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おおば・かるろす◎Dots for創業者兼CEO。
Amazonやリクルート、WASSHA、C Channelなどを経て、21年10月、Dots for創業。
100カ国近くを旅したバックパッカー。
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大場カルロスが2021年に設立したDots forのミッションは「2030年までに西アフリカの地方部に住む2億人がインターネットにつながってその利便を享受できる社会を作る」だ。
同社は現在、ベナンやセネガルの農村部にて無線通信網を構築し、マーケットプレイスや動画配信など各種デジタルサービスとスマートフォンをセットで販売している。
アフリカの地方農村部には、水道や電気、通信などのインフラが整備されていない1000人規模の集落が点在している。
アフリカの地方農村部には、水道や電気、通信などのインフラが整備されていない1000人規模の集落が点在している。
「世界を旅するなかで、先進国と発展途上国の違い、発展途上国でも都市部と地方の農村との違いを見て、農村だけが取り残されていると感じた。
僕らが解決したい課題は、インターネットにつながらないために起きる情報格差と収入格差だ」(大場)
同社は集落内に複数の無線ルーターを配置し、Wi-Fiのメッシュネットワークを構築し、「村のデジタルコンビニ」として各種デジタルサービスを提供。
スマートフォンを割賦販売し、サービス利用料も含めて提供するかたちだ。
サービスは農村での副業支援に特化し、畜産、大工、塗装業などの職業訓練動画でスキルを身につけられ、マーケットプレイスで機材や資材を購入し商品販売などで収入増につなげている。
「最近は、Web3のプレイ・トゥ・アーンや、AI分野のアノテーション(注釈)の仕事を斡旋している。
村にいながら外貨を得たり、副業によって住民たちの生活水準が向上し、人生の選択肢を増やすことにつなげたい」
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