この部屋には老婆の霊が居ると見知らぬ女に無理矢理押し込められ、ひとり不安にテーブルの前の椅子に腰かける。そしたら誰かに手首をつかまれグイグイと引っ張られテーブルの上に手の甲を上にしたまま固定されて、動けない。怖くて逃げようとしたら耳元で「そのまま」と言われ、その声が幼い女の子の声に聞こえたから不思議と落ち着きナゼこうするのかと己の手を見る。すると軽いショック(チクッと感電する感覚)を感じ、自分の手に別の存在が霊的な重なりで一体化しようとしている事を感じ、じっと見ていると、ふたつの異なる手首がひとつに溶け合う。それから自分の呼吸に合わせ、息を吸えば若くて小さな女の手に、息を吐けば茶色く染みだらけで薄汚れて伸びきった爪(血が乾いた後にも見える)の老婆の手に姿を変えて見える。その繰り返しをどれぐらい見つめていたか忘れたころ、ふと、君は小さな女の子だったんだね、それが伝えたい事、自分は老婆ではないと知って欲しかったんだねと思った。
「おぢちゃん、ありがとう」と一言聞いたら、目が覚めた。
最近 お疲れのようです。私。なのでルートビアでスッキリ!
よんでくれてありがとうございます