昔の時代劇で高貴なお方、まあ、大抵は殿様ですが病気になると病の床に伏せる、わしは病気だと宣言している記号に「紫の鉢巻」があって、頭の横で結ばれた鉢巻はこめかみに垂れ下がり視聴者である我々は一目で状況を理解する。何の説明も要らず、寝ている殿様が紫の鉢巻をしている映像だけで納得。それぐらい強力なメッセージでしたね。
ゆえに紫=病気の色みたいな刷り込みがあったりして紫色が気の毒に思えるが、実は紫は好きな色のひとつ。先日、紫色のトイレットペーパーを「嗚呼、なんか高貴な感じ」と喜んで購入するも使用時、特に赤ワイン、イカ汁を食した後の「紫+黒いほにゃらら」を目にした途端「うげ~下血、わし死んだかも」と慌てふためいて驚愕。あれ以来紫禁止、白のお尻に優しいタイプに使用限定です。朝から下品ですみません。
という訳で
580円の刺身盛り合わせ・潤旬庵。マンネリ大好き爺なのです。
台風後の市場は心なしか、ざわつきの気配を残し普段とは少し空気が違うように感じられます。週末限定酒場「おとん」で飲ませて下さい、もう少し今夜は帰りたくない鴨
水茄子シャキシャキ
軟骨ソーキポン酢
トマトと塩
台風で暇なおふたり。さっきまで酔っぱらいのおぢちゃん(初来店)のエンドレス会話に耐え忍んでいたキッチンさんと、そのおぢちゃんを早く帰らそうと「おっちゃん、その一杯でお終いやで」といつものブチクンさん。
「神は細部に宿る」と誰かが言ったが、この辺にはガス検診のおぢちゃんしか来ないような気がします。
さて、帰ってみましょうね~。
よんでくれてありがとうさ~。