京都市東山区粟田口にある青蓮院です。
三千院、妙法院とともに天台宗の三門跡寺院(皇族や摂関家が住職をつとめる寺院)とされています。
江戸期、御所が火災の際には仮御所となったため、地名にちなんで粟田御所ともいわれています。
①門前の大楠です。
樹齢800年ともいわれており、このような楠の古木が5本あります。
②
③
④華頂殿。客殿、白書院です。
⑤
⑥
⑦
⑧白書院の内部。
三六歌仙の額とふすま絵があります。
⑨青蓮院にちなんだこの蓮のふすま絵は現代絵画のようで色彩、配色が見事です。
青い蓮華は存在しないので、赤、白、黄色の蓮華と青い蓮の葉が描かれています。
⑩この蓮のふすま絵の前に正座して、しばらく動かない若い女性の姿もありました。
⑪
⑫太閤秀吉が寄進した一文字手水鉢。
残念ながら日本民衆の悪癖、小額硬貨が投げ込まれていて、趣と美観が損なわれてます。
⑬
⑭室町期の相阿弥作の見事な池泉回遊式庭園。
後で下りて歩きます。
⑮門主などの部屋、小御所の内部。
⑯歴代門跡が祀られている宸殿。
⑰そのため左近の桜。
⑱そして右近の橘が配されています。
その2へ続きます。
三千院、妙法院とともに天台宗の三門跡寺院(皇族や摂関家が住職をつとめる寺院)とされています。
江戸期、御所が火災の際には仮御所となったため、地名にちなんで粟田御所ともいわれています。
①門前の大楠です。
樹齢800年ともいわれており、このような楠の古木が5本あります。
②
③
④華頂殿。客殿、白書院です。
⑤
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⑧白書院の内部。
三六歌仙の額とふすま絵があります。
⑨青蓮院にちなんだこの蓮のふすま絵は現代絵画のようで色彩、配色が見事です。
青い蓮華は存在しないので、赤、白、黄色の蓮華と青い蓮の葉が描かれています。
⑩この蓮のふすま絵の前に正座して、しばらく動かない若い女性の姿もありました。
⑪
⑫太閤秀吉が寄進した一文字手水鉢。
残念ながら日本民衆の悪癖、小額硬貨が投げ込まれていて、趣と美観が損なわれてます。
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⑭室町期の相阿弥作の見事な池泉回遊式庭園。
後で下りて歩きます。
⑮門主などの部屋、小御所の内部。
⑯歴代門跡が祀られている宸殿。
⑰そのため左近の桜。
⑱そして右近の橘が配されています。
その2へ続きます。
巨木が実に見事ですね。
迫力が伝わってくる構図が流石だなと思いました。
庭園や蓮の襖絵が雅やかで印象に残りました。
京都の移り変わりを見守って来たかと思うと、感慨深いです。
蓮のふすま絵は、以前に、木村英輝さんの作品展で拝見したことがあるのですが、
こんな感じだったのですね。また訪ねて、じっくり見たいと思います。
この青蓮院の楠の巨木は見事ですね。
これらの楠はどの角度から写しても絵になります。
それが門前や境内に5本もあります。
この庭園は仮御所にもなったくらいで美しく、池泉回遊式なのでゆったりと回って見られます。
襖絵は60枚もあり、すばらしさに目を奪われます。
蓮以外にも、カエルやトンボ、カメなども描かれています。
2005年に木村英輝氏によって作成されました。
不思議と違和感なくお寺の雰囲気にとけ込んでいます。
京都の大寺にも、伝統的な襖絵とともに、このような近代あるいは現代絵画の襖絵がいくつかあるようです。
コメントをいただきありがとうございました。
楠の巨木は樹齢800年ともいわれています。
この前ご紹介した銀閣寺が建立されるずっと以前に芽を出し、応仁の乱など幾多の戦火を見、生き延びてきたのでしょう。
おっしゃるように、じっと京都の移り変わりを見守ってきたことでしょう。
精霊が宿っているかのような、これらの木々の声を聞いて見たいものですね。
木村英輝氏の作品展を見られたのですか。
さすが京都人ですね。
私は恥ずかしながら、今回調べていて初めて名前を知りました。
従来の伝統的な画材にこだわらず、現在の画材が使われているようです。
この青い蓮の葉をデザインした手提げ、ハンカチ、財布、コーヒーカップなども商品化されているようです。
京都の町中にも、私は見たことがありませんが、この青蓮院ブルーともいうべき青がいくつか使われているようです。
私ももう一度じっくりとながめ、写したくなりました。
コメントをいただきありがとうございました。