北海道の知床半島と根室半島の間に、海老が体を丸めたようなかっこうで根室海峡に突き出しているのが、野付(のつけ)半島です。
野付半島は全長約26km、わが国最大の砂嘴で、大部分は湿原、砂州、草原で出来ています。
ドドマツやミズナラなどの樹木が、地盤沈下による海水の浸入と潮風で立ち枯れした、荒涼たる風景が広がっています。
1997年7月の写真です。
この写真は保存状態が悪く、画質が劣化していますので、その旨お含み置きください(^^;)。
①~③半島へ向かう途中の牧場風景。
④~⑥トドワラ、ここは学生時代にやってきた。
以前は立ち枯れの木がもっとあったはずだが、少なくなったのには驚いた。
時の経過により風化が進み、立ち枯れの木が倒木となる、これはしかたのないことだ。
上高地の大正池しかり、蓼科の女神湖またしかりだが。
⑦~⑨トドワラの中は木道が整備されて、歩きやすくなっている。
⑩⑪これは半島の付け根にあるナラワラと呼ばれるミズナラなどの立ち枯れ。
⑫海峡側を見る。
操業中の船のうしろは、国後島。
⑬~⑯湿原の向こうには尾岱沼とも呼ばれる野付湾が広がっている。
野付湾は水深が浅い海で、年に2回夏と秋に、伝統的な白い三角帆の打瀬網漁による、ホッカイシマエビ漁が今も行われています。
野付半島は全長約26km、わが国最大の砂嘴で、大部分は湿原、砂州、草原で出来ています。
ドドマツやミズナラなどの樹木が、地盤沈下による海水の浸入と潮風で立ち枯れした、荒涼たる風景が広がっています。
1997年7月の写真です。
この写真は保存状態が悪く、画質が劣化していますので、その旨お含み置きください(^^;)。
①~③半島へ向かう途中の牧場風景。
④~⑥トドワラ、ここは学生時代にやってきた。
以前は立ち枯れの木がもっとあったはずだが、少なくなったのには驚いた。
時の経過により風化が進み、立ち枯れの木が倒木となる、これはしかたのないことだ。
上高地の大正池しかり、蓼科の女神湖またしかりだが。
⑦~⑨トドワラの中は木道が整備されて、歩きやすくなっている。
⑩⑪これは半島の付け根にあるナラワラと呼ばれるミズナラなどの立ち枯れ。
⑫海峡側を見る。
操業中の船のうしろは、国後島。
⑬~⑯湿原の向こうには尾岱沼とも呼ばれる野付湾が広がっている。
野付湾は水深が浅い海で、年に2回夏と秋に、伝統的な白い三角帆の打瀬網漁による、ホッカイシマエビ漁が今も行われています。
この風景をほめていただき、ありがとうございます(^^)。
ここは、私の個人的な思い入れの強い場所です。学生時代この半島の付け根に近いところの、民宿のようなところに泊まり、そこの家の自転車を借りて、先っぽまで2時間近くかけて行ったことがあります。
荒涼とした広がりの中に、立ち枯れの木が林立する異様な風景に、まる一日近くここで過ごしてしまいました。
そして今回、1997年にやってきて、立ち枯れの木がほとんど消えてしまったのに、愕然としたわけです。しかし、かってはあれほどほれ込んだひとなので(^^)、その面影を探して写したのですが、ご覧のようにパッとしない容貌の写真ばかりとなってしまいました(^^;)。
実はもう一度、しつこくも、未練がましくも(^^)、2005年にも行ったのですが、風雨強くほとんど車中撮影となり、早々と引き上げてきました(^^;)。
この風景は砂嘴ともいつかは海中に没し、「失われた風景」になると思います。
画質の悪い、へたくそ写真を掲載したのは、そういうモロモロの思いからですが、ご覧の多くのみなさんは、なんでこんな景色をと??のことだったと思います(^^;)。
津々浦々はむしろ、こだるさんのほうだと、私は感服しています(^^)。
広い砂嘴の中の立枯れた木々の風景が好きです。
ここは行けませんでしたので一、二枚の観光パンフの写真でしか知らない世界、
お写真から独特の世界教わりました。
風景のいせえび先生は全国津々浦々よく歩かれていてすごいお方です(^^)