たまたま偶然に、出会った言葉。
"一歩"
まるで、僕を待ってくれていたような気さえしました。
だから、言霊となって、僕の丹田にストーンと収まりました。
"一歩"
いい響きです。
"これからの我が人生、座右の銘"
♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
…
日曜日の夜空を、金持ち観光客相手の、豪華遊覧飛行のヘリが、新宿上空を旋回しています。
ダイヤモンドを散りばめたような東京の夜景は、さぞかし絶景でありましょう。
人間もまた、蛍だ。
地上には、1200万もの蛍が、1200万通りの灯りを、今夜も一生懸命放っているのだ。
例えば、どんなに目を覆いたくなるような、路地裏のスラムの、どんよりとした街の灯りも、遥か上空から眺めれば、宝石の瞬きに、見えてしまうもの。
では、幸せもまた、のようなもの?
なーんて、秋の夜は、そんな気持ちになるものです。
♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
先週の、金曜日から土曜日にかけての、冷たい土砂降りの雨が、まるで嘘のようです。
土曜の夜は、ピカピカの雨上がりの夜空でした。
ミッドナイト イン 高田馬場。
僕は、神田川を渡る小さな橋の上から夜空を見上げ、清志郎の名曲を、口ずさんでいました。
毎日、そして毎日、世界中で、誰かが泣いて、誰かが笑って、誰かが怒り、誰かが怯え、誰かが祈ってる。
そんな世界の、この時代にお前は生まれ、たまたま、生きているに過ぎない。
そう分かってはいるつもり、でも、そうは全てを割りきれるものでもない。
だから、もう、そういちいち、極一部の、見出しだけを切り取って、感傷的になるな馬鹿野郎!
酔いどれ師匠から、いつも叱咤されます。
でも、僕はまだ、懲りません。
あたしゃ、まだまだ…
親鸞聖人を理解するには、程遠い道のりのようです。(^-^;
鴨長明の昔から、みんな、時には、世を俯瞰し、同じセリフをつぶやきながらも、その後は決まって、あゝ腹が減った。
なのでしょう。
なーんちゃって!なんです。
それが人間。
目の前の個人的な問題が、優先されるのです。
あれも愛、これも愛、たぶん愛、きっと愛♬
それこそが、念仏の本音なのではないでしょうか。
m(__)m
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先週は、トムペティの訃報を知り合掌しました。
そして、ラスベガスと、茨城で起きた、とても、重く、切ない事件に、ただ、絶句しました。
やり場のない出来事は、悲しみをも超えて、大きな虚無感に襲われてしまいます。
唯一人間だけが、やってしまう大罪です。
なのに、もう一方の僕は、この三連休で、店がヒマなことを、大問題と嘆いているのでした。
あれも愛、これも愛、たぶん愛、きっと愛♬
なのです。
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冷たい激しい雨の後には、素敵な秋晴れが、ちゃんと待っていたのに!
かけがえのない雨上がりの夜空を、茨城の、パパイヤ鈴木風のお父ちゃんは、どうして、待てなかったのだろう。
悪人じゃないから、ただ、待てなかっただけでしょう。
罰したいのは、誰よりも自分だった。
この男もまた、遠藤周作が描く、主人公の嘆きです。
ラスベガスのホテルの高層階から、銃を片手に、見下ろす下界は、男には、どう映ったのだろう。
逃げ惑う、人の姿を、彼はどう見分けたのだろう。
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今週、小池劇場も、いよいよクライマックスです。
小池百合子の希望の党は、劣勢とみせかけ、実は、大どんでん返しがあると、僕は見ています。
映画スティングそのものの気配がしてなりません。
人間が、いったい何をしでかすのか、それを観てみたい。
今回の選挙は、実に面白い!
そして今週も、僕は、僕の、まず一歩から…