あんなに恐怖な夜になるなんて思ってもみませんでした。ごくありふれた日常が・・・突然異質な別世界と姿を変えて恐ろしい正体を垣間見せます。これからお話しすることは、どうぞ誰にも話さないで下さい。祟りがあるかもしれませんし、今これを書いている私は重く、どんよりとした気持ちで胸が焼けるような気分です。
ごく普通にガストのランチを頂いて、少し早めに仕事を切り上げて、午後は一人読書します。人一倍怖がりの私ですが、怖がりほど「恐ろしい、怖い話、怪談などに惹かれてしまいます。今、読んでいるのは沖縄の怪談。様々なエピソードのなかで特に恐ろしかったお話を一つだけ・・・
戦後に新築された糸満市の一軒家、新築記念で家族写真を撮ると「日本兵」が写りこみ、それからずっと「あの家には日本兵の霊が居る」と、うわさが絶えず、また家人も度々、幽霊を目撃したので、これでは穏やかな生活など出来ないからと、ユタによる除霊を行うこととなった。一通り拝みを終えてお茶など楽しんでいたユタのおばさんが表情を一変させ「あああ、ここ」と指さすのは押入れ。「中の物、全部出しなさい」と座布団、布団など取り出せば・・・(実は押入れから声がしたり、人の気配を感じたりしていたが、ユタの力を試そうとあえて言わなかったらしい)
新たに拝みが始まり「はい、あんたは栃木ね、もう大丈夫だから、ここから出てきなさい」と人を引きずり出す動きのユタのあばちゃん。その後、次々と霊を引きずり出し、あまりの多さに「休憩の3時茶」まで挟み、合計で50名以上の日本兵、沖縄の民間人、沖縄出身の兵隊などを成仏させた。
最初は苦笑いで、いくらなんでも多過ぎない~?と一人ごちていた私ですが、誰も居ない一人の部屋で徐々に恐怖、怖いと言う感情に心が流れていきます。(押入れから、次々出てくる霊の姿を想像してしまったから・・・)その時、廊下からトントンと人の歩く気配がしたので、うわ~と叫び、恐る恐る廊下に行けば・・・・洗濯機が「脱水」作業を始めていました。お馬鹿さんな私。
そして夜・・・
普段と変わらない、ありふれた日常でした。少しほろ酔いな私でしたが、何か不思議な力というか不思議な意思らしきものに導かれて、ひとりでは絶対に行かないような、なんとなく人間の当たり前の生活する世界ではないような異次元の街に迷い込んでしまった・・・気が付くとふたつの蝋燭を見つめ、なかば放心状態の私が居ました。
これは無意識に撮った写真です。恐ろしいものが写り込んでしまいました。この世のものではなくて妖怪世界の異性物かもしれません。見えた方はご注意ください。自己責任でお願いします。
う~悪霊退散!!(もしくは妖怪退散)
チャンチャン。お後が宜しいようで・・・
よんでくれてありがとうございます。え?詐欺だ~ですか?・・・そうですね~けけけ。
胸やけの原因は油まみれのハッシュポテトでした。うげげ。