まずは、土曜日の、お詫び!
高田馬場に戻り、店を開けたのが、22:30分でした。
わざわざお越しいただいたお客様。
本当に、本当に、ごめんなさいです。(-_-)zzz
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25年ぶりの、浜田省吾のコンサートでした。
大学時代の、僕の唯一の親友が、難関のチケットをゲットしてくれて、浜田省吾行ってまいりました。
(╹◡╹)
休憩も入れ、3時間30分あまりに及びました。
29曲も、演りました。
会場が、埼玉スーパーアリーナだったので、戻りに時間がかかり、大変ご迷惑をおかけしました。
名曲、"路地裏の少年"が、64才の御大による、いきなりオープニングでした。
年齢を感じさせない、パワフルなライブでした。
そして、何よりも凄いのは、未だに、浜田省吾のチケットは、プラチナチケットなのだと言うことです。
僕の、初めて浜田省吾のコンサートは、1985年、読売イーストでした。
その頃、もうすでに、チケットの入手は困難でした。
そして何より、今も、全く、メディア露出をしないアーティストです。
なのに、ずっ~と、チケット入手が難しい、アーティストです。
これだけメジャーで、メディアの露出を、全くやらない大物アーティストは、日本では、他にいないと思います。
ただただ、凄いとしか、言いようがありません。
(^-^;
デビュー40周年だそうです。
ファンも、当然、アーティストと共に年老いていきます。
だから、今では、四十代~六十代が中心でした。
つまり、おじちゃん、おばちゃんが、ほとんどです。
会場へ向かう人々を、後ろから見るてると、普通に、お父さんお母さんの、あの後ろ姿です。
確かに、数年前の、ローリングストーンズ東京公演では、ロックンロール姿を纏うファンが、振り返る度に、たじろぎました。(^-^;
後ろ姿がロックンローラーのお婆ちゃんお爺ちゃんが振り返ると、結果的に、昔ヒットしたホラー映画、バタリアン(^-^;みたいになるわけです。
おそらく、この時代、至る会場で、こんな、景色が見られるのかもしれません。
ある意味、これからの往年のロックスターのコンサートとでは、いつも、ハロウィンです。(笑)
今の少子高齢化が、そのまま、反映されていることにも、なるのでしょう。
家に帰れば、二十代や三十代の子供がいたり、孫がいたり、定年退職して、毎日の時間を、持て余してたり、嫁姑でもめていたり…
そんな世代です。
その、世代が、拳を高く突き上げて、J BOY や、マネーや、ラストショーを大合唱するわけです。
もう一つの土曜日に、ある日を思い出し、ウットリするわけです。
当然、自分もその、おっちゃんの一人なのですが…
(^-^;
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では、浜田省吾の魅力とは、いったい、何なのでしょう。
井上陽水や玉置浩二のような、歌唱力があるわけでもないし、決して、器用なボーカリストでもない。
中島みゆきや、さだまさしのように、歌詞が文学的だったり、言葉の選別が、優れてるわけでもない。
楽曲も、どこにでもありそうな、ありふれたメロディです。
インテリ風でもないし、ことさら、永ちゃんのようなように、極端な個性派でもないし、リアルな社会派でもない。
どこまでも、どこまでも、どこまでも、普通のソングライター。
そんな、どこにでもいそうなシンガーが、なぜ、この30年以上も、プラチナチケットなのか…⁇
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僕は、昨夜、見つけた気がしました。
浜田省吾は、ファンに対して、音楽に対して、どこまでも、どこまでも、真面目で、誠実で、正直で、真っ直ぐを…、貫ける人であること。
スタッフに対しても、とても、誠意のある人だと、聞きました。
揺るぎない、浜田省吾の人気の秘密は、それに尽きると思いました。
同じように、イチロウや、三浦カズなど、みんな、共通していますが、…のために並大抵ではない努力家だと言うことです。
世のほとんどが、表面だけで、人を判断します。
結果しか見ようとしません。
それは、いつの世も、どこの国でも同じでしょう。
黙々と、淡々と、努力する人を、嘲笑する人が、たくさんいます。
ところが必ず、いつの世も、そんな人が、ある日、脚光を浴びます。
浜田省吾には、そんな、人間の約束を、わかりやすく、音楽の姿勢で示すから、ファンは、それぞれの日常で、基準をもらえるから、ファンであり続けるのでしょう。
人間は、人間が教えてくれるんですね。
…
しかも、浜田省吾は、東北震災には、個人的に、億単位で、被災地に寄付をしてる、凄い人だと知りました。
そんなことなど、全く、自分の宣伝材料にしてないから、凄いですね。
つまり、浜田省吾と言う人物は、アーティストである前に、人間性が格別に優れた、素晴らしい人物であることが、想像できます。
そのことに、ソングライター浜田省吾の、揺るぎない魅力の全てが、あるのだと思いました。
やっぱり、人間、誠実で、直向きであること。
ただ、その二つ‼︎
これは、人生のあり方としての、座右の銘だと思いました。
いやはや、勉強になりました。
反省ばかりです…(-_-)zzz