Since1994 "ROCK BAR" GLASSONION 高田馬場

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ハマショウ考察(╹◡╹)

2016-10-30 | GLASSの日記 "I'll Follow The Sun"



まずは、土曜日の、お詫び!

高田馬場に戻り、店を開けたのが、22:30分でした。

わざわざお越しいただいたお客様。

本当に、本当に、ごめんなさいです。(-_-)zzz









25年ぶりの、浜田省吾のコンサートでした。

大学時代の、僕の唯一の親友が、難関のチケットをゲットしてくれて、浜田省吾行ってまいりました。

(╹◡╹)

休憩も入れ、3時間30分あまりに及びました。

29曲も、演りました。

会場が、埼玉スーパーアリーナだったので、戻りに時間がかかり、大変ご迷惑をおかけしました。

名曲、"路地裏の少年"が、64才の御大による、いきなりオープニングでした。

年齢を感じさせない、パワフルなライブでした。

そして、何よりも凄いのは、未だに、浜田省吾のチケットは、プラチナチケットなのだと言うことです。

僕の、初めて浜田省吾のコンサートは、1985年、読売イーストでした。

その頃、もうすでに、チケットの入手は困難でした。

そして何より、今も、全く、メディア露出をしないアーティストです。

なのに、ずっ~と、チケット入手が難しい、アーティストです。

これだけメジャーで、メディアの露出を、全くやらない大物アーティストは、日本では、他にいないと思います。

ただただ、凄いとしか、言いようがありません。

(^-^;

デビュー40周年だそうです。

ファンも、当然、アーティストと共に年老いていきます。

だから、今では、四十代~六十代が中心でした。

つまり、おじちゃん、おばちゃんが、ほとんどです。

会場へ向かう人々を、後ろから見るてると、普通に、お父さんお母さんの、あの後ろ姿です。

確かに、数年前の、ローリングストーンズ東京公演では、ロックンロール姿を纏うファンが、振り返る度に、たじろぎました。(^-^;

後ろ姿がロックンローラーのお婆ちゃんお爺ちゃんが振り返ると、結果的に、昔ヒットしたホラー映画、バタリアン(^-^;みたいになるわけです。

おそらく、この時代、至る会場で、こんな、景色が見られるのかもしれません。

ある意味、これからの往年のロックスターのコンサートとでは、いつも、ハロウィンです。(笑)

今の少子高齢化が、そのまま、反映されていることにも、なるのでしょう。


家に帰れば、二十代や三十代の子供がいたり、孫がいたり、定年退職して、毎日の時間を、持て余してたり、嫁姑でもめていたり…

そんな世代です。

その、世代が、拳を高く突き上げて、J BOY や、マネーや、ラストショーを大合唱するわけです。

もう一つの土曜日に、ある日を思い出し、ウットリするわけです。

当然、自分もその、おっちゃんの一人なのですが…

(^-^;







では、浜田省吾の魅力とは、いったい、何なのでしょう。

井上陽水や玉置浩二のような、歌唱力があるわけでもないし、決して、器用なボーカリストでもない。

中島みゆきや、さだまさしのように、歌詞が文学的だったり、言葉の選別が、優れてるわけでもない。

楽曲も、どこにでもありそうな、ありふれたメロディです。

インテリ風でもないし、ことさら、永ちゃんのようなように、極端な個性派でもないし、リアルな社会派でもない。


どこまでも、どこまでも、どこまでも、普通のソングライター。

そんな、どこにでもいそうなシンガーが、なぜ、この30年以上も、プラチナチケットなのか…⁇






僕は、昨夜、見つけた気がしました。

浜田省吾は、ファンに対して、音楽に対して、どこまでも、どこまでも、真面目で、誠実で、正直で、真っ直ぐを…、貫ける人であること。

スタッフに対しても、とても、誠意のある人だと、聞きました。

揺るぎない、浜田省吾の人気の秘密は、それに尽きると思いました。

同じように、イチロウや、三浦カズなど、みんな、共通していますが、…のために並大抵ではない努力家だと言うことです。

世のほとんどが、表面だけで、人を判断します。

結果しか見ようとしません。

それは、いつの世も、どこの国でも同じでしょう。

黙々と、淡々と、努力する人を、嘲笑する人が、たくさんいます。

ところが必ず、いつの世も、そんな人が、ある日、脚光を浴びます。

浜田省吾には、そんな、人間の約束を、わかりやすく、音楽の姿勢で示すから、ファンは、それぞれの日常で、基準をもらえるから、ファンであり続けるのでしょう。

人間は、人間が教えてくれるんですね。



しかも、浜田省吾は、東北震災には、個人的に、億単位で、被災地に寄付をしてる、凄い人だと知りました。

そんなことなど、全く、自分の宣伝材料にしてないから、凄いですね。

つまり、浜田省吾と言う人物は、アーティストである前に、人間性が格別に優れた、素晴らしい人物であることが、想像できます。

そのことに、ソングライター浜田省吾の、揺るぎない魅力の全てが、あるのだと思いました。

やっぱり、人間、誠実で、直向きであること。
ただ、その二つ‼︎

これは、人生のあり方としての、座右の銘だと思いました。

いやはや、勉強になりました。

反省ばかりです…(-_-)zzz