リュウ庵

尼崎市住む猫大好き人間。
駄文を書くのも好きです。

愚かなギャンブル政策

2023-04-25 11:56:51 | 日記

4月23日(日)9時10分に起きる。少し靄がかかった感じだけど、良い天気。日差しも

昨日より暖かい。布団を跳ね上げて、気持ちよく起きられる。

大阪市と大阪府が申請していたカジノ(を含む総合型リゾート施設=IR)が認可されたらし

い。きれいな言葉で粉飾しているが、要するにホテルなどリゾート施設の中に公営賭博場

(バクチ場)を認める、というのだ。

一攫千金の夢を求めて、バクチ好きの人間が集まり、昔なら「丁(ちょう)だ半(はん)

だ」とばかりに、カネを張って賭博する、ということ。それから上がるお金(テラ銭、あ

ぶく銭)が、府や市の懐(ふところ、財政)を潤す。

時代小説では、貧乏大名や旗本の下屋敷で、毎夜賭場を開いてサイコロとばくで商人や町

人たちを誘い込み、金を巻き上げる。たいていはいかさま賭博で、目つきの悪い用心棒が

目を光らせている・・・おなじみの風景が描かれている。

現代のカジノでは、サイコロの代わりにルーレットやブラックジャックなどで金銭を賭け

る。でも、賭け事、つまり賭博の本質は変わらない。ギャンブルによる悲劇も、後を絶た

ないだろう。カジノに癒着した組織の犯罪も起こるだろう。

なんでこんなバカげた物を、国が率先して「奨励」するのか、全く理解できない。ギャン

ブル依存症が出た場合に、専門の医療機関やカウンセラーも設けると言うから、ご念の入

ったこって。これほど愚かなるギャンブル政策は、他に知らない。

横浜市は誘致の撤回を表明したという。賢明な判断だ。

公営・公認のギャンブルは競馬、競輪、ボートレース、パチンコ(宝くじも含まれるか)

で、十分ではないか。

汗して働き納めた税金を生かして、政治をしてもらいたい。「あぶく銭」で国が栄えたた

めしがない。

 

24日(月)9時15分に起きる。どんより曇り、肌寒い陰気な朝だ。室内の温度計は15度。

午後になっても薄日は時々射すけど、暖かくならない。こんな日は暖かいなべ物ポトフを作

ろう。肉と大根以外は野菜庫にあるので、そのまま転用。他にホウレンソウの胡麻和え、惣

菜1点。

買い物途中に、真っ白いきれいな花が咲いているおうちがあったので、手入れしているご主

人に聞いたら「ツツジです」。さっそく写真を撮らせていただく。シベの周りが薄い黄色に

なっているのが特徴だとか。近づくととても良い香りがした。庭の奥の方からジャスミン

も香って来て、いい気分になった。

 
    <町内で出会った純白のツツジ.