フィリピンで透析してるが、、、、、

2019年10月11日 | ヒデは1,人工透析、2,心が弱り40%血液排出、3,リウマチで身体が不自由...

フィリピンで透析してるが、、、、、

きっかけは約2年半前に遡る<<テキーラやバーボンをロックで午前中の10ころから飲む習慣があり、10年前から痛風が始まり、それが関節各所の腫れ激痛というリウマチ状態になり、最後の飲酒となる日に、、、深夜2時ころに膝がズキンとしだして早朝4時に激痛になる>>

妻に救急車で緊急入院させてくれと言ったら、、、妻が=酒の飲んでる罰だ!!そのまま苦しめと<<悪魔のような目つきで午前10まで放置された>> ようやく11時になり緊急入院できたが、注射の痛み止めが全然効かない。

そのまま入院となるが<<フィリピンなので地元で有名な私立病院だが、個室の空きがなく、一番安い大部屋となった!!>> するとエアコンが3台位あるが自分は端っこなのでエアコンがあまり効かない。蟻も居て身体を這う状態。

ドクターに、緊急入院したが激痛が止まらない、これでは入院の意味がないので<<強力な痛み止めを射ってくれと懇願・ドクターが危険だからできないと言うが、、頼む!!>> するとドクターが分かりました処置しましょうと、点滴の管からインジェクションすると、、嘘のように瞬間的に激痛がなくなった=笑顔

すると、意識も遠のいてきて昏睡状態のようになる。一応ナースなどに起こされると目が開いて会話はできるが、すぐに寝てしまう。

とにかく激痛がなくなったので大部屋が嫌だが、個室も空きがないと言うので<<飯も最悪だし=安い病室は飯が日本の刑務所より遥かに粗悪で食えたものではない!>> そこで医者が止めるのだが、退院した。起き上がれないのでまた、救急車で自宅まで、、自分のベットまで運んでもらった。

自宅に帰ったが<<意識が混濁しており自分がどこにいるかわからない。家に多数の人間がいるようなせん妄がでたり、異常にカラーがきれいな現実的な夢を見るようになった。まるで夢の中だが現実的にその中でいきているような夢だ<<今でもたくさんの夢の記憶がある>>

寝たきりで寝返りもできない、、体が動かない状態で意識も混濁している<<こうして12月のクリスマスで自室のテレビを横で付添の妻と見てるが<<意識が混濁してるので半分夢のような感じだった>> 死の恐怖など全然なかったが妻は、だんだんこれは危ないと悟ったようだ。

こうして新年が来て、NHK国際放送の相撲が始まった、、、すると夕方相撲ライブを見ていたら<<顔が腫れてくるような感覚があった>> 妻が外出から帰宅すると、ワタシの顔を見て驚いたように<<顔がパンパンだ!!目が真っ赤だ!!>>と、これは危ないよ、、、病院に救急車呼ぶから行くべきだ、、このままでは死んじゃう!!

などと言うので鏡を見せろと言うと、、本当に異常な顔になってるが、、相撲を見てたので自分の顔が相撲取りになってるんだなどと、、ホザイてると<<呼吸困難に至った>> こうなると冗談かましてるどころじゃない。自分も少しパニックになり、、、、これはまずいなあ~~救急車呼んで緊急入院だ~~~~

こうしてまた緊急入院したが、今度は個室が空いていた。

個室はエアコンにテレビやシャワートイレなど完備する。食事もマシなのが出るが、、貧乏くさいオカズだ。

こうして多数の検査をしたら<<腎臓に結石がある、、片方の腎臓に4この石が有る>> 検査の結果透析が必要だなどと言うが、、、透析は嫌だと拒否する。投薬を多数している。

透析は嫌だ!!断固拒否、、医者と妻が強力に説得するが、、、結果的に透析することになり<<首の血管に仮の透析施術をして透析、、初日は5時間もだ>> リウマチもでてるので身体が痛い。

何回か透析して改善してきたので退院して通院透析となったが<<寝たきりなので、うちの運転手のベットから抱えられて透析に暫く通うが、、自分で自発的に何とか少しずつ体を動かすようにして段々と介護されながら、通院することができた>>

こうして2ヶ月位の間に、、ベットで起き上がる、、、ベットから降りてつかまって立つ、、、少し歩く、、トイレまで行けるようになるなど、、徐々に自分でリハビリして、、車両に自分で乗れる。

さらに、自分で運転する、、通院するとステップを踏んで改善した。

通院の透析は週に2回4時間だったが当初は、リウマチが有るので4時間椅子に拘束が辛かったが、だんだん断酒も影響してリウマチが改善してきた。

腕にシャント手術もでき、腕から透析が始まると<<首から装置を抜いたのでスッキリした>> こうして2年半透析してきたが<<検査データーが良いので、週に1回にしてくれとドクターに懇願するが駄目だが3時間に時短すると言うので、助かった!!!4時間と3時間ではストレスが全然違うのだ、、、ネてたりテレビやスマホ見てるとすぐに時間経過する感覚。

その後もたまにドクターに週イチにして~~##;、、、などと言ってたら、ついにドクターが検査データーが良ければ、、みたいな感じで、、、、

先日のクレアチリン検査などで良好なので(クレアチリン3,9、、その他はヘモグロビンが平均値よりわずかに低い程度で他は正常)ついに週イチになったのだ!!!!

週イチで4時間。

自分で言いだして現実になり喜んだが、内心少し心配で、自分の体の変化をモニターしていたが<<人相が疲れた顔をしている==ギター練習のせいも有る>> 体のむくみや倦怠感などなく、排尿も正常。

妻に<<俺が言った通り、週イチでも問題ないだろう~~>> と言うと、、そんなこと一々言わなくていいんだ!!!と激怒していた<<透析透析と騒いでいた妻の立場がないので逆ギレしている>>

ワタシが、透析2回、4時間から3時間に短縮したとき<<透析患者のフィリピン原住民たちが、羨ましがっていた>>

それが、ドンドン改善して週イチになって<<フィリピン原住民がアメイジングと不思議がってるが>> 妻にも、自分は超能力が有るので腎臓にパワーを送り、自分で治してると言うと、、、妻はワタシが実際超能力があることを実際に見て経験してるが(新品のトランプを取り出して選んだカードを言い当てる、、何回もできたり、、アメリカ9,11事件のときにテレパシーを受信して妻に大変だ!!!と、、事件と同時に深夜に飛び起きて妻を叩き起こす。 昔からお盆にトンボが来る、、お盆トンボとよんでるが妻が日本に来て実際に見ている、、小学校低学年から毎年お盆の初日にワタシのところに来て、いつの間にか消える=守護霊と考えている。 その他、高校時代にバイク事故で死にかかったら、危険予知ができるようになった=出かけるときに頭が異常に重くなるときは、交通事故に巻き込まれるので慎重運転してると必ず間一髪で危機回避できる、、、その他色々、、、妻も感化されて危険予知ができるようになり事件の予知で夫婦で命が助かった事が具体的にある。

こうして嘘のようだが、こうして実際に信じられないことが多数起きている<<今回の腎臓機能回復も冗談ではなく、、自分で自分の腎臓に==しっかり働いてくれ、、、と念じていたら機能回復したのだ>> 通常腎臓機能は回復しないのが医学界の常識だ。

**以下参考記事紹介


人工透析になるか、ならないかの違いは? 腎機能が急速に落ちていく慢性腎臓病

AERAdot. 週刊朝日
健康 from AERAdot.
2019.8.11 5:35

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Photo:PIXTA

 人工透析に至る主な原因となる慢性腎臓病(CKD)は、国民の10人に1人がかかっている病気だ。人工透析にならないために、CKDの発症を予防し、発症しても適切な治療を受ける必要がある。

*  * *

 埼玉県在住の高橋健司さん(仮名・73歳)が自治体の健診で糖尿病と高血圧を指摘されたのは60歳のとき。「推算糸球体濾過量(以下、eGFR)」は46.7ml/分/1.73平方メートル(以下、単位略)で、尿たんぱくが出ていた。

 eGFRは健康な腎機能を100としたときの指標で、低くなるほど腎機能が悪いことを示す。老廃物の一つである血液中のクレアチニンの値(血清クレアチニン値)をもとに計算する。

 近くのクリニックを受診したところ、高血圧と糖尿病が原因のCKDで、ステージ3aと診断された。そこで治療を開始したところ血圧は下がり、血糖管理の指標であるHbA1cは11.8(%)から6.2、eGFRも52.2まで改善した。

 しかし、3年ほど通院した後、数値がよくなったので薬を自己判断で中止。その後も不定期な服薬を繰り返していた。やがて少しずつeGFRが低下。クレアチニンの値も次第に上昇し、足にむくみも出てきた。このため、73歳のときに東京女子医科大学病院血液浄化療法科教授の土谷健医師を紹介され、受診をした。

 結果は──eGFRが22(ステージ4)まで下がり、尿たんぱくは「3+」と高値になっていた。

 診療した土谷医師はこう話す。

「『人工透析は避けたい』と現在、治療に専念されていますが、きびしい状況かもしれないとお話ししています。治療を継続していたら、と悔やまれます」


あらためてCKDとはどのような病気なのか、説明しておきたい。

 腎臓は背側の腰の少し上に左右一つずつある握りこぶし大の臓器だ。主要な役割は毛細血管の塊である糸球体(一つの腎臓に100万個ほどある)と尿細管でからだの老廃物を除去し、水分や塩分などの量も調整する。わかりやすくいえば下水処理場のような役割だ。この働きが慢性的に少しずつ低下していく病気がCKDだ。

 腎機能が低下していくと血中に老廃物や水分などがたまる。また、糸球体が壊れるために、血液中のたんぱく質など、本来からだに必要なものが排出されてしまう。こうした結果、むくみや倦怠感、食欲不振があらわれる。

 また、腎臓は赤血球の産生を促すホルモンを作っており、CKDが進むとこのホルモンの産生が低下するため、貧血も進んでくる。心臓への負担から心不全や肺水腫など命にかかわる合併症も起こりやすくなる。

 なお、日本におけるCKD患者は約1330万人といわれる。国民の10人に1人がCKDを患っているというのだから、他人事ではない。

 CKDの原因として最も多いのが糖尿病だ。聖路加国際病院腎センター長の中山昌明医師はこう言う。

「高血糖により、毛細血管の塊である糸球体が障害され、硬くなります。また、糸球体から血液中のアルブミンなどのたんぱくが漏れることで、腎臓の尿細管や間質という部分も炎症→線維化というプロセスを経て、傷んでしまうのです」

 しかし、糸球体は一部が壊れても他の糸球体が代償するため、CKDの症状は進行するまであらわれにくい。自覚症状を感じて病院に行ったときには、「即、人工透析」というケースは決して珍しくないのだ。

「CKDにならない、進行させないためには健診でeGFRの数値を必ずチェックすること。できれば数年分を確認し、急激に低下していないか調べるといいでしょう」(中山医師)

 腎機能は個人差が大きいものの、一般的には40代前半をピークに加齢とともにeGFRは年間約1未満程度低下していく。一方、CKDを発症している人の中にはこれが倍以上のスピード(年間2ずつ低下)で低下する例もあるというから、怖い。

「例えば50歳でeGFR60くらいの人が治療せずにいると75歳で10未満となり、人工透析になる可能性が高い。一方、治療で悪化が防げれば加齢の分だけの低下にとどまり、85歳でeGFRは25程度。風邪や脱水など不可抗力で腎機能が落ちることもありますが、人工透析を受けずに十分に天寿を全うできる人が多いのです」(同)

 なお、75歳を過ぎた高齢者で、eGFRが50程度であっても、数年来、値が横ばいで、尿たんぱくも陰性であれば心配はいらない。むしろ、健康の範疇だ。


CKDの治療は、主な原因となる糖尿病をはじめとする生活習慣病対策だ。塩分制限などの食事療法や運動療法、薬物療法などをおこなう。土谷医師は、

「生活習慣が乱れている人ほど、生活指導などによる改善効果も大きい。特に尿たんぱくが出ていなければ予後の指標となり、eGFRが改善するケースもみられます」
『このままだと人工透析です』と言われたら読む 腎臓病の本(週刊朝日ムック)「このままだと人工透析です」と言われたら読む 腎臓病の本(週刊朝日ムック)
中元秀友 監修、朝日新聞出版 編集定価980円

 と、こんな例を紹介してくれた。

 東京都在住の森田実さん(仮名・63歳)は40代から健診のたびに肥満と高血圧、高尿酸血症を指摘されていたが放置していた。しかし、3年前、痛風発作を繰り返すようになったことで近くのクリニックを受診。検査を受けると尿酸値が高いだけでなく、血圧が160/100ミリメートルHgもあった。さらにeGFRは27でCKDのステージ4だった。そこで主治医は土谷医師を紹介した。

「患者さんは身長172センチで体重89キロ。BMIは30.08(22前後が理想)で見るからに肥満でした。検査結果を見せて、『このままだと間違いなく人工透析になりますよ』と言うと、大変驚き、『心を入れ替えて治療に専念する』とおっしゃいました」(土谷医師)

 薬物治療として尿酸値を抑えるフェブキソスタット、血圧を下げるアゼルニジピン(カルシウム拮抗薬)とロサルタン(ARB)などを服用してもらった。

 その結果、1年後には血圧は130/82に低下し、eGFRは30.6でステージ3bに改善した。10キロの減量にも成功した。治療開始から3年目になるが、直近の検査結果ではeGFRは34.2とさらによくなったという。

「この10年、新しい薬が複数、登場していることがCKDの進行抑制につながっています。高血圧治療薬のARBやACE阻害薬、糖尿病治療薬のSGLT2阻害薬などには腎機能低下を抑える効果が確認されています」(同)

 また、現在、CKDそのものに対する薬の開発も進んでいる。協和キリンが開発している「バルドキソロンメチル」という薬で、開発が成功すれば世界初のCKD治療薬となる(現在、糖尿病性腎症を対象に第3相臨床試験を実施中)。

(文/狩生聖子)

東京女子医科大学病院 血液浄化療法科教授 土谷健医師
聖路加国際病院 腎センター長 中山昌明医師





慢性腎臓病まっしぐらの悪習慣、甘い清涼飲料水・喫煙でリスク上昇

10/10(木) 6:01配信

ダイヤモンド・オンライン
慢性腎臓病まっしぐらの悪習慣、甘い清涼飲料水・喫煙でリスク上昇

甘い清涼飲料水の取り過ぎは静かに腎臓に負担をかけていく恐れがあります Photo:PIXTA

 日本人の10人に1人がかかっているといわれる慢性腎臓病。腎臓の機能が落ち、体内の老廃物を排出できなくなる病気だが、初期から中期は自覚症状がないため、末期の人工透析が必要になる段階まで切実な問題と受け止められない人が多いという。このように静かに腎臓をむしばんでいく慢性腎臓病とはどのような病気で、どんな人がなりやすいのか、聖路加国際病院腎センター長の中山昌明医師に教えてもらった。(聞き手/ダイヤモンド編集部 林 恭子)

【この記事の画像を見る】

● 腎機能は40歳をピークに低下 正常の60%未満に落ち込んだら要注意

 ――慢性腎臓病とはどのような病気ですか?

 慢性腎臓病とは、尿の中にタンパクが出たり、腎臓の機能が正常の60%未満に落ちた状態が持続していることをいいます。

 腎臓は「下水場」と極めて近い機能を持つ臓器で、血液中の老廃物を浄化して、体を常にきれいな状態に保つ働きがあります。また、体のミネラルバランス、水分のバランスも調節しています。

 その機能の目安になるのが「糸球体ろ過量(GFR)」です。糸球体とは毛細血管の塊で腎臓1つに100万個、2つ合わせて200万個あります。正常ならそれらが1分間あたり100mlの血漿(血液の水成分)を連続的にろ過して浄化しますが、これが60ml未満に低下していれば慢性腎臓病です。

 1分間あたり100mlを浄化する糸球体ろ過量は「GFR(ml/分/1.73平方メートル、以下単位略)」と呼ばれ、この値は40代前半をピークに少しずつ落ちてきます。これは足腰が弱るのと同じで、加齢とともに低下します。

 低下の速度は1年間で1.0を少し下回る程度です。しかし、40歳から1ずつ下がれば、この場合、100歳時点のGFRは40ということになります。慢性腎臓病の基準に入って不安に思われるかもしれませんが、心配はありません。年間1未満の低下であれば、生理的な老化の範疇です。ただ、それ以上のスピードでGFRが下がっているなら、末期腎不全に進行していく恐れがあります。


健康診断の結果を見ると、老廃物の1つである血清クレアチニンの値と年齢、性別から計算した「推計糸球体ろ過量(eGFR)」という項目があると思います。ぜひ、ご自身の現在の腎臓の状態を知るためにチェックしてみてください。

 もう1つ、慢性腎臓病の疑いがあるかどうかを知るために健康診断で重視すべきなのが、尿検査での尿タンパクと尿潜血です。尿タンパクがマイナスやプラスマイナスなら問題ありませんが、プラス以上なら問題です。タンパクが尿に出るのは、腎臓で血液をろ過するときに、血液中のタンパクが漏れてしまっているからで、糸球体の一部が破損している可能性があります。

 尿に血液が混じっていたら、結石や膀胱炎、腎炎などの恐れがあるので、再検査と専門医の診断を受けましょう。

● 末期になるまでほぼ自覚症状なし 70代で人工透析を始める人が増加中

 ――慢性腎臓病になると、どのような症状が現れますか?

 一般的には、腎機能が正常の40%程度(GFR値40)まで下がっても自覚症状は現れません。30%まで低下すると、血液検査でミネラルのバランスが崩れ、カルシウム、リン、カリウムなどに異常が認められることがあります。また、血圧が上がったり、むくみが現れやすくなったりします。ただ、そういう症状が患者さんにとって極めて苦痛かというと、そうではありません。

 一方で、腎機能が正常の10%を割ってしまうと、尿毒症の危険が高まります。つまり、体の中に毒性の老廃物がたまって、症状が全身に現れます。典型的な症状としては、食事を取ると気持ち悪い、食欲が落ちる、中枢神経症状として不眠になる、イライラ感が出る、考えがまとまらないなどがあり、まるで認知症のような状態です。肺と胸に毒素や水がたまり、肺水腫や心不全を呈する例もあります。毒素や老廃物が末梢神経にも影響を及ぼし、しびれ感やかゆみが現れることもあります。

 繰り返しになりますが、これらの症状は、多くの例でだいたい腎機能が10%未満にならないと現れません。つまり、末期になるまで症状がないために、「(初期では)今は何も困っていないから」と病気と真剣に向き合わない患者さんが少なくありません。実際、病院に通うのをやめてしまう方や、私達が提示する生活習慣の改善を行わない方もいらっしゃいます。ここが大きな問題なのです。


今、新規で透析治療を始める患者が一番多いのは、男性では70代、女性では70代後半から80代前半と、昔よりどんどん年齢が上がっています(日本透析医学会「わが国の慢性透析療法の現況〈2017年12月31日〉」より)。これは日本人の平均寿命が延びていることももちろんありますが、40~60代のときに腎臓をいたわる十分な対策をしておらず、どんどん腎機能が低下してしまったことも大きな要因です。

 現在の40~50代の少なくない方が高血圧、糖尿病、高尿酸血症といった生活習慣病を持っています。これを是正しない方も、同じように20年後、30年後に透析に入ってしまう危険性があります。

 40代のような壮年期の方で、eGFRの値が60を割っていたら危険です。これから平均寿命を迎えるまでの40年の間に、eGFRが40未満に低下しないよう歯止めをかける対策を取りましょう。

 実際にGFRが落ちれば落ちるほど、余力がなくなり、腎機能の維持が厳しくなります。特に糖尿病を患っている場合は、GFRの値が40を割ると腎臓を守るための治療効果も落ちてきますから注意が必要です。

● 甘い清涼飲料水&喫煙は 腎臓をむしばんでいく悪習慣

 ――腎臓を守るために、どのような対策が有効ですか?

 慢性腎臓病の代表的な原因は、乱れた食生活や運動不足などの生活習慣にあります。

 まず肥満は大敵。適正体重を心がけるために、食事の内容を見直しましょう。減塩は必須です。取り過ぎているなら人並みに、人並みならほんの少しの減塩から始めましょう。

 塩分は1日6g以下が健康的な量とされています。しかし、私が減塩指導を行っても継続できる患者さんはあまり多くありません。特に40~50代の第一線で働いている方は外食をする機会も多いですから、1食で5~6gに達してしまい、減塩をする気があっても実際にはやり切れない方も少なくありません。


とはいえ、本気で取り組んだ方は結果を出されているのも事実です。ある50代の男性は、治療薬は何も変えていないのに、しっかり減塩を始めたことで尿タンパクの量が減り、血圧も下がりました。減塩は、非常に高い確率で驚くほど腎臓を守ってくれます。

 3食すべてで減塩するのが難しければ、この日はしっかり減塩しよう、この日は外食もあるから仕方ないというふうにONとOFFを切り替えてもいいでしょう。毎日厳しく行うよりも、継続できる方法を考えてください。運動も同じで、毎日ではなく、1週間のうちに何日か行うことから始めればいいのです。

 そして食べ方も重要です。朝ご飯を抜く、夜ご飯を遅い時間に食べてすぐ休む、あるいは非常に早食いであるとか。こういう食生活は腎臓に負担をかけます。1日3食よくかんでゆっくり食べる、食べてすぐに寝ない。こうした健康的な食生活が重要です。

 睡眠不足や、睡眠時無呼吸症候群も高血圧や交感神経系の刺激を介して、腎臓に負担を与えます。疲れを残さないために適切な睡眠時間を毎日取りましょう。

 そして、喫煙は絶対にいけません。多くの疫学研究でも、喫煙は腎臓病の危険因子になっています。

 もう1つ、甘い清涼飲料水を習慣的に取るべきではありません。特にフルクトース(果糖)などが入っている清涼飲料水の取り過ぎは、腎臓に負担を与えることがアメリカなどで行われた疫学調査から立証されています(※1)。

 健康的な生活習慣を心がけることで腎臓を守り、天寿をまっとうするまでに人工透析へ突入することのないようにしていただきたいと思います。

 (※1)“Patterns of Beverages Consumed and Risk of Incident Kidney Disease.”Clinical journal of the American Society of Nephrology : CJASN. 2019 Jan 07;14(1);49-56. doi: 10.2215/CJN.06380518.

ダイヤモンド編集部/林 恭子





al_***** | 21時間前

慢性腎臓病の発症段階は腎臓の尿を作る細胞の40%が機能しなくなっている状況です。いま風にいうと4割の職員が辞めたブラック企業で残り6割が必死に働いている状況です。然しブラックの風評で補充は絶対ありえません。残り3割になると必死に働いていた人がギブアップして一気に会社が傾きます。この頃になると周りが気づいてネットやニュースが大騒ぎになっているブラック企業みたいな感じです。みんな気づきます、でも今更遅い状況です。
推定GFR60%で生活習慣を変えればなんとか透析前に天寿を全うできる可能性があります。一番は減塩です、第一選択薬のRAS系の感受性に影響します。CKDの減塩食は食塩6gです。コンビニのサンドイッチ3個、カップ麺は1個でオーバーです。それが嫌なら今の内から味噌汁、ラーメン、調味料をかける習慣をやめましょう(控えることを意識しましょう)

50 15

返信2
mil***** | 16時間前

私は現在「逆流性腎症」という先天性疾患により週3回の透析を受けてます。健康な方は腎臓を大切にしてほしいです。時間の制約も受け、旅行なども思うようにできなくなります。食事もほぼ味がない食事になり1日の水分も500mlと最悪な末路になります、。特に糖尿病の方は本当に腎臓を大切にしてください。好きなこともできなくなりますから。

4 1

返信0
mik***** | 20時間前

会社経営者だった叔母は慢性腎不全告知から5年目の今年はじめ心不全で他界しました。68歳でした。若い頃から目的意識が強く頭も冴えた方で、女社長として起業した25歳から活躍して来ました。喫煙習慣があり、酒豪で生活サイクルも不規則。特にチェーンスモーカーだったのですが体調不良からあえなく腎機能の著しい低下が認められ、ついには透析生活に入りました。結果、毎週4日~5日の病院通いになり、食事や飲料制限の毎日になり一気に老け込み、一番気にかけていた最期を迎えてしまいました。特に透析患者は全身倦怠も顕著になり易く、息切れも頻発し、血圧コンントロールをしても重篤なリスクがつきもので、高齢になるに連れて短命だと知られています。



donburi | 20時間前

たとえば日高屋の中華そばは塩分量6.4g、天下一品のこってりは塩分量6.4g、脂質66.4g。健康に良さそうなリンガーハットの野菜たっぷりちゃんぽんでも塩分量9.3g、脂質37.5gといずれもヤバい。

15 0

返信0
trf***** | 14時間前

コンビニや自販機で売ってる飲み物、ほぼ全部アカンやん...
水とお茶だけじゃ商売上がったりなのかな...罪深い


rnh***** | 14時間前

透析利権あるから医者も腎臓悪くても積極的に指導するわけじゃない
初期段階で食事指導すればいいがそれすらしない



nor***** | 21時間前

寿命です潔く死にましょう

15 1

返信0
飲食店でタバコ吸うんじゃねぇ! | 1日前

タバコなんて今すぐやめろ!
緩慢な自殺。

54 10

返信3

*** |1日前

気をつけているつもりでも煙が広がるので周囲にも迷惑
17 2
ラマルドボァ大好き |22時間前

タバコ 酒はこの世から無くせよ












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