よしたかは回想する。男として生まれ、思春期の後、様々な体験を重ね、無事ストレートに女を欲しがるように成長できたと。中学生のあの頃、亀頭が自然に剥けてきて、病気かと勘違いし慌てて皮を元に戻そうとした事、情報は少なかったのだが先輩や友達から女性に関する事を教わり、初めて性交が挿入を伴なうと知った時のショックや、思いきって挑戦した初手淫の痛い痒い、しかし何とも言えぬ快楽は忘れられないし、手淫が習慣化した今も変わらず最高の楽しみだ。
現在、20代の後半であるがやはり、実体験のなかった、妄想でのみしか手淫を行えなかった中学生の頃が一番ドスケベではなかったか。触れた事すらない女体を空想の世界では、自由自在に操り、思いのままに味わう。日に2、3回は楽勝に射精しておったな、若さの勢いは素晴らしく、一度、着弾地点が腹を大きく超え、自己顔射して苦い思いをしたことがあり、(眼潰し&苦味体験)それ以来、射精前に亀頭をテッシュペーパーで覆い誤爆を防ぐのが習慣となった。
一日も早く童貞を捨て去りたかった、よしたかに転機が訪れたのは高2の夏であった。同級生の清美は周辺から尻が軽く簡単にやれちゃうよ、との同級生情報を頼りに自己の欲望に忠実に清美の気持など何も考えずに、デートに誘った事がきっかけとなって、あれよあれよと言う間に出来ちゃった。ついに童貞ともおさらば~。(詳しい描写は避けますがドタバタです)
よしたか、おのれの欲望を満たすためだけにアプローチした清美、意外な事に処女であった。実は尻軽女デマは同級生1名清美に恋心を抱き、それが屈折して表現された事をきっかけに広まった訳で、では、何故清美が誘いに乗ったかと言うと、よしたかの事が好きだったからとしか言えない。自分の経験の為のステップでしかなかった清美がいつのまにか、この世で一番大切な人に変わった事を、自分が思いもしなかった感情が起こっている事を、よしたかは当たり前だと感じていた。恋は盲目?結局半年後些細な喧嘩から別れてしまう二人。よしたかにとって初めての実態を伴った女だったのだが、あれ以来彼女無し。現在に至る。回想終わり。
続くかも?