木更津で整体、カイロで肩こり、腰痛、スポーツ障害の自然療法の専門家が施術するCCRKです

【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 335 試験管の出来事

2006-06-30 | PCRT(心身条件反射治療)
中学生の卓球選手。半年以上前から腰痛と左大腿部後面に激痛が走る。体幹の前屈テスト(アダムP)で約15度くらいで腰痛と左臀部から下肢に至り激痛が走る。

SLRテストも患側の挙上が約10度で臀部痛と下肢痛が増発する。だが、練習は続けている。できないわけではない。根性? である。

通常は練習は休ませるの普通かもしれない。できるので休ませる必要もない。できる範囲でやらせる。4,5回AMCTの治療を行ってきた。治療後は痛みはだいぶ楽になる。

治療をすれば楽になる。練習をすると再発する。3年生、最後の夏の大会までに1ヶ月も無い。何とか乗り切りたいものだ。本人も最後の夏に向けて頑張っている。昨日の治療にPCRT(心身条件反射療法)を取り入れた。

「部活」「後輩」「やる気が無い」感情が「膀胱経」のエネルギーブロックをしていた。開放する。体が軽くなった。前屈は改善しないが痛みがだいぶひいた。

本人は一番納得した感情であった。後輩のだらだらした、やる気の無い練習態度に嫌気がさしていたらしい。そのことを指摘すると納得してうなずいた。お母さんは、笑っていた。信じているのか信じないのか。

治療を受けた本人しか解らない治療である。このような治療は、結果を出すことで信じてもらい、結果を出さずに無理強いすると「オカルト治療」になってしまう。

最近のテレビでも現代医学も「心と体」の関係を真剣に取り組む傾向にある。しかし、いまだ試験管の中の出来事で「心と身体」をみていこうとする傾向にある。試験管の出来事では解決はしない「心と身体」の関係である。

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No 334 ストレスと自律神経

2006-06-29 | エネルギー療法


昨晩、N局テレビで「ストレス」を科学する番組を見た。(昨晩ではなかった。録画したものをみた)

ストレスが身体にどのような影響を与えるか、数値化し評価するものである。ストレスによって交感神経が興奮し、その影響で消化酵素の一部が唾液の分泌液の中に増えるのを測定し、どのくらいストレスの影響を受けているかである。

ほとんどが自律神経系の働きを利用した測定である。CCRKにもHRVという機器がある。これもストレスによって自律神経系の変化を心拍変動の変化を数値化するものである。

番組では、ストレスは「交感神経系」の優位な状態がストレスを受けているようなことを言っていたが、臨床では必ずしも交感神経優位型のストレスとは限らない。

番組でも急性期のしトレスは交感神経系が優位になっている実験をしていた。確かに急性期のストレスは「交感神経系優位型」の数値が大きく上昇する。CCRKを訪れる患者さんには、慢性的な感情的ストレスを抱えた人は「副交感神経系優位型」の患者さんがいる。

ご婦人方で、全身的なだるさや、気分の落ち込んでいる人、やる意欲がわかない人などに多くみられるのが「副交感神経系優位型」である。逆に、積極的に、意欲的に頑張れる人に多いのが「交感神経系優位型」が見られる。一般的に言われている症状と大方一致する。

上の写真が「交感神経優位型」下が「副交感神経優位型」の測定したグラフである。赤色(SNS)が交感神経 青色(PNS)が副交感神経 である。理想的な比率は6対4の交感神経優位が理想的なバランスである。

テレビでは漢方薬で1年近く掛かって改善した症例を挙げていた。ストレスを単なる数値でみるのではなく、身体のエネルギーのブロックを解放し感情ストレスの治療では大きく変化させることが可能である。これからはこのようなエネルギー治療が「ストレス治療」の最先端治療になることもあるだろう。

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No 333 画像の不安2

2006-06-28 | 感情ストレス
昨日の続き。

写真は最近の患者さんが持参した写真である。症状は約10年前からの発症である。症状は、左頚部、左肩、上腕、前腕、小指側に痛だるい症状がでたり出なかったりと不定愁訴が起きている。

今年の2月頃より増発し、いろいろな治療を行ってきたが改善せず、6月に整形外科でMRIをとり写真のような「頚椎ヘルニア」が見つかった。C4/C5レベルの髄核の突出が確認された。

患者さんの訴えている症状は、小指側である。仮に解剖学的に「神経障害」が関与している神経は「尺骨神経」出る。尺骨神経はC4/C5より下位のレベルである。解剖学的にはC7かC8レベルになる。

また、髄核の突出による神経根圧迫であるなら神経麻痺は起きるが痛みは出ない。まして神経根の走行レベルに限局した感じではなく、広範囲に至る症状と結びつけることは矛盾がある。

もう一つ疑問に思うことは、症状が消えたりでたりするのがおかしい。髄核の突出が神経根を圧迫していることが原因であれば、髄核の突出が引っ込まなければ症状は消えない。この患者さんが症状が悪化したのは2月頃になってからである。

仕事の関係で多忙を極めていた時期である。精神的なストレスが大きな引き金になっている。このあたりから攻めていかないと改善は無いだろう。自分の首がこんな状態である、この写真をみたら誰でも「ヘルニア」が原因であると思う。思うというより引っ込めてもらいたい。小生も同じ気持ちになる。画像による不安が募るばかりである。

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No 332 画像の不安(ストレス)

2006-06-27 | PCRT(心身条件反射治療)
整形外科で画像診断を受け画像の先入観で症状が重くなたり余計な症状が出たりする。そんな患者さんに限って、画像の構造学的問題と症状が一致しないことがある。

専門医の多くは、画像のみで臨床学的な整形外科的検査やら、筋力検査を行わない。画像ありきの診断で、患者さんが訴え症状と結びつける。更に悪いことに画像の視覚的な印象が強く患者さんに刻まれる。

視覚的な入力は強烈なものがある。患者さんは視覚で入力された「構造」異常を何とか治してもらいたいのが本音である。例えば、ヘルニアの突出した髄核が引っ込む治療を希望する。

昨晩テレビで全国の名医が出てヘルニアの手術に関して説明していたが、最近は、画像でみつかったヘルニアは3週間何にもしないで入院安静させておくそうだ。手術は5人に一人の割合で行われているのが現状らしい。(その先生の病院では)

突出した髄核はいつかは白血球が食べてくれる。いつの間にかなくなっている。10年後くらいに、もう一度画像検査をするとなくなっていることがあるといっている。(こんなことはだいぶ前に解っていることだが)

お医者さんはわかっているのかいないのか、このことを患者さんに説明しない。突出した髄核が悪の根源であるかのように「手術」を勧める。手術をして突出した髄核がなくなった画像を見ると「視覚的なストレス」から開放される。身も心も開放感で明るくなる。画像も視覚的な「ストレス」になる。

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No 331 PCRT(心身条件反射)

2006-06-26 | PCRT(心身条件反射治療)
先週末はPCRTセミナーに参加した。今回で5回目である。参加するたびに進化している。講師のたゆまぬ臨床上の向学心の現れであると思う。

日々の何気ない「感情的」なストレス。例えば、怒り、悲しみ、憤り、不安など様々な感情的ストレスが神経機能異常を引き起こし様々な症状を呈する。

今回も、感情的なストレスと自律神経系の関係は密接な関係にあることは証明されている。よくも悪くも変化する。日常の生活、仕事に追われていると何がストレスだかわからなくなってくる。ストレスになれてしまう。

ストレスに慣れるとしトレスに気づきがなくなる。このあたりまでは理解できると思う。さて、このストレスが身体にどのような影響を与えるかということが重要になってくる。

東洋医学の「経絡」というのがある。こちらも感情的なストレスと密接な関係にある。「肝経=怒り」「胃経=うんざり」などと関係している。これらの感情的ストレスが各経絡のエネルギーの流れをブロックしてしまう。これが悪さをする。

今日の朝一の患者さん。原因不明の腰痛。会社に行くと痛みが増発する。部下の能力のなさを怒っている。条件的にその部下をみると腰痛が再発する。

最近、テレビや新聞でで理不尽な殺人が繰る返されている。罪もない人を複数で暴行を加えあげくには生き埋めにしたり、無抵抗の子供を絞め殺したりと「憤り」を感じる。「胆経」の経絡遮断が感じられる。早速、自己治療を行わなければ。

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No 330 最近の患者さん

2006-06-23 | エネルギー療法
最近のCCRKの患者さんの状況。CRET&NAETその他エネルギー治療をかじり始めて4年目。本格的導入して約2年たった。

最近は患者さん症状の層に変化が出てきた。もちろん、以前の肩こり、腰痛、スポーツ障害などの筋肉骨格系だけの患者さんも定期的に通院されているいる。

やはり、最近は筋肉骨格系よりアレルギー性の内臓、皮膚、呼吸器系の症状を主訴とする患者さんが多くなった。多くなったというより治療形態がそちらに移行しているから、おのずとそのような患者さんが多くなってきている。

肩こりや腰痛も強いて言うなら、構造問題で症状が出ているのは少ないので、筋肉骨格系の患者さんも同じような治療を行う。この治療形態が定着してきている。本来目目指していた治療院を一歩一歩前進している。

遅かれ早かれ移行しなければならないことである。3年後には差が出てくるだろう。かたくなに筋骨格系は構造的な原因と言っているかたは肩こり、腰痛などしか対応できなくなるだろう。その他の症状はおまけみたいなもので、当たるも八卦当たらぬも八卦である。交通事故みたいにたまに改善することもあるだろう。

明日からPCRTのセミナーに参加する。「心」と「身体」の切っては切れない関係の治療法である。「心」が身体にどのような影響を与えるか、その影響がどのように身体が表現するか。それを見過ごすと治療がこじれる。治らない患者さんは患者さんの生活習慣のせいにする先生もいる。「心」のエネルギーが身体を乱す原因でることに気づきを得ることが大切である。

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No 329 水虫?

2006-06-22 | NAETアレルギー治療


今朝の新聞に「水虫」の記事が掲載されていた。水虫と思って専門医で顕微鏡検査をして「白癬菌」がみつかったのは800人余りを検査して、三分の二だけだったとの研究がある。

患者さんの水虫のイメージは夏に手足が「ジュクジュクしてかゆい」と思うと、即水虫と素人判断するらしい。素人判断ついでに薬局で市販薬の「水虫薬」を購入し自己治療を始める

これが間違いの元で、悪化する。白癬菌がいない「水虫?」である。犯人は? そうです。接触性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、掌蹠膿疱症、尋常性乾癬などがある。CCRKでもいくつかの症例がある。アレルギーの治療をすると治る。

接触皮膚炎に水虫の薬を塗ると治らないし悪化するらしい。しかし、CCRKに訪れる患者さんも一様に専門医へ行って治療をしていた。ステロイド系の薬を塗ると良くなるらしい。すぐに再発する。長年かかって永久的に治らないので諦めてしまう。

皮膚炎も結果である。原因を治療しないと治らない。写真と同じような症状をお持ちの方、早速「白癬菌」をみつからなかったらアレルギーの治療を行ったほうが速い。

写真はCCRKで行われた症例である。上の写真は専門医で水虫といわれ長期の治療をしていたが改善ず、CCRKでアレルギーの治療で改善した(写真下)。水虫ではないようである。

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No 328 距骨骨折

2006-06-21 | カイロプラクティック
昨日の新患。3週間前に足を踏み外し捻った。「距骨骨折」珍しいところを骨折した。

経験から、足関節を捻って骨折をする確率の高い部位(骨)は、腓骨である。腓骨のした1/3が多い。更に腓骨末端部の剥離骨折も多い。

次に多いのが、第5中足骨の基底部である。この部位は「下駄履き骨折」とも言う。昔の人は下駄履きが多く下駄を履いたまま足関節を捻ると第5中足骨の基底部を骨折する所以でる。力学的にこの部分に力が加わるのだろう。

発生原因から由来する骨折名をいくつか紹介する。「博打ち骨折」これは、2階で博打していて、手入れが入りあわてて2階から飛び降り、「踵骨粉砕骨折」をする。高所からの飛び降り、転落で足(踵)から着地をすると骨折をする。

「ボクサー骨折」この部位は、第5中手骨の骨折である。ボクシングや喧嘩でパンチをフック気味にまわして硬いもの(相手の体や壁など)を叩くと、力学的な作用が第5中手骨に抜けていくため骨折するる。

骨折の部位で原因がわかる。骨折など力学的な作用によるものは原因がハッキリしている。喧嘩などは患者さんは言いたがらないが骨折や痛みの部位で、おおよそ察しがつく。20年位前は多かった。(最近は喧嘩を通り越して集団で暴行し死ぬまでやる。狂っている)

そんなわけで「距骨骨折」は珍しい。3週間のギプス除去後の来院である。専門医ではX線検査後、骨癒合が診られると「治癒」でる。ギプス除去後の関節の拘縮や他の2次的な機能低下は診てくれない。保険社会の弊害である。

骨折をしてギプスをすすと必ず2次的な機能低下が起こる。関節の拘縮を始め、腰、肩などへ症状が派生する。構造的、力学的要因もあるが、多くの患者さんが口にする言葉が「骨がついたら、後は自分でリハビリをしてください。・・とお医者さんからいわれて後は何もしてくれない。」転医して来た患者さんは必ず口にする言葉である。「不満」の感情的ストレスがわきあがる。

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NO 327 スポーツカイロプラクティック

2006-06-20 | スポーツ障害
スポーツの現場にカイロプラクティックが普及し始めている。いいことである。スポーツとカイロプラクティックの関わり方は、先ず、痛みをとること。

障害の予防。パフォーマンスの向上が上げられる。痛みをとる治療は当たり前で、取れなければどんな治療も意味ない。あえてカイロプラクティックだけでなくてもいいのである。

身体の機能的障害にはマニュアルアジャストも西洋医学よりは効果的であることは事実である。また、関節可動域の改善? ということを目的としているのならば効果的と言っていい。関節可動域の改善が障害予防になると考えるならなるのだろう。

AMCTやカイロ神経学をスポーツと関連つけると、今までのスポーツのパフォーマンスの向上に面白みがでてくる。AMCTは神経機能異常をみつけだし改善する手法である。横系(反射)、縦系(脳)の神経機能を重視した治療である。骨がずれた、歪んだレベルではない。

運動に関わる重要な働きに「姿勢の制御」がある。運動はスポーツだけでなく、日常の生活でも重要である。この「姿勢の制御」が神経機能異常で不具合が生じることがある。もちろん気質的な病気が原因のときもある。

スポーツにおいても「姿勢の制御」が機能しないとパフォーマンスに大きな影響を及ぼす。選手は競技中に体験していることがあるが、その不具合を神経機能異常とは捉えていない。ただ、切れが無い、体が思い程度に考えている。中には調整ミス、不足などと表現する。

姿勢を制御に関わるのは、小脳、前庭、半規管、関節受容器、視覚、圧受容器などの体性感覚と運動系の統合と連絡が機能しているかが重要になってくる。この連絡が機能しなくなるとパフォーマンスが低下する。

ゴルフのスイングを例に挙げると、右下がり、前下がりなどの地形の傾斜でのスイングが問題になる。苦手な傾斜が出て来る。次に、トランポリンや体操の空中での回転運動にも影響する。野球のバットスイングでは極端なダウンスイング、アッパースイングなど。例を挙げたらきりが無い。これらを改善するのがまさしく「スポーツカイロプラクティック」である。

拳骨



No 326 ゴルフスイング&腰曲がり2

2006-06-19 | PCRT(心身条件反射治療)
土曜日に来たゴルフスイング&腰曲がりの患者さん。今朝(月曜日)も来院時した。腰曲がりの戻りは無い。若干、右側屈が左と比べると曲がりにくい。本院は気がつかない。痛みは無い。

土曜日の治療のあと練習をした。だいぶ切れが戻ってきている。「こんなに楽にクラブを振れるなんて思っても見なかった。」整体、マッサージでは得られない体感である。

AMCTの検査ではほとんど悪いところ(神経機能異常)が見当たらない。腰部にいくつかあるのと、頚椎にあった。ストレスの検査をする。「胆経」の経絡の遮断が見られる。

「仕事」「従業員」「憤慨」がでてきた。肩こり、軽い頭痛、腰部の張りいずれも胆経の経絡に沿った症状である。遮断された「胆経」の経絡を開放する。気の抜けたように力が抜ける。

治療が終わり、帰り際に「先生、家のやつの治療も御願いします。後で予約を入れさせます。」自分に満足ができない治療は、家族にも教えることができないし、受けるよう紹介もできない。この家族に治療のすばらしさを共有していただくのは嬉しい。

拳骨

No 325 ゴルフスイング&腰曲がり

2006-06-17 | カイロプラクティック
土曜日の新患。主訴:「腰が曲がっている」「腰が張っている」これと言って痛みは無い。人から腰が曲がって姿勢が悪いといわれた。ゴルフのスイングで腰が回らない。トップが、ダウンが・・・技術的な面までおよぶ症状である。

この患者さんは定期的に1週間に2回ほど整体&マッサージに通っている。その割には体が硬く切れが無い。気持ちが良いので満足していたのであろう。今日からは違う。違いを解っていただく。

この患者さんは知り合いからの紹介で、特に治療方法などは聞いてこなかった。整体や整骨院の延長線上の治療くらいと思って来た。案の定、問診をすると今まで掛かったときに説明を受けた内容の話しをして、それが頭から離れない。

結果と原因の関係を説明する。半信半疑で聞いている。治療をする。姿勢が良くなった。体が軽い。柔軟性が高まった。腰が回る。トップが・・、ダウンが・・・切れが良くなった。この状態で練習をするうといい動きが脳に理解される。いいスイングができる。

次回から中脳と半規管の治療に合わせて「感情ストレス」の治療を合わせて行う。原因が「感情ストレス」にあることを理解された患者さんである。

拳骨(6/19記)




No 324 脊柱管狭窄症&変形性膝関節症2

2006-06-16 | カイロプラクティック
先日紹介した母娘の患者さん。昨日の治療で3回目である。

お母さんの経過。初検時の主訴は腰痛と膝痛である。痛みの部位が変わってくる。このようなケースは多々あることである。昨日は、太ももの張りと歩行する際のふらつき感があると訴えている。

初検時の痛みはほとんどない。ふらつきは今までもあったが足腰の痛みがともなっていたので、痛みが元でふらついていると本人も思っていた。痛みが無くなってもふらついている。おかしい?

再検査をすると、右の前半規官と右大脳、左小脳の機能低下が診られた。継ぎ足歩行が見事にできない。しばらくお休みしていた「カイロ神経学」治療である。思い出したようにパソコンを立ち上げ「ビジュアル治療」を行った。継ぎ足歩行ができるようになった。

娘さん。他医で「脊柱管狭窄症」の診断を受けその治療を行っていたが改善なし。症状は継続した歩行困難。10mくらいで腰痛と下肢痛が出て歩けなくなる。痛みで眼が覚める。2回の治療後は痛みで眼だ覚めることがなく、畑でジャガイモホリができるようになった。

特別な脊柱管狭窄症の治療などしていない。誤診とはいあわないが、臨床診断を適切に行えば画像診断など過信せず正しい治療法が決定できると思うがなぜか行わない。画像ありきの世界である。変形性膝関節症もだいぶ痛みがとれ可動域が大きくなっていている。波動があった膝はだいぶ引いてきた。今回からPCRTを追加治療を行う。おおもとの原因である。

拳骨

No 323 経過報告(ルーズショルダー)

2006-06-15 | カイロプラクティック
ルーズショルダー
いよいよ大詰めの高校野球。今週末には抽選会があり、対戦校が決まる。ルーズショルダーで半年も専門医(有名なスポーツ外来)で治療をしていた3年生。

あのまま専門医の下でリハビりを続けていたら最悪の夏になっていただろう。リハビリを否定しているわけではない。適切な治療をすればリハビリ以前の問題で「改善」すると言うことである。

治療は至ってシンプルである。神経レベルの治療を行えばいいのである。スポーツ障害のリハビリは「筋肉」が対象になる傾向にある。筋肉が機能しない原因に眼を向けない。筋肉が機能しないのは結果である。その結果を原因と捉えているため本質的な治療を見失ってしまう。

カイロプラクティックは神経レベルの治療で勝負する。筋肉は体育屋に任せておけばいい。勝負どころが違う。半年もリハビリをしていて改善の兆しがなければ改善しないだろう。無駄な時間は選手生命を失う。選手の立場に立って時間との戦いでもある。

昨日で計5回。痛みない。不安定なし。他の選手と同じメニューで全て行っている。何とか大会までに改善した。「ルーズショルダー」名前が先行し不安を増強させ、更にスポーツ障害のリハビリに多大な時間をかけすぎている。そんな情報が氾濫している。

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No 322 ムカデ3 

2006-06-14 | NAETアレルギー治療
ムカデに噛まれた患者さんの治療後の写真である。今日の写真は、3回目の来院時の写真である。

2回目の治療後は、自宅に帰ってから見る見る間に腫脹がひき、痒み、痛みもほとんどなくなった。2回目の治療後のよるには写真のような、手の甲に皺が見え、左右同じような状態である。

右手中指付け根にわずかに噛まれた後が赤く残っているがほとんどわからない。このケースは急性期の治療で、これと言って特別なサンプルがなく、患者さんの傷跡からでていた分泌液(ムカデの毒素が含まれている)を採取してサンプルをつくり治療を行った。

患者さんは、何の疑いもなく治療をさせていただいた結果である。通常はこのようなケースは専門医(皮膚科? 外科?)に行くことが多いがたまたまである。

生死に関わるような毒性を持つものに噛まれたり、ハチにさされてアナフィラキシーなどの緊急を要する治療は専門医の救急処置が必要である。勘違いをしてもらっては困る。


笑い話を一つ。

昨日の患者さんとの会話から。

水虫がありますね。
患者「そうそう。10年位治療していたが治らない。爪まで水虫になり、白く厚くなって爪楊枝でぎしぎしはがしていた。」
つめ水虫は治り難いですね。

患者「風呂掃除をしていたときに、はっと思った。カビキラーをかけたら治るかなともった。2回ほど吹きかけたら治った。はっはっはっは~ カビキラーで水虫が治るんだ。はっはっは~」

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No 321 症例 ムカデ

2006-06-13 | NAETアレルギー治療
先日紹介した「ムカデ」に噛まれた症例の写真を改めてみた。治療前と後でははっきりと改善したことがわかる。

2回の治療後はほとんどわからなくなっている。わずかに「ムカデ」に噛まれた傷跡が赤くなって残っているだけである。もちろん痛みも痒みも無い。昨日3回目の治療後には「100%治癒」の答えが返ってきた。

このブログに写真が掲載できることはわかっていたが、扱い方が解らず症例写真を掲載しなかったが、昨日のボランテァイ写真を載せてみた。できた。これからは面白い症例写真ができたら随時掲載する。(今日の写真は初回時の治療後の写真である。治療後は皺ができ腫れが引いている。この時点で痛み、痒みが無くなっている。)

前々回のNo 319に「ムカデ」に噛まれた治療前の写真を掲載する。今日のNo321に初回の治療後の写真を掲載する。明日は、2回目の治療後の写真を掲載する。何でこんな面倒なことをするのか? 一度に2枚以上の写真を載せるにはどうしたらいいのかわからない。誰か教えてください。 

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