今日はCCRKの仕事納めである。今年はCCRKの今後の方向性を明確に打ち出した年である。20年間臨床をやってきて、ここ3,4年CCRKの方向性を模索していた時期でもあった。
そして、今年はその方向性が明確になり確信が持てるようになった。治療内容を変えることは治療かとしては勇気がいることであり、患者さんも戸惑う。方向転換に確信を持たせてくれた一冊の本がある。
「複雑系思考でよみがえる日本文明」(石川光男著)この本は、西洋と東洋の違いを「複雑系と単純系」「開放糸と閉鎖系」で対比している。カオス理論でもある。もちろん西洋医学と東洋医学の違いでもある。
本来、代替医療は西洋医学と同じことをやっていたのでは意味が無い。西洋医学とは違った観点から「生命」を診なければ意味が無い。見立てや方法はおのずと違ってくる。分野が違うといえるだろう。
「西洋医学=機械論」「エネルギー治療=有機論」と言ってもいいだろう。また、「西洋文化=機械論」「東洋文化=有機論」ともいえる。「機械論=単純系」「有機論=複雑系」ともいえる。身体は機械ではない生き物である。生命を機械的に見ることの矛盾を感じる。
機械的に診ると「心」が結びつかない。「心身ともに」という言葉は正に「人間」をあらわした言葉である。「命と心」は切り離して考えられない。不健康や病気は心身がアンバランスなときに起きる。
治療も「心身ともに」に眼を向けなければ良い結果は出ない。このことは臨床を深く追求していけば理解できる。その臨床で、今年は飛躍的に「心の病」に眼を向け治療を行い、今まで経嫌の無いものまで治療効果が出た。確信が持てた一年であった。
現在の治療法もまだまだかけだしである。来年は更に深く追求していく年にしたい。本年はこれで終了する。・・・皆さんも良いお年をお迎えください。
拳骨
そして、今年はその方向性が明確になり確信が持てるようになった。治療内容を変えることは治療かとしては勇気がいることであり、患者さんも戸惑う。方向転換に確信を持たせてくれた一冊の本がある。
「複雑系思考でよみがえる日本文明」(石川光男著)この本は、西洋と東洋の違いを「複雑系と単純系」「開放糸と閉鎖系」で対比している。カオス理論でもある。もちろん西洋医学と東洋医学の違いでもある。
本来、代替医療は西洋医学と同じことをやっていたのでは意味が無い。西洋医学とは違った観点から「生命」を診なければ意味が無い。見立てや方法はおのずと違ってくる。分野が違うといえるだろう。
「西洋医学=機械論」「エネルギー治療=有機論」と言ってもいいだろう。また、「西洋文化=機械論」「東洋文化=有機論」ともいえる。「機械論=単純系」「有機論=複雑系」ともいえる。身体は機械ではない生き物である。生命を機械的に見ることの矛盾を感じる。
機械的に診ると「心」が結びつかない。「心身ともに」という言葉は正に「人間」をあらわした言葉である。「命と心」は切り離して考えられない。不健康や病気は心身がアンバランスなときに起きる。
治療も「心身ともに」に眼を向けなければ良い結果は出ない。このことは臨床を深く追求していけば理解できる。その臨床で、今年は飛躍的に「心の病」に眼を向け治療を行い、今まで経嫌の無いものまで治療効果が出た。確信が持てた一年であった。
現在の治療法もまだまだかけだしである。来年は更に深く追求していく年にしたい。本年はこれで終了する。・・・皆さんも良いお年をお迎えください。
拳骨