民平的幸せ体感記3【40代編】

かつて世界一周一人旅をした「みんぺ~」のユルくてどうでもいいブログ。ちょっとハッピーな気持ちになれるとかなれないとか。

みんぺー、家を建てる〜本日は上棟式なり〜

2019年10月19日 | 建て替え
てか、上棟式ってなに?

『上棟式(じょうとうしき)とは、工事が棟上げ(むねあげ)まで終了したところで執り行う行事で、棟上げ、建前(たてまえ)ともいいます。

「棟上げ」とは、柱・棟・梁(はり)などの骨組みが完成した段階のことです。

もともとは、骨組みが完成した区切りの時期に、ここまで無事に工事が進んだことへの感謝と、完成を祈願する儀式でした。』

だそうです。

別にやらなくても良いけれど、現場の士気を上げるためにはやった方が良い。

そう言われたから、まぁやるか。

そんな程度だったので、当日まで何をやるんだか、どういう意味合いなんだか理解していないボクだった。

神主さんは呼ばず、大工の棟梁さんによる一通りの儀式が始まる。

どうやら上棟式は棟梁さんを中心に行われる儀式のようだ。

若手の棟梁さんの所作は、不慣れな感じだったけれど、普段の大工として働く姿には信頼感と安心感しかない。

神主じゃなくて大工なんだからそれで良い(笑)

ボクたちがますます期待していくコトで、更に頼りがいある良い棟梁になっていくんだろう。

これからも信頼しまくり、安心しまくらせてもらおうと思う。

どうぞよろしくお願いします。

施主挨拶では、無事に上棟まで至った感謝と共にボクの想いを述べた。現在も復興中の台風19号被災地に想いを馳せ、こうして上棟式をやれているコト、雨風をしのげるコトが当たり前ではない。このタイミングで上棟式をするコトにはきっと意味がある。今回の天災を受け、今一度気を引き締めましょう、と。ボクたちには、引き続き期待して見守るコトしか出来ない。

願望をただただ口にし、お金を払うボクたち施主

ボクたちの願望を紙面上で表現し、現場との橋渡しをする設計士さんたち

設計図を「家」にする大工さんたち

他、設備、電気、板金、左官…様々な専門家たちが集まって完成させる「家」

それって超スゴいプロジェクトなんじゃない?

当たり前のコトを当たり前にしてくれる会社、それを長年積み重ねてきた会社に出逢えて良かった。

今更ながら感動し、上棟された家への率直な感想や期待を設計士さんたちに伝えた。家には、屋根、窓、扉が取り付けられ、本日は、ボックス検査と言って、設計士さんと共にスイッチやコンセントの位置を確認して回った。

上棟された家には、単なる木や部品の集合体ではなく、ボクたち家族、設計士さんたち、大工さんはじめ職人さんたちの想いが詰まっている。

そんな家には、愛着と共に、何ていうか「生命」の様なものを感じ始めている。

我が子が初めて一人立ちする。

上棟式は、そんな瞬間と似た感動があるのかもしれない。

「家」が「我が家」になっていく。

無事に生まれて、育って、立ち上がってくれてありがとう、新しい我が家。

そんな我が子みたいな我が家の晴れ舞台のために、故郷の友が祝いのお酒を送ってくれた。遠く離れた街に構えるボクの家に、故郷の風を吹かせるために。そんな友の想いが込められた津軽の地酒である。

感謝。

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