【18日目】5月27日(水)
天候 朝方雨のち曇り
昨夜から雨模様だった天気も、出発するころには上がっていた。今日は、ここから東へ進み宮古、気仙沼、石巻、仙台までの海岸線(378km)を一気に下ることにした。
訪問するには遅すぎる感もあるが、東日本大震災の爪痕を自分達の目で確かめ、犠牲に会われた方たちに哀悼の誠を捧げるため、親父と母ちゃんは、高速道路で行ける仙台までの道を選ばず、あえてこの道を選んだと言っている。親父は、被災時の悲惨な動画を数多くYouTubeで見ており、そのこともあって、色々な景色に出合っても写真には残さず、記憶だけに留めることにしたようだ。(親父は、ジャーナリストには向かない)
防災庁舎の残骸や奇跡の一本松、まだ残っている瓦礫の山などを遠くに見ながら、車を走らせた。
道路には、当時の津波到達点の標識がところどころにあり、今通っている道は、水没していたところなんだと気付かされた。
また、土地を嵩上げするために土を運ぶダンプカーが数多く走っていたが、今走っているこの道は、当時は瓦礫で通ることが出来なかったんだろうねぇ・・親父はしみじみそう言った。
復興には、あと何年かかるか分からないが、一日も早い復興を祈念して津波で被災した場所に別れを告げた。
仙台駅すぐ横のビジネスホテルに着いて車のメータを見ると4,567.5kmに達していた。
ホテルの部屋のカーテンを開けると、目の前に新幹線が走ってる・・・・・
紫色の新幹線と緑色の新幹線の車両がくっ付いて走っているではないか。駅の横なので、出発と到着のどちらでもゆっくりと走っている。
母ちゃんは大はしゃぎ、親父もつられてはしゃぎ出した。親父たちは、ここでしか見れない新幹線だったので、はしゃいでいたようだ。
新幹線を孫たちに見せようと考えて、タブレットで撮影することにした。
シャッターチャンスを確実にするため、ホテル予約用に持ってきたWin7のノートPCで時刻表を検索し、出発と到着時刻を調べる。
親父のタブレットは、内側にしかカメラが搭載されていないので、ポジショニングが難しい。何回かチャレンジしてやっと写し、LINEで動画を孫たちに送ることができた。
仙台と言えば牛タンが有名だが、ホテルの人に紹介してもらったお店に行くと、牛タン専門店だった。母ちゃん牛タンが苦手だが、ここで食べない訳にはいかない。母ちゃん牛タンの燻製を食べたところ「美味しい」の一言。また食べたいねぇ・・・だって。
東日本の旅も大詰めに近づいてきた。
この先、この旅行の発端となった伊勢神宮に行くことになるが、伊勢神宮まで行くんだったら青森まで行こうとなって、計画した旅である。
仙台から、伊勢神宮まで高速道路を使っても途中立ち寄るところがないので、これまでの旅の疲れを癒す意味も含めて、太平洋フェリーに乗って仙台港から名古屋港まで行くことにした。
明日は、12時50分発となっているので、仙台城跡(青葉城)に立ち寄る。
天候 朝方雨のち曇り
昨夜から雨模様だった天気も、出発するころには上がっていた。今日は、ここから東へ進み宮古、気仙沼、石巻、仙台までの海岸線(378km)を一気に下ることにした。
訪問するには遅すぎる感もあるが、東日本大震災の爪痕を自分達の目で確かめ、犠牲に会われた方たちに哀悼の誠を捧げるため、親父と母ちゃんは、高速道路で行ける仙台までの道を選ばず、あえてこの道を選んだと言っている。親父は、被災時の悲惨な動画を数多くYouTubeで見ており、そのこともあって、色々な景色に出合っても写真には残さず、記憶だけに留めることにしたようだ。(親父は、ジャーナリストには向かない)
防災庁舎の残骸や奇跡の一本松、まだ残っている瓦礫の山などを遠くに見ながら、車を走らせた。
道路には、当時の津波到達点の標識がところどころにあり、今通っている道は、水没していたところなんだと気付かされた。
また、土地を嵩上げするために土を運ぶダンプカーが数多く走っていたが、今走っているこの道は、当時は瓦礫で通ることが出来なかったんだろうねぇ・・親父はしみじみそう言った。
復興には、あと何年かかるか分からないが、一日も早い復興を祈念して津波で被災した場所に別れを告げた。
仙台駅すぐ横のビジネスホテルに着いて車のメータを見ると4,567.5kmに達していた。
ホテルの部屋のカーテンを開けると、目の前に新幹線が走ってる・・・・・
紫色の新幹線と緑色の新幹線の車両がくっ付いて走っているではないか。駅の横なので、出発と到着のどちらでもゆっくりと走っている。
母ちゃんは大はしゃぎ、親父もつられてはしゃぎ出した。親父たちは、ここでしか見れない新幹線だったので、はしゃいでいたようだ。
新幹線を孫たちに見せようと考えて、タブレットで撮影することにした。
シャッターチャンスを確実にするため、ホテル予約用に持ってきたWin7のノートPCで時刻表を検索し、出発と到着時刻を調べる。
親父のタブレットは、内側にしかカメラが搭載されていないので、ポジショニングが難しい。何回かチャレンジしてやっと写し、LINEで動画を孫たちに送ることができた。
仙台と言えば牛タンが有名だが、ホテルの人に紹介してもらったお店に行くと、牛タン専門店だった。母ちゃん牛タンが苦手だが、ここで食べない訳にはいかない。母ちゃん牛タンの燻製を食べたところ「美味しい」の一言。また食べたいねぇ・・・だって。
東日本の旅も大詰めに近づいてきた。
この先、この旅行の発端となった伊勢神宮に行くことになるが、伊勢神宮まで行くんだったら青森まで行こうとなって、計画した旅である。
仙台から、伊勢神宮まで高速道路を使っても途中立ち寄るところがないので、これまでの旅の疲れを癒す意味も含めて、太平洋フェリーに乗って仙台港から名古屋港まで行くことにした。
明日は、12時50分発となっているので、仙台城跡(青葉城)に立ち寄る。