H3ロケット4号機打ち上げ成功 開発も軌道に、H2A譲りの高い信頼性を実証＃2024/11/4＃産経

日本の次世代主力ロケット「H3」4号機が4日午後3時48分、種子島宇宙センター（鹿児島県南種子町）から打ち上げられた。

搭載する防衛省のXバンド防衛通信衛星

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Xバンド防衛通信衛星

https://ja.wikipedia.org/wiki/X%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89%E9%98%B2%E8%A1%9B%E9%80%9A%E4%BF%A1%E8%A1%9B%E6%98%9F

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「きらめき3号」を予定通り分離し、打ち上げは成功した。

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Launch Time and Launch window of X-band defense communication satellite-3 aboard the 4th H3 Launch Vehicle (H3 F4) [Rescheduled]

https://global.jaxa.jp/press/2024/11/20241102-1_e.html

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DSN 3 (Kirameki 3)

The DSN 3 or Kirameki 3 satellite is a X-band communications satellite built and operated by DSN Corporation for the Japanese Ministry of Defense.

DSN Corporation, a joint venture established by SKY Perfect JSAT Corporation, NEC Corporation and NTT Communications Corporation, has been founded to conduct a program to upgrade and operate Japan’s next X-band satellite communications system.

The satellite is believed to be similar to DSN 3 (Kirameki 3) and was likely also built by the same contractors.

Operator: DSN Corporation

Contractors: NEC (prime) ? ; Mitsubishi Electric Corporation (MELCO) (bus) ?

https://space.skyrocket.de/doc_sdat/dsn-3.htm

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H3は初号機が昨年3月、打ち上げに失敗したが、徹底的な原因究明を行って対策を施した2、3号機は成功。4号機で3機連続の成功となり、開発も軌道に乗り始めた格好だ。

 宇宙航空研究開発機構（JAXA）の山川宏理事長は4日夜、同センターで記者会見し「打ち上げは延期が続いたが、万全を期して臨み、成功をご報告でき安堵（あんど）している。

今後も実直に実績を積み重ねていく」と晴れやかな表情で語った。

 

H3は、今年度中に50号機を打ち上げて引退する現在の日本の主力ロケット「H2A」の後継機として開発された。

H2Aは、49号機中48機の打ち上げに成功し、世界的にも高い信頼性を誇る。H3が3機連続で打ち上げに成功したことは、その高い信頼性を受け継いでいることの実証で、今後の衛星打ち上げ受注にも弾みがつきそうだ。

また4号機は、H3として初めて地球からの高度約3万6000キロに位置する静止軌道への衛星投入に挑み、成功した。

静止軌道は民間衛星の打ち上げ需要も大きいことから、日本が宇宙ビジネス拡大を狙う上で、極めて重要な一歩となった。

https://www.sankei.com/article/20241104-NNSWSOU5BJICLI43KEZZUBAGQQ/