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弧状列島,共助,太田成男のちょっと一言 ニッポン放送「ひだまりハウス」に9月6日出演

2020-09-06 16:56:39 | 連絡
ニッポン放送「ひだまりハウス」に出演します。(2020.8.28)
ニッポン放送 9月6日午前6時25分〜6時54分に放送される「ひだまりハウス」に出演します。この番組は、「うつ病・認知症について語ろう」がテーマで、認知症への水素の予防・治療効果についてお話をします。
ニッポン放送の波長は、FM93、AM1242
番組のHPは、https://www.1242.com/hidamari/
 
 

 
裁判における「請求の放棄」とは、100%敗訴確定と同じです。(2020.7.31)
 前々々回のブログで、私にかかわる裁判において、日本トリム社が「請求の放棄」したことを報告しました(http://shigeo-ohta.com/topics176/)。私が「不本意にも裁判自体が終了してしまった。」と書いたので、私に不利な結果だったのか?結局どういうことなのか?との質問がありました。誤解があるといけませんので、説明させてください。
 「請求の放棄」とは、訴訟をおこした側(日本トリム)がみずからの請求(信用毀損による4000万円損害賠償)に理由がないことを認め、相手方(私)の反対主張を全面的に受け入れることです(世界大百科事典に括弧内の説明を追記)。請求の放棄調書の記載については、確定判決と同一の効力が認められています(民事訴訟法267条)ので、請求の放棄というのは、訴えを起こした日本トリムの100%敗訴が確定したことと同じです。
 私が「不本意」と思ったのは、裁判所から詳細を記載した判決を出してほしかったからです。
 日本トリムの電解水素水生成器については、当時「水素たっぷりの」とテレビコマーシャルをしていました。しかし、わずか水素濃度は0.2 ppm、飽和濃度の1/8、17社中16番目の濃度(水素が検出されなかった2社の「自称水素水」は除く)という結果を国民生活センターが公表したのですから、それに関して、婉曲に公益的なコメントを出さざるをえなかったのは、専門家としてしかたないことです。なお、私からは、日本トリムの名前はだしませんでしたが、日本トリムは自社のことを言われたと思っただけです。
 ご心配をおかけしました。
最近、水素(または水素水)に関して「効果がない」と強調する人が見受けられるようになりました。水素の効果に関する研究は着実に進められて、様々な方面から、かなりの研究成果がすでに発表されています。
以前(2016.3.10)にも、水素の臨床試験の結果を報告していますが、あらためて最新報告をさせていただきます。DBと記載されているのは、二重盲検テストの結果です。
(1) 虚血再灌流関係(急性疾患)
脳虚血(腹腔注射)(人数38)
心肺停止蘇生 (水素ガス)(人数5人:統計解析なし)
(2) 炎症抑制関係
炎症性またはミトコンドリア性筋症(水素水)(人数31)DBを含む
関節リウマチ(水素水)(人数20)
関節リウマチ(関節注射)(人数24)DB
歯周病(水素水)(人数13人)DB
運動後の筋肉痛(水素入浴)(人数20人)DB
(3) 脳神経変性病関係
パーキンソン病(水素水)(人数17)DB
(4) メタボおよび代謝関連
2型糖尿病と境界型糖尿病(水素水)(人数30)DBを含む
メタボリックシンドローム(水素水)(人数20)
脂質代謝異常(水素水)(人数20)
脂質代謝異常(水素水)(人数68)DB
静脈血流改善(水素水)(人数34)DB
運動による乳酸血症(水素水)(人数52)DB
筋肉疲労と血液乳酸(水素水)(人数10)DB
(5) その他
慢性腎不全(血液透析)(人数29)
間質性膀胱炎(水素水)(人数30)DB(自覚症状のみの効果)
放射線治療の副作用軽減(水素水)(人数49)DBらしい
圧力皮膚潰瘍(床ずれ)(水素水)(人数22)
紫外線による皮膚障害(水素ガス)(人数28)
慢性B型肝炎(水素水)(人数60)DB (酸化ストレス軽減効果のみ)
運動による筋障害(サプリメント)(人数36)(統計的有意差なし)
シワ、肌のつやなど(水素入浴)(人数6人)(統計解析なし)
詳しくは、以下の拙著をご覧下さい(宣伝でスミマセン)。
「ここまでわかった水素水:最新Q&A:(続)水素水とサビない身体」:(小学館)太田成男著
水素水の国際的標準(ISO)認証へ向かって(2016.10.3)
先日、中国の山東省の泰安市で行われた第三回中国水素医学生物学会の期間中、私も含め日本・中国・韓国・米国の研究者5名が中心となって水素水の国際的標準化へ向かって、International Hydrogen Standards Association (IHSA)を設立しました。ここで、世界で唯一の水素水の標準を決め、国際的な認証を得ようとするものです。中国・韓国でも水素水に関しては怪しい商品が出回ってきているので、ちゃんとした製品を国際的に標準化する必要が生じてきたからです。科学に国境はありません。
世界の製品の標準でもっとも権威と信頼がある認証は、国際標準化機構(International Organization for Standardization、略称 ISO)によるものです。ISOは、国際的な標準である国際規格を策定するための非政府組織で、スイスのジュネーヴに本部を置きます。ISOでは、ほぼ2万ある規格は、工業製品や技術から、食品安全、農業、医療までの全ての分野をカバーしています。
そこで、IHSAで水素水の標準を決め、ISOに認証していただくように働きかけます。幸いなことに5人の中心メンバーの中には、ISO認証に深く関与した経験をもつ科学者もいるので心強いかぎりです。こうすれば、ちゃんとした水素水には、ISOのマークがつくことになり、消費者も商品の選定に困ることはなくなるはずです。
心肺停止の患者さんへの水素ガス吸引治療の研究論文が発表されました。(2016.9.1)
もう1ヶ月になりましたが、5人の心肺停止患者さんへ水素ガスを吸引させた結果の論文が発表されました。論文の題名は、Feasibility and Safety of Hydrogen Gas Inhalation for Post-Cardiac Arrest Syndrome: First-in-Human Pilot Study(心肺停止患者の蘇生時に水素ガスの吸入させる治療の実現可能性と安全性:人を対象にした最初の予備的研究)。私も共著者のひとりですが、慶応義塾大学が中心となった研究です。
この研究では、5人中4人が90日後で「意識は清明、普通の生活ができ、労働が可能である。」という結果がでました。一般には、心肺停止後は命を取り留めても大部分の方は社会復帰が難しいので驚くべき結果です。救急医療においては、命を護るだけでなく、普通の生活ができるようにと社会復帰を目指します。
この論文では、論文の題目にもあるように、実際にこの手順で患者さんへ水素ガス吸引治療が可能なのか、また安全であるかを調べることが目的なので、水素ガスの効果があったことは結論していません。この研究では心肺停止患者さんへの最初の水素ガス治療なので、患者さんの選択の段階でバイアスがかかった可能性があるからです。
2月20日の13時のNHKニュースで、本格的な水素ガス吸引治療研究が始まるニュースが流れたように、全国12の医療機関で心肺停止患者への水素ガス治療がはじまっています(本格的な心肺停止患者への水素ガス吸引治験が始まります 参照)。
実際に水素が治療に使われるようになるには、手順を確かめ、安全性を確認しながら一歩一歩着実に進んでいくことが大切なのです
「水素水とサビない身体」(太田成男著)小学館 2013.11月出版
  
http://shigeo-ohta.com/%e3%81%a1%e3%82%87%e3%81%a3%e3%81%a8%e4%b8%80%e8%a8%80/#73


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