夕方にピークらしいですね。停電にさえならなければ、それなりに楽しい時間を過ごせると思います。退屈しのぎの台風の思い出は色々ありますが、少し怖い話。
昭和30年代後半の夏、今と同じように自宅待機の夜、酒に酔った我が父親が語った体験談。
当時、商品買い付けの為、鹿児島に何度も通っていた父親は、現地で台風直撃を受け沖縄に帰れず(当時は船が交通の主力)旅館に缶詰・・・退屈を持て余した父親は、昼間は旅館の窓から外の景色を眺めて過ごしていた。外は台風の為、様々な飛来物で危険だし、街路樹なども折れていたりして自然災害の凄さと、不謹慎ではあるが高みの見物にワクワクしていた。
すると、ひとりの中年の男が暴風の中、必死に道向こうの歩道を風に逆らいながら、前屈みで歩く姿を見付けた。黒っぽい雨合羽姿で、何か職務でもあるのか港方面に向かっている様子。
そのつぎに起こった出来事は突然であり、我が目を疑ったのだが、男の前方から何か飛んできたと思ったら、男の首が無くなり、首なし胴体だけが2,3歩よたよたと歩き、そのまま倒れ込む。生首は胴体の後方に転がり、飛来物は波トタンの切れ端で、台風により恐ろしい凶器となって断首のむごたらしい事故を起こした。今でもその光景はハッキリと覚えているが、なぜか色彩の無い白黒の世界。
う~怖い話ですが、何が一番怖いかっうと、小学生の子供たちに、トラウマ話をやる、父親が一番怖い。台風の度に浮かれて冒険~なんて落ち着かない腕白な我が子供たちに、ちょっと、ビビらせてやれば、少しは教育的指導になると思ったんでしょうが、おかげで恐い夢にウナセラリ東京・・・違った、うなされた子供の実にもなって頂きたいね。チーン。
今夜は缶詰になる確率大ですね。停電にならない事を願いつつ、昨日の料理。
刺身の酢味噌和え
豚の角煮
厚揚げ豆腐
よんでくれてありがとうございます。