どれぐらいかと言うと機内に乗り込んだ瞬間から死相がでておるし、(墜落死覚悟済み)誰が何と言おうと怖い。飛行原理、乗客乗員全ての念力で飛び上がるエネルギーを得ているわけだから、誰か一人でも寝ていると墜落間違いなし。(アホです)
振り返れば40年前、国際線であった那覇鹿児島線(機内食フルコースで食器は全て金属製)で生涯発フライトを経験し、その時には一切怖いことなく笑って一人旅。その後、航空事故報道などで見聞きした内容からトラウマとなり、おまけに、当時付き合っていた彼女にひどい仕打ちをして挙句の果て、棄てるように東京を去り、罪の意識から天罰が下るぞ、と思いつつ搭乗した羽田那覇便、飛行航路の関係から富士山上空を飛行し、墜落しなかったのが不思議なぐらい乗客シェイクし、(最近の全日空逆立ち飛行のサービスしたらしいですね。)HACHI公那覇到着まで1245回死んだ経験あり。もう2度と乗らぬと誓ったが現代人、飛行機なしでは社会生活営めず。
ここから、本題です。どうしても乗らなくてはいけません。どうするか?
(1)前日 徹夜し眠くなるのを待ち、眠ったまま到着
=そもそも怖くて眠れませんがな~徹夜ぐらいでは解決できません。
(2)気絶する
=正解です。方法はスイッチーに殴ってもらうがありますが、気絶するほどの強さの程度の見極め難しいのでお勧めできません。(別の意味で癖になる事あります)
それではどうするか答えは「薬です」その心は
「幻影の書」BYポール・オースター新潮文庫で面白い記述がありました。本の内容案内文まる写しします「その男は死んでいたはずたったー。何十年も前、忽然と映画界から姿を消した監督にして俳優のヘクターマン。その妻からの手紙に「私」はとまどう。自身の妻子を飛行機事故で喪い、(その後極度の飛行機恐怖症となる)絶望の淵にあった「私」を救った無声映画こそが彼の作品だったのだから・・・・。ヘクターははたして生きているのか。そして、彼が消し去ろうとしている作品とは。深い感動を呼ぶ、著者の新たなる代表作」
本当にいい作品でした。作中作など物語は多重に進み楽しめます。
ここで本題に戻って、主人公が仕方なく飛行機に乗るのですが強い薬で「気絶した状態で」フライトを乗り切る部分があり「卑怯だがアメリカぽくっていいな~」と思った訳です。