4月7日(金)8時40分に起きて雨戸を開けると、かなり強い雨が降っている。風も
冷たい。
9時20分にコープこうべの宅配品を受け取る。
今日はツキイチに糖尿検診日だけど、杖ついて傘さし出歩くのは危険なので、かかりつ
け医院に予約キャンセル、来週水曜日に変更してもらう。服用している治療薬の一部が
底をつくけど、仕方がない。
一日中雨が降っていたので、買い物にも出かけず、読書三昧。畠山健二のシリーズ「本
所おけら長屋」第20巻(PHP文芸文庫)を読み終える。同じく人気シリーズの今村祥吾
「羽州ぼろ鳶組」7巻目(祥伝社文庫)を読み始める。雨の日は買い物も庭仕事もでき
ないから、読書に浸るに限る。
最近読んだ本で、朝井まかて「輪舞曲(ロンド)」(新潮文庫)が面白かった。松井須
磨子の後継者と目された女優・伊澤蘭奢(いざわ・らんじゃ)と4人の男たちの人生が、
大正から昭和の演劇・文学界、世情をバックにまるでロンドを踊るように描かれていく。
朝井まかてさんは歌人・中島歌子を描いた直木賞作品「恋歌(れんか)」(講談社文庫)、
幕末長崎の女傑・大浦慶の「グッドバイ」(朝日文庫)、葛飾北斎の娘で天才女絵師・
お栄の「眩(くらら)」新潮文庫)、井原西鶴の盲目の娘・おあいの「阿蘭陀西鶴」(講
談社文庫)、幕府公認の遊郭・吉原を作った西田甚右ヱ門を支えた妻・花乃の「落花狼藉」
(双葉文庫)など、時代の荒波を乗り越え、ひたむきに生きる女たちを描いた名作が多数。
「時代小説の名手」と注目されている女性作家だ。
8日(土)9時5分に起きる。昨夜来の雨は上がり、少し冷たいが朝日がまぶしい。
昨日の雨で、カロライナジャスミンの落花が、庭を黄色く染めている。さしずめ「ジャス
ミン散らしの雨」というところか。見上げれば、花は少ししか残っていない。
庭の隅っこの雑草の中に、ツルニチニチソウがはびこり花をたくさんつけている。このつ
る草はとてもたくましく、いつの間にか繁茂している。放っておくと際限もなく庭を占領
する。ひどくならないうちに「駆除」するが、花はきれい。日陰の庭を彩ってくれるので、
しばらく引っこ抜かず見守ってあげよう。
岡田タイガース、1-0の接戦でヤクルトを下して甲子園初勝利,、めでたい。
勝ち方がスリリング。「スミイチ」と言って、初回に1点入れただけで、相手を9回ゼロ封
する。緊迫のあまり、一番肩の凝る勝ち方だ。
「いやいや、それはうれしいよ、だから、おーん」(岡田監督、取材記者との問答で)
<カロライナジャスミンの落花>
<日陰を彩るツルニチニチソウの花>