民平的幸せ体感記3【40代編】

かつて世界一周一人旅をした「みんぺ~」のユルくてどうでもいいブログ。ちょっとハッピーな気持ちになれるとかなれないとか。

兄弟三人グルメ探索〜東京ランチ編〜

2018年02月08日 | 日記
新宿で弟二人と合流。

式場までのルート確認などは、三番目の弟に任せておいた。

式場まではタクシーかな。

歩いても20分くらいみたいだけどね。

今や2児の父、すっかり大人になった三番目の弟は、落ち着いてそう教えてくれた。

時間は一時間半近くある。

大人になったボクたち三人は余裕に溢れていた。

大人になるって本当にステキだ。

さて、昼飯何にしようか?

新宿駅前なんてありとあらゆる店がある。

まさに選び放題だ。

大阪から来た四番目の弟は言った。

関西って蕎麦屋が少ないから蕎麦食べたいなー。

関西は蕎麦よりうどんらしい。

蕎麦イイね。

オレは何でも良いよ。

せっかく東京来たんだしさ、美味しいもの食べようよ。

とりあえず式場方面に向かって歩いていけば何かあるでしょ。

だってここは東京だもん。

世界中の美味いモノが集まる街、それが東京シティーだ。

きっと美味いものに出会える。

ボクたちはとりあえず中野方面に向かって歩き始めた。おしゃべりしながらのこの時間が楽しい。

ボクたち兄弟は本当に仲が良い。

ふと、気付いたら飲食店があまりないゾーンに入っていた。

これは、我が一族のあるあるな展開だ。

選び過ぎて結局どんどん時間が無駄に過ぎていく。

嫁に来た女子たちが最もストレスを感じる展開でもある。

そんな一族の代表三人はひたすらに前向きだった。

大丈夫、ここは東京シティーだ。

絶対に美味しいものにありつける。

もう少し歩けばきっともっと美味しそうな店が待っている。

だって、ここは東京シティーなんだから。

選び過ぎて結局コンビニだったりしてね。

いやーそれはさすがにないでしょ。

笑いながら歩いていると、レストラン街のあるビルを発見。

ほーら、やっぱり。

さすが東京シティー。

勝ち誇った表情の三人は、吸い込まれるように地下街へ。

パスタ、そば、肉、寿司、和食、中華…選び放題!

…と思いきやどこも行列だ。

東京のお昼時をナメていた。

行列に並んでいる時間はない。

地下街を出て、三人はまた式場に向けて歩き始めた。

時間はまだある。

今、見つけて入れば大丈夫。

…と思って入った店がことごとく満席。

気がつけば時間は開始30分前。

大丈夫…じゃない!!!

結果、美味いモノを探し続けて新宿から一時間弱歩いた結果、行き着いた店が…もはや他を探す余裕はなかった…。東京の松屋はやっぱり違う(笑)

そんな相変わらずなボクたち孫を、ばあちゃんはいつも通りの笑顔で迎えてくれた。

大好きな皆と大好きな花に囲まれて、穏やかに眠るばぁちゃんと、思いきり泣いて、お別れしてきた。

ばぁちゃん、沢山の幸せをありがとう。

さようなら。

享年93歳、トヨばぁちゃんは天国に旅立った。参列出来なかった皆の分まで、心を込めて見送ってきました。

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