護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

08年4月13日 日曜日  社会保障と官僚の無駄遣い

2008年04月13日 17時32分19秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
08年4月13日 日曜日  社会保障と官僚の無駄遣い

 今日の関西版朝日の朝刊の一面のトップは大きな文字で、

    

 と生活保護自給者の通院費大幅限定と載っていた。

 社会保障も私たちの税金からまかなう。暫定税率で問題になっているガソリン税も私たちの税金からだというのは間違いない。
 この二つの税金の使い方は全く違うが、使う方にすると自分が汗水たらして稼いだものではないことだけは間違いない。

 この中で類似していることは、自分の懐が痛まないから使わねば損だ。正規な手続きさえしていれば、たいして内容も調べなく給付してくれるので、誤魔化しても引き出そうという意識が働いていることだ。
 それが、道路だけに絞った特別会計といいながら、普通では考えられないほどのタクシーチケットを使い、天下りに高額の給料をだして平気な顔をしておられるのだろう。(こちらをクリック)


 社会保障では国家から補助を受けているものと、公の事業と全く違うと思われるが、両方とも詐欺的犯罪だと言うことは間違いない。

 先日から後期高齢者医療保険が社会問題になっている。
 私のように社会の底辺からばかり世間を見ていると、後期高齢者といわれる人々には、経済的に恵まれている方と、生活保護すれすれの階級の人と二分されていると感じている。
 問題は、生活保護すれすれの階級の人々は健康保険料も介護保険も年金から天引きされ、介護を受けるにも其の一割負担が払えない人々が、どれだけ悲惨な生活をしているのに関わらず、ここ数年負担をしいられ被害を被っているのである。

 問題は、一部の不正を働き生活保護を不正に支給受けた者のために規制が強くなり、本来保護を受けられなくては成らない人々が弾き飛ばされることだ。

 因に3月7日の朝日新聞に掲載されていた。ドイツの社会保障制度の表
ドイツの最低生活保障制度
    

失業給付2の自給者の内訳
400ユーロ(6万5000円)以下だと生活保護を受けられるようだ。
    

 最近、大阪など官僚出身でない首長の処では、不正を犯した公務員は退職金も出なくなってきているようだ。これも当たり前のことが当たり前に行われただけだろう。
 政府も見習うべきだ。