護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

4月26日 二部  聖火と成果

2008年04月26日 17時25分19秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
4月26日 二部  聖火と成果

 今朝は、長野の聖火リレーで各局忙しい。

      
 
 また明日は山口県の補選。どのような結果が出ようと与党は道路特例法は衆議院で再可決する意気込みだ。

    

 この法案が、「成長を妨げるか」「景気の刺激になる」神のみが知るだが。

 しかし、朝日新聞の暫定税率廃止がGDPに与える影響のグラフをみていると、

    

 土木工事がGDPにどのような影響を与えるか。これから0.5%の成長を目論むならば、日本中の自然が全くなくなっても土木工事は続けなければならないと思う。
 道路も本当に必要なところにだけに絞るべきだ。

 この、ガソリン税については、与党は絶対必要だけしか言ってはいない。その特定財源から多くの無駄遣いが発見されても、官僚を処罰しても改めるという声は聞こえてこない。問題が表に出ても、

     

官僚は
「支出には法令上根拠があるからご理解願いたい」
と法律を盾にしてチョンであり、都合の良いところに法律が出てくる。

 しかし地方自治の熊本知事は月給を100万円削減24万円にするそうで、全国最低水準 「県民と同じ目線に」たってと載っていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080424-00000022-nnp-l43
 目を大きく開いてみても矢張り給料は減額をしている。霞が関の面々は是等の首長の爪の垢を煎じて飲ませたい。

08年4月26日 土曜日  思いやり予算

2008年04月26日 17時06分47秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
08年4月26日 土曜日  思いやり予算 

 毎日、5大紙の社説を保存しているが今日の産經新聞に
思いやり予算 残念な参院否決と民主党

    

【一部引用】
日本は日米安保条約第6条で米軍に対し、施設・区域の使用を約束している。駐留経費が米軍による施設・区域の安定的な使用を確保し、日米安保体制の運用を円滑にしているのである。

その意味できわめて残念なのは、参院で民主党などが新協定を反対多数で否決したことである。条約承認案が国会で否決されたのは、衆参両院を通じて現憲法下では初めてだ。
【引用終り】

と参議院で其の新協定に反対した民主党にいちゃもんを付けていた。

 申し訳けないが「思いやり予算」の事は知っているがその詳細は、当時は政府の懐具合もよく、国民も景気が良かったのか余り関心はなかった。しかし国家が後期高齢者など、少ない年金から天引きし国民に負担を強いるようになると、この思いやり予算は、何じゃろな、とウィキペディアを覗いてみた。

【1978年6月、金丸信防衛庁長官が、在日米軍基地で働く日本人従業員の給与の一部(62億円)を日本側が負担すると決めたことから始まる。日米地位協定の枠を超える法的根拠のない負担に対して、円高ドル安などによってアメリカの負担増を考慮した金丸が、「思いやりの立場で対処すべき」などと答弁したことから、思いやり予算と呼ばれるようになった。】

 そして、朝日の記事の中にもこのことについて書いているが、この法案を参議院で否決したことについて民主党は米軍基地労組に気兼ねをしているのである。

    

 組織に関係のない人間から見ると、自民党は財閥に目を向け、野党は労組に目を向けている。組織に関係ない人々は何をたよりにしたら良いのだろうか。
 基地労組の人件費は、安保条約で負担している費用で出すべきではないのだろうか。

 恐らく、景気は良くならないだろう。国民とくに国家に対して抵抗のできない弱い階級に対しての負担増は戦時中の日本に回帰しているとしか感じられない。

 思いやりを何処に向けるかが今後の日本の盛衰に大いに関わる感じがしてならない。

 穿った見方だが、先日の名古屋高裁のイラク空軍派遣の違法判決に対して、「そんなの関係ない」と思いやりが微塵もない発言をする航空幕僚長が現れるのである。

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