風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

黎明の出漁 

2017-12-22 | 三重県・海・伊勢湾
 日の出の時刻が遅くなっているとはいえ、漁船の出漁は早朝、日の出の前か少し後です。
 早く船出するイワシ漁は未明からずっと沖合で操業しています。
 未明の出漁風景も写したことがありますが、真っ暗の中での動く船なので、写真になりませんでした。
 今回は日の出前後の出漁風景を中心にまとめてみました。
 鈴鹿市白子漁港です。
 なお、朝日夕日のはでな色の写真にばかり頼るのはよくないのですが、やはりこの時間帯がダイナミックに風景や色彩が変化します。
 私は青い海の風景をながめているのが好きなのですが、写真的には変化に乏しいことが多いため、どうしても朝夕の風景を写すことが多くなってしまいます。

①赤い灯台。
 沖から港へ入って来る船は、この赤い灯台を右手に見ながら入港します。


②魚の水揚場付近。
 まだ帰って来る船はありません。


③釣り桟橋です。
 イワシは沖合へ去り、セイゴも釣れないので人影はありません。


④北防波堤へ移ってきました。








⑦日の出の海に出漁です。
 この後、次々に出漁して行きます。


























⑯ルアーでの釣り人がひとり。
 「釣れますか」「さっぱりです」
 中にはクーラーの中を見せてくれる人もいますが、これでいいのです。
 「どちらへ」「ちょっとそこまで」と同じ単なるあいさつで、問い詰めるようなものではありません(^^)。

 
 漁港の近くに、ととりん(魚魚鈴)という鈴鹿漁協の直販店があります。
 ここでは新鮮な前浜の魚介類だけでなく、他県の鮮魚や海産物、干物なども販売しています。
 スーパーなどに比べ、とにかく新鮮で安いので、開店9時半には行列が出来ています。
 30分もすればめぼしい魚は売り切れてしまい、残っているのは人気のない魚介類か干物だけという状態です。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿