4月23日(日)9時10分に起きる。少し靄がかかった感じだけど、良い天気。日差しも
昨日より暖かい。布団を跳ね上げて、気持ちよく起きられる。
大阪市と大阪府が申請していたカジノ(を含む総合型リゾート施設=IR)が認可されたらし
い。きれいな言葉で粉飾しているが、要するにホテルなどリゾート施設の中に公営賭博場
(バクチ場)を認める、というのだ。
一攫千金の夢を求めて、バクチ好きの人間が集まり、昔なら「丁(ちょう)だ半(はん)
だ」とばかりに、カネを張って賭博する、ということ。それから上がるお金(テラ銭、あ
ぶく銭)が、府や市の懐(ふところ、財政)を潤す。
時代小説では、貧乏大名や旗本の下屋敷で、毎夜賭場を開いてサイコロとばくで商人や町
人たちを誘い込み、金を巻き上げる。たいていはいかさま賭博で、目つきの悪い用心棒が
目を光らせている・・・おなじみの風景が描かれている。
現代のカジノでは、サイコロの代わりにルーレットやブラックジャックなどで金銭を賭け
る。でも、賭け事、つまり賭博の本質は変わらない。ギャンブルによる悲劇も、後を絶た
ないだろう。カジノに癒着した組織の犯罪も起こるだろう。
なんでこんなバカげた物を、国が率先して「奨励」するのか、全く理解できない。ギャン
ブル依存症が出た場合に、専門の医療機関やカウンセラーも設けると言うから、ご念の入
ったこって。これほど愚かなるギャンブル政策は、他に知らない。
横浜市は誘致の撤回を表明したという。賢明な判断だ。
公営・公認のギャンブルは競馬、競輪、ボートレース、パチンコ(宝くじも含まれるか)
で、十分ではないか。
汗して働き納めた税金を生かして、政治をしてもらいたい。「あぶく銭」で国が栄えたた
めしがない。
24日(月)9時15分に起きる。どんより曇り、肌寒い陰気な朝だ。室内の温度計は15度。
午後になっても薄日は時々射すけど、暖かくならない。こんな日は暖かいなべ物ポトフを作
ろう。肉と大根以外は野菜庫にあるので、そのまま転用。他にホウレンソウの胡麻和え、惣
菜1点。
買い物途中に、真っ白いきれいな花が咲いているおうちがあったので、手入れしているご主
人に聞いたら「ツツジです」。さっそく写真を撮らせていただく。シベの周りが薄い黄色に
なっているのが特徴だとか。近づくととても良い香りがした。庭の奥の方からジャスミン
も香って来て、いい気分になった。
