死が近づいた時に起こる現象とは?…終末期ケア専門ホスピスナースの体験談

2020年10月03日 | 病気 余命を考える 死を迎える準備

死の予兆?死が近づいた時に起こる現象とは?…終末期ケア専門ホスピスナースの体験談

10/1(木) 7:30配信
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まいどなニュース

ターミナルケア専門ホスピスナースのハドリーさん(本人提供)

 ルイジアナ州ニューオーリンズ在住のハドリーさんはSNSで話題を呼んでいる「ターミナルケア専門」のホスピスナース。優しい口調で率直に実体験を語ることから、ホスピスや終末期ケアに興味があるユーザーの関心を得ています。「ココロ温まる、死がテーマ」の絵本を手掛けている私にとっても関心が高いところです。

【写真】まさに美男美女のハドリーさん夫妻…2人のお子さんもカワイイ

 そこで、患者にまつわる奇跡的な話や、勤務中の怖い体験をオープンにシェアするハドリーさんに、死の予兆や死が近づいた時に起こる現象を教えてもらいました。

―ホスピスナースのお仕事について教えてください。

 終末期ケア専門のホスピスでナースをしています。余命6カ月以下の患者さんの家を訪れて24時間体制で看護したり、残されるご家族へのケアや死後の処置を行ったりします。

―ホスピスナースのやりがいとは?

 とても深く患者さんやご家族と関わることができることですね。自宅で長期間にわたり看護をするので、家族の一員になったような気分になることもあります。長年痛みに耐えてきた患者さんをケアできることにとてもやりがいを感じます。

―死の予兆について投稿したビデオが反響を呼びました。死が近づいた時に起こる現象について詳しく教えてくれませんか?

 死の数カ月前になると、患者さんの多くは睡眠時間が長くなり、会話が減ります。ニュースや時事問題に興味がなくなり、訪問者をイヤがることも。だんだん食欲もなくなって、まず肉類を食べなくなります。また、食べ物の代わりに水やスムージーなどの水分をほしがる人が多いです。

―そうなんですね。その他には、どんなことが起こりますか?

 死の数週間前には、目に見えない人と会話をするなど、ほとんどの人が混乱の兆候を示します。さらに睡眠時間が増え、1日に数時間しか起きなくなります。

―快方に向かうような場面があると聞いたことがありますが。

 死の数日から数時間前になると、急に元気が出ることが多いです。例えば、寝たきりだった人が座って食事を完食し、また歩くようになったり、何カ月も話さなかった人が家族とおしゃべりをしたり。この変化に気づくのが難しい場合が多く「元気になった」と勘違いするご家族もいます。急に元気になったように見えたのに、その直後に体調を崩し、昏睡状態に陥ったり、ずっと寝たきりになる患者さんが多いんです。

―見守る家族も大変ですね。その後は?

 それから手や足が青くなるほか、血圧は非常に低いのに心拍数が上がることもよくあります。呼吸が停止する前には、呼吸が非常に不規則になり、無呼吸の間隔が延びます。

  ◇  ◇

 この世に生まれたからには「死」は避けられないことです。人生の最後に近づいた患者さんがくれたアドバイスや、余命数週間の末期がん患者の驚くべきストーリーなどをシェアするハドリーさんのビデオから、いまをどう生きるか、考えさせられることもあるのではないでしょうか。

(まいどなニュース特約・今井 悠乃)


vam***** | 2日前

父を癌で亡くしましたが、確かに亡くなる1週間前に元気になり、コタツに入って普通に会話できました。

それまでみるみるうちに弱っていっていたのに急にシャキッとしたので、医師にはあと1週間もつかどうかと言われていたけど、先生の読みは外れそうだねなんて家族で喜んでいたら、その翌日から意識混濁、寝たきりで会話も不可能となり、医師の読み通りちょうど7日目に亡くなりました。

亡くなる前に一時的に元気になることがあるというのは後で知りました。よくあることなのですね。

私は普段は全然信心深くないのですが、最期に父と穏やかで濃密な時間を過ごすことができて、この時ばかりは神様がプレゼントしてくれた時間のように思いました。

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aya***** | 2日前

大叔父が危篤だと連絡があり
間に合うかどうかという
タイミングで連絡がついた
親族一同が何とか間に合った。

ずっと意識がなくて何日も寝たまま。
このまま亡くなってしまうのかと
ベッドの周りでみんなで眺めていたら。

いきなり大叔父が目を開けて
「みんな仲良くな。。。」と告げて
直後に息を引き取りました。
ビックリするやら悲しいやらで
みんな呆然としてしまいました。

あのとき一緒に看取った親族は
10年以上経った今でも
「あの亡くなり方が理想の臨終だよね」と
法事のたびに話しています。

実母が亡くなる直前
病室で泊まりの付き添いが続いて
室内で椅子に座りうとうとしていたら。
それより6年ほど前に亡くなった
父が病室に入ってきた気配がしました。
家族には気のせいだと言われたのですが。

その日の深夜に母は亡くなりました。
本当に父が迎えに来たのかも?と
今でも不思議です。

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hmu***** | 2日前

日本にも緩和ケア認定看護師がいます。最期だけではなく病気になったときから関わってくれます。
日本の現状も伝えてもらいたいです。

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まどんぬ | 2日前

小6で死んだ実母も死ぬ半年前に劇的に良くなり、一時退院。その直後意識不明になってそのまま死んだ。あの一時的に元気になった姿だけ未だに忘れられない。

他の人のコメントにもあるが神様のプレゼントなのか。

返信2

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********** | 2日前

先日、ペットが急死しました。
前日、部屋の中をウロウロしたり、私の足の甲の上をわざわざ踏んで歩いたり、なんだかご機嫌だなと思いました。
翌日、急に動けなくなり、あっという間に天国へ…。
前日はあんなに元気で楽しそうだったのに…と思いましたが、この記事と同じことを思ってたんです。
動物でももしかしたら何かあるのかなと…。

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jijidian | 2日前

猫を飼っていますが、今まで旅立った猫も死ぬ数日前に一旦元気になることが多かったです。腎不全などでダメだとわかってはいるのですが、一瞬期待してしまうことが今思い出しても悲しいです。

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xxx***** | 1日前

私の親も、病気で入退院を繰り返し亡くなりましたが、最後の入院は明らかにそれまでと違うものでした。病室のTVでも見ていた好きなドラマも見なくなり、新聞記事の出来事を話しても「ふーん。」と無関心な様子。苦しそうにしていた時間は多かったけれど、亡くなる1週間程前は元気を取り戻し、お見舞いに来てくれた親友にも笑顔で答えていました。その時は私はまた話せるだろうと思い1歩下がって親友との時間を優先させてしまったのですが…最後に元気になるとはそういうことだったのですね。こういう状況でも来てもらえるような信頼できる素晴らしい親友でしたが、やはり最後に殆ど親子で話が出来なかったことを後悔します。何を思ってこの世を去っていったのかと今でも時々考えます。

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pen***** | 1日前

今まさに母がこんな感じで(食事と入浴の時以外殆ど寝てる)もうすぐお別れかなと覚悟してるけど、10年前に最初に入院した後も1年位こんなで「お迎えが来た」なんて言うこともあった。
でもその後持ち直して結構元気に10年過ごしてきた。
なのでこの症状があったからと言って、必ずしも全員がすぐに亡くなるという訳でも無いかなと。

今は家で介護してるけど、いよいよとなったらコロナ禍で面会できない病院に入院することになるから、それが辛い。

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uni***** | 2日前

これ猫にもあります。

長患いとか 年寄りに多く見られる現象です。
手持ちのエネルギーを全部使い切って 軽くなってから逝くのかなぁ〜と感じてます。

逆に 笑い話のように勘違いしてしまうこともあり。

現在、いつお迎えが来てもいいような
おじいにゃんがいるのですが
いつもより元気になると「ついにきたか…… 」と冷や冷やしてしまいます。

活性化してくれるのは 嬉しいのですが、
そのたびにこちらの肝冷えまくり〜
この夏 何度騙されたことやら…
幸いなことに 小康状態ですが。

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sve***** | 1日前

平成15年に母を亡くしました、最期は間に合わなかったです。1ヵ月もしないうちに父も母と同じ肝臓病で、長い闘病生活が始まりました。
それから私は4年前に、父の介護の為に、早期退職をしました。
父は、本年7月1日の夜に自宅で亡くなりました。最後を妹家族と共に看取れて良かったのではと思っています。
父は亡くなる日の早朝ベッド内で、母は何処にいると、頻りに言っていました。
私は、父は既に、あちらの世界を垣間見ているのではと感じました。
父の死後、私は、ここ数年父に辛く当たった事を悔やんでいました。
その事を弔問に来て下さった妹の元同僚の方に話した直後、「大丈夫ですよ、お父様は、有難うと言ってます。また、先に逝った母が迎えに来てくれたから安心している。」と僕に告げました。彼女は、聞こえる能力を持っているとの事でした。
テレビのよくある話と以前は思っていましたが、今は不思議な思いです。


gfc***** | 6時間前

がん治療でバス通院していた父が、ずっと元気に自宅にいましたがある日タクシーで病院に行きタクシー内でも元気に会話、そのまま入院。延命するか病院から聞かれ、人の命の選択などできるはずがなく、面会に行き本人に聞けたら聞こうと。
痛み止めの点滴のせいかずっと寝て、表情まで変わり、急な変化に看護師さんにあんなに元気だったのにどうしてあんな表情か受け入れられずに尋ねた。
知らないことが多すぎた。痛み止めを弱くした翌日、元気に会話を母として、本人の意思も聞けた翌日、きっと元気になるねと安心した翌日に旅立ち。
1週間前まで元気に自分で歩き話したのが最後で、本当に気力で頑張っていたのか、子供には強く弱音をはかずこちらの体調の心配ばかりしていた優しい父。まだ受け入れられない。

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aiy***** | 1日前

癌 以外にも 辛い 難病 は、たくさん あります。
こういった 緩和ケア が、もっと、他の病名の方々にも 受けられるようになって欲しい。

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is_***** | 1日前

亡くなる直前って下顎呼吸になると聞きました。
先日、「ボケますからよろしくお願いします」の主人公のおばあちゃんがなくなる直前の様子をテレビで見ましたが、最後のほうは下顎呼吸になっていました。

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qka***** | 2日前

一時的に元気になる以外は必然的な経過と思いますが。

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ash***** | 1日前

父親の弟の嫁さんが病院で亡くなる前に元気になりその後死亡した、癌で亡くなったんだが。
そういうもんかな?

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cos***** | 2日前

おばあちゃんから聞いたことがある
【なかなおり】って

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