子ども時代、草花にあまり関心がなかった。
大人になってからも無関心とまでは言わないけれど、草花に詳しくないまま歳を重ねている。
「彼岸花」という花の外観と名前が一致したのも、ここ何年かのコト。
実家にその花が植えられているコトすらも知らなかった。
実家の庭では、大分出身である亡き親父の母、つまりボクの祖母から譲り受けた彼岸花が毎年花を咲かせている。
二年前に親父が亡くなってから、なんとなくその彼岸花を意識する様に。
二年前に親父が亡くなってから、なんとなくその彼岸花を意識する様に。
先日、そんな彼岸花が母から送られてきた。
もちろんこちらでも手に入るのだけど、実家の母に送ってもらったコトに意義がある。
早速、亡き親父ゆかりのシンボルツリー「サルスベリ」の下へ植えるコトに。
亡くなったばぁちゃんと親父が、そこに一緒にいるような不思議な感覚だ。
早速、亡き親父ゆかりのシンボルツリー「サルスベリ」の下へ植えるコトに。
亡くなったばぁちゃんと親父が、そこに一緒にいるような不思議な感覚だ。
故郷から遠く離れて暮らすボクを、家族を、そこから見守っていてくれている…そんな感覚。
故人を想う。
実家やお墓が近くにないからこそ、そういうコトを大切にしたい。