。2回目の治療後からテニスの練習を再開してもらった。その後痛みはほとんど無い。

整形外科やら整骨院やら電気かけたり、シップを貼ったり、マッサージをしたりなかなか治らず、練習もストップをかけられてしばらくしていなかった。PCRTの2回の治療で練習を再開できるようになった。

やはり痛みの原因は構造や力学的な問題ではなかった。感情的なストレスが身体に表れている代表的なものであった。その後今日で5回目の治療を行った。肘の痛みの治療ではない。

近々試合がある。治療を受けているとテニスの調子がいいらしい。今日の感情では「スマッシュ」が苦手とでた。聞いてみた。「現在、スマッシュがスランプなんです。」わかりました。

PCRTでテニスのパフォーマンスをあげる治療を行った。スポーツ界では技術が向上しない原因を練習不足や技術の修得ができないことを原因とすることが多い。なかなか解決しないと「スランプ」とかいい。

技術の修得ができない原因を感情的なストレスが原因と捉えると面白い。この患者さんはその症例でもある。この患者さんのスマッシュが苦手な原因を探ると出てきた。

以前、ペアを組んで試合中にスマッシュをミスしてペアを組んだ人に迷惑をかけた感情が潜在的にあったようだ。本人も気がついていない。その感情を開放した。次回が楽しみだ。

帰り際に「先生、ここへ治療にきてからバックハンドが上手くなりました。」小生はテニスのコーチではない。しかし、パフォーマンスを向上させることはできる。

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No 420 心と身体の関係

2006-10-17 | 感情ストレス
心(感情)の問題が身体に悪い影響をもたらすためには、心理的ストレスが一過性に過剰に働くことが一つの条件としていなければならないそうだ。

過剰に働いたストレスがあっても生体にそれを跳ね返すだけの抵抗力があれば、たとえ強いストレスでも生体は防御する。しかし、生体の防御機能が低下している場合は必ずしもそうではない。

一過性のストレスには親族の死や事件などがいえる。意外と気づかないストレスもある。小さなストレスは毎日日常生活の中で繰り返されている。毎日のことでストレスとは認識できないことが多い。

この小さな毎日の出来事のストレスはボディーブロのようにじわじわと効いてくる。そんなときに親族の死や、癌になったと過剰はストレスは決定的なパンチとなる。

そんなときに、その人の身体の一番もろい器官とか、臓器に脆弱があると、そこに問題が生じる。西欧医学の心身医学ではそのようにいっている。その人の身体の脆弱したところとは経絡に関係しているように思える。

経絡のエネルギーブロックは、器官、臓器、症状が一致する。例えば肺経の経絡のブロックの喘息は気管の問題、症状は明け方の3~5痔の時間帯に発作が起きる。CCRKに来院している喘息の患者は同じ時間帯に咳き込んで目が覚める。

経絡のブロックも過去のトラウマや潜在的なストレスが大聞く関与している。もちろん本人も気づかないことが多い。やはり感情的な抑圧されたストレスが身体の気管や臓器に「開放させてくれ」と訴えているようだ。それが「病気」と表現され他のではないか。

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No 419 学習障害

2006-10-16 | 感情ストレス
今日の新患。近々試験があり勉強中だが、いくら勉強しても頭にはいらない。最近は不安になり、精神的にも不安定な状態が続いている。

学校の先生に相談したら、心療内科を紹介された。学校の先生の進めもありその介された心療内科を受診した。またされっるだけ待たされ診察は話を聞いて「それは試験前のストレスです」そういわれたらしい。

そんなことは当たり前だが心療内科では何の解決にもならない。お母さんが心配して心療内科に行くならCCRKのほうがいいだろうと来院した。しかし、同じような患者さんが大勢いたらしい。これから流行る科であることが予想できる。

検査するとでてくる。感情的な反発が多すぎる。嫌なことを嫌とはいえない性格や家族の問題、学校の問題、友人関係などなど。潜在的な感情ストレスがあることに気づきが無い。週末が試験なので何とかそれまでに試験を受ける準備ができるようにしたい。

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No 418 マインドコントロール

2006-10-14 | 感情ストレス
毎日が押し問答である。ヘルニア、シビレ、変形、血圧、サプリメントなどなど。きりが無い。

健康を意識しすぎサプリメントの摂取でつまらない症状が出たり、下肢痛が出ると腰痛椎間板ヘルニア、膝が痛むと変形性膝関節症。手のシビレは頚椎のズレが原因。本質的な原因はそこではない。そのことを理解してもらうのに押し問答である。

西洋医学のお医者さんが言ったり、テレビで有名な芸能人がお昼の番組でこのサプリメントを飲むと血液サラサラになったとか、この食品は癌に効果があるなどと放送すると夕方のスーパーの食品売り場からその食材が直ぐなくなる。

健康志向はわかるが過敏になっているようだ。そういう人に限って不健康である。いくつもの症状を抱えて、沢山の薬を飲んで、山ほどのサプリメントを購入し手いる。

最近の患者さんも腰痛で来院し、転んでから痛くなったといっている。半年前である。整形外科に受診し「そうですな転んで痛くなったんでしょう。」といわれレントゲンをとり、L4/L5の隙間がなくなっている、軟骨が減っているなどといわれたらしい。

転んで軟骨が減るのか? 椎間関節の隙間が狭くなるのか? 患者さんはわからないからそんなもんだと思っている。お医者さんに言われたことは全てであるように、頭からその言葉が離れない。有名芸能人が言うことも同じである。

そんな治療を受けていて治らずCCRKに訪れても、違った有機論的な痛みの原因を説明してもなかなか信じがたく受け入れない。西洋医学で治らないのだから考えを変えたらいいと思うが、どんな治療を期待してくるのか素直に受け入れることができない。

情報化時代である。巷で氾濫する健康産業の情報は良くても悪くても嫌でも耳から、目から脳に焼きつけられる。焼き付けられた情報を書き換えるのは至難の業である。マインドコントロールは強敵である。

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No 417 新しいストレス

2006-10-13 | PCRT(心身条件反射治療)
以前に紹介した患者さん。ご主人が胃がんの手術をして抗がん剤で治療をしている奥さん。看病で疲れている。

仕事に看病大変なご苦労である。肩こり、腰痛が耐えない。精神的にも辛い。治療に対しての医療不信もあった。

今日も来院された。だいぶ調子が良かったので2週間ぶりに来院した。ここ2,3日前から肩こりや全身の体がだるくなってきた。治療をする。初診時から比べるとだいぶ改善している。

感情的ストレスをチェックする。以前は反応していた人々は改善している。だが、人に反応する。それも実家の人々に反応する。「母」に反応する。聞いてみる。「じつは、母は高齢で施設に入所していて誰も面倒をみる人がいない。」と返ってきた。

それも遠方で日帰りでいけるところではない。検査を進めていくと「母」の反応は表面的なものだ。裏を探るとでてきた。「姉」である。自分は母の面倒を見たいのだが遠方のためままならない。

近くの姉がもう少し面倒を見てもいいのではないかという感情がわきあがってきている。どうしてわかるのですか? 最近、小生の検査も精度が上がってきた。誤解しないでほしい。占いや超能力でもない。

そのお姉さんが今日、患者さんのところに訊ねてくる。2,3に前からそのことが気になり何となく苛立ちみたいな感情がでたようだ。

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