新型コロナウイルスは、HIVウイルスのように免疫系を破壊する? その鍵は「T細胞」が握っている
5/24(日) 12:21配信
WIRED.jp
新型コロナウイルスは、HIVウイルスのように免疫系を破壊する? その鍵は「T細胞」が握っている
MISHA FRIEDMAN/GETTY IMAGES
新型コロナウイルス(正式名称は「SARS-CoV-2」)に感染した患者の重症化の原因のひとつとして、免疫系の暴走である「サイトカインストーム」が挙げられている。そのメカニズムの一部が見えてきた。
新型コロナウイルスのワクチンは、いつできる? 基礎から最新事例まで「知っておくべきこと」
なぜ免疫システムが暴走するのか。そしてなぜ高齢者や肥満の人に多いのか。その秘密は、病原体と闘う免疫細胞と、異物を排除するために免疫細胞を活性化させる信号「サイトカイン」の食い違いによるものかもしれない。
複数の研究機関によると、新型コロナウイルス感染症「COVID-19」の患者の血液内で、白血球の一種であるリンパ球の劇的な減少がみられることがわかってきた。その理由のひとつに、新型コロナウイルスがリンパ球の70~80パーセントを占める「T細胞」に感染し、破壊する可能性が挙げられている。
T細胞は新型コロナウイルスの“侵略”を受けて数が減り続け、ついには免疫システムのコントロールが効かなくなってしまう。その末に、患者を死に至らしめる「サイトカインストーム」が起きるのだ。
ヒトの免疫システムに代表される白血球には、ナチュラルキラー細胞やT細胞と呼ばれるリンパ球がある。ナチュラルキラー細胞は、がん細胞やウイルスに感染した細胞を攻撃して排除する。T細胞となる前の前駆細胞は、「胸腺」と呼ばれる臓器の中で自分自身の細胞を攻撃しないように“訓練”を受け、いくつかの型に分化する。
こうしてつくられたT細胞のなかでも代表的なものが、ウイルス、がん細胞、移植された臓器の細胞といった体にとって異物と認識されたものを破壊する「キラーT細胞(CD8+T)」と、病原体認識シグナルを送って免疫細胞を活性化させる「ヘルパーT細胞(CD4+T)」だ。
COVID-19患者はT細胞の数が激減
学術誌『Infectious Diseases』に掲載された論文によると、COVID-19患者の血液のなかでは、総T細胞数(CD3+T)、ヘルパーT細胞(CD4+T)、キラーT細胞(CD8+T)、ナチュラルキラー細胞が有意に減少することがわかった。注目すべきは、ヘルパーT細胞の減少は比較的ゆるやかだったが、キラーT細胞のほうは著しく減少したことである。
また、COVID-19患者において「ヘルパーT細胞(CD4+T)/キラーT細胞(CD8+T)」の比率が著しく上昇したことから、キラーT細胞のほうがより新型コロナウイルスに影響されやすいものと考えられている。つまり、COVID-19を発症すると、ウイルスに対抗するはずの“免疫の戦士”の数がどんどん減ってしまうのだ。
T細胞の数が回復するとウイルスを撃退できる?
それではCOVID-19から回復すると、T細胞の数も元通りになるのだろうか? 研究チームがCOVID-19の陽性患者23人を2週間フォローアップしたところ、回復して陰性判定を受けた患者の総T細胞数、ヘルパーT細胞数、キラーT細胞数に著しい改善がみられたという。
なお、新型コロナウイルスの陽性が持続した患者のT細胞数には、改善はみられなかった。COVID-19の患者のなかには、長いあいだ体内にウイルスが残存する例が世界各地で報告されているが、ウイルスの撃退に重要なT細胞数が改善しないのがその原因のひとつである可能性がある。
COVID-19の重症化とT細胞数は関連する
さらに、重症化した患者のグループと軽症患者のグループのT細胞数を比較したところ、次のような傾向が明らかになった。
重症化した患者のグループでは、発症してから最初の1週間以内にT細胞数の減少が底を打った。ところがT細胞数は2週目から徐々に増加し始め、3週目には軽症グループと同程度の数まで回復した。これはT細胞数の回復が、COVID-19の治癒に好ましい結果をもたらしたことを示している。
医学系専門の学術誌『Frontiers in Immunology』で発表された別の論文は、中国においてCOVID-19の患者522人と健康的なコントロール40人を比較し、発症から治癒の過程においてT細胞数やサイトカインの追跡調査を実施している。
研究では、軽症グループの総T細胞数、ヘルパーT細胞数、キラーT細胞数の中央値は1マイクロリットルあたりそれぞれ652、342、208個だったのに対し、重症化したグループでは261、198、64.3個にまで減少した。ちなみにロチェスター大学によると、T細胞数の正常範囲は1マイクロリットルあたりヘルパーT細胞は400個以上、キラーT細胞は200~800個だとされている。
「総T細胞数、ヘルパーT細胞数、キラーT細胞数がそれぞれ800、400、300個未満の場合、患者の生存率と負の相関がありました」と、研究チームは説明している。
さらに研究チームは、COVID-19患者を3つの年齢グループ(20歳未満、20~59歳、60歳以上)に分類したところ、年齢が増すごとにT細胞数の減少が観察された。また、60歳以上のグループのT細胞数が最も少なく、高齢者における重症化リスクが再認識されたかたちになった。
加齢によって免疫機能が低下する原因のひとつに「胸腺」の老化がある。T細胞生産や免疫システムに関与する「胸腺」は最も早く老化する臓器だと言われており、70歳までにはその機能をほとんどなくして脂肪細胞になってしまうのだ。
なお、この研究では重症化グループにも若い患者(26歳)がおり、若くともT細胞数になんらかの異常があると重症化する可能性が示されている。
T細胞はCOVID-19の発症により疲弊する
また、COVID-19の発症によるT細胞数の劇的な減少の末に残ったT細胞は、機能的に“疲弊”しているようだ。COVID-19の患者は、T細胞の疲弊または枯渇を示すバイオマーカー(PD-1とTim-3)が有意に高かったのだ。
研究では、T細胞の低下だけではなく、細胞表面で発現する免疫抑制因子(PD-1, Tim-3など)にも着目し、感染が長引くとT細胞、とくにキラーT細胞(CD+8T)の働きが機能的に制限されることが確認された。
「ウイルス感染に対する効果的な免疫反応は、ウイルスに感染した細胞を殺して感染を阻むキラーT細胞(CD8+T)の活性度によります。COVID-19患者のT細胞数とその機能を高めることは、回復のために非常に重要なのです」と、研究者らは説明している。
サイトカインの上昇はT細胞数の減少に関与する?
またこの研究は、COVID-19患者では多種のサイトカイン分泌が増加していたことを発見している。サイトカインとは、細胞同士が情報をとりあうシグナルのことで、病原体を攻撃する炎症性のものと、自分の細胞を傷つけないように保護する作用をもつ抗炎症性のものがある。
この研究では、サイトカインのなかでも主に炎症性のインターロイキン-6(IL-6)、抗炎症性のインターロイキン-10(IL-10)、および生理活性物質であるアディポサイトカインのひとつであるTNF-α濃度が有意に上昇していた。
また、T細胞数とサイトカイン(IL-6、IL-10、およびTNF-α濃度)には負の相関があったことから、研究チームはこれらのサイトカインがT細胞数の減少に寄与しているものと考えている。その予想に違わず、治癒期にあるCOVID-19患者は、サイトカイン濃度が下がり、T細胞数が回復した。
サイトカインはT細胞由来ではない可能性
以前の研究では、IL-6、IL-10、およびTNF-αを含むサイトカインの分泌は、ほとんどがヘルパーT細胞、マクロファージ、および単球などに由来することが確認されている。ところが、通常サイトカインの上昇によって活性化するはずのT細胞がCOVID-19患者では減少し、疲弊していることから、これらのサイトカインの分泌源はT細胞由来ではない可能性が浮上している。
注目すべきは炎症性サイトカインのインターロイキン-6(IL-6)だ。スペインで572人のCOVID-19患者を対象に実施された調査では、重篤化した患者はそうではない患者と比べてIL-6が10倍も上昇したとプレプリント(査読なし)の論文で報告されている。この研究では、重症度が高くなるほどIL-6は高い値を示した。
実はIL-6とTNF-αは脂肪細胞で大量に分泌され、脂肪組織の慢性炎症を引き起こすことがわかっている。それはおそらく、COVID-19の重症化患者に「肥満」が多いひとつの理由になっている可能性がある。
新型コロナウイルスはHIVウイルスのように免疫不全を引き起こす
科学学術誌『Nature』に掲載された論文では、新型コロナウイルスがT細胞に直接侵入しうるいくつかの経路が実験により示されている。しかし、T細胞には新型コロナウイルスが侵入する受容体(ACE2)の発現レヴェルが非常に低いことから、感染を可能にする別の受容体があるはずだと推測されている。
免疫システムで重要な働きを担うT細胞の枯渇は、多くの慢性感染症やがんの発症時にみられるT細胞機能不全の状態だ。例えば、HIVウイルスはヘルパーT細胞(CD4+T)に感染して増殖し、長い時間をかけてヘルパーT細胞の数を減らしていく。その値が1マイクロリットルあたり200個を切ると(正常値は400個以上)、AIDS(後天性免疫不全症候群)を発症したと診断されることになる。
新型コロナウイルスはT細胞に対し、HIVウイルスによく似たプロセスをたどるようだ。T細胞数が少ない患者には、より緊急性の高い早期介入の必要性が示唆されている。
T細胞数とIL-6は重症化マーカーとして使用できる
これらの研究報告から、学術誌『Infectious Disease』の論文は、「キラー細胞(CD8+T)とヘルパーT細胞(CD4+T)の数値は、病状の重症化を予測する診断マーカーとして使用できる」と説明している。
また、IL-6もCOVID-19の重症化に伴って明らかな上昇がみられることから、重篤化の一因として指標に使える可能性がある。
ちなみに欧州20カ国からの報告では、ビタミンDの欠乏がCOVID-19の症例数と死亡率に有意に関連していると発表されている。
多くの研究では、ビタミンDは自然免疫や適応免疫の応答に重要であり、その欠乏は自己免疫疾患やウイルス感染症の感受性を高めることがわかっている。ビタミンDを正常値に保つことも、新型コロナウイルス感染症によるサイトカインストームや重症化を防ぐひとつの指標になりそうだ。
SANAE AKIYAMA
taracyan | 16時間前
このようなインフルエンザとは全く違う性質を持っているものなのに、「ただの風邪」と公言したり言い続けていた人達の神経が分からない。
時間をかけ研究しないといけないものに「ただの風邪」と言って現実を直視しない。そういう人達も多くいるということが今回のことで良く分かりました。
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shi***** |1時間前
ただの風邪、他のほとんど人にはちょこっと熱が出るだけ、鼻水出るだけの風邪で死ぬ子どもたちもいる。免疫の暴走が理由で。
SARSCOV2は集団に免疫が無く、爆発的に流行するから今は目立つのかもしれないが、10年後はただの風邪になっている。少なくとも小児においては。
これとは別に、大人になってから初めて感染する風邪は重症化しやすいし、基礎疾患があれば肺炎になりやすい。
だから、幼児期に多くのウイルスに感染しておいた方が良いし、予防接種があるなら受けた方が良い。
つまり、死ぬかもしれないけど大人になってから死にたくないならいろんなウイルスに感染するしかない。
SARSCov2はエボラ出血熱や狂犬病のように致死率は高くないので、ただの風邪に分類される。
確かに、流行初期で情報がなかった頃に断言してたのは偽科学者だけど。
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ja6***** |14時間前
「風邪の一種ではない」と、どこかに書いていますか?「ただの風邪」というのは「大したことないよ」という意味なのでは?
確かに風邪の一種です。だからあまり心配ないというのは、2月末頃まで日本の色んなメディアで医師も含めて多くの人が言っていました。その頃、海外のメディアでは、1月中から既にただの風邪ではない、非常に危険であると散々報道されていました。日本とは全く違う危機感でした。
コロナが日本でも流行し始めた頃は、若者や8割の人は無症状か軽症、8割の人は他の人に移さない等、この疾患が少しでも軽く見えるような(国民がパニックに陥らないようにするため?)報道が目立っていたという印象です(ちなみに私は海外の情報の方を重視しておりました)。
また、私は「心配ない」ではなく「あまり心配ない」というのは報道でみたことがありますが、「安全」というのは一度もみたりきいたりしたことがございません。
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doA*** |8時間前
コメ主をたたくコメントを書いておられる方は、肺炎だけがコロナの特徴と思っているのでは?
この先、もっといろいろ、こんな症状もあるようです、こんな症状も見つかりました・・・などという記事が出てくることでしょう。
この後遺症は数十年かけて体を少しずつむしばむところが恐ろしい・・・因果関係なんて証明されるわけないし、そんなこと言うなとかき消されるでしょうが。
それと、致死率はただの風邪や肺炎とは全く違いますよ。
コロナ死と出ていないコロナ死は本当に多く隠蔽されているからです。
そして自粛効果が無ければ、感染はもっと拡大して、大変なことになっていますよ。
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okojo |14時間前
> 風邪の一種ですが。
でも「ただの風邪」じゃないよね。「新しい風邪」「ただの風邪より症状が重くなる風邪」でしょ。新型のコロナウイルスによるものだから,人類の大半は抗体を持たず,今までの「ただの風邪」と違う振る舞いをする。だから研究されているわけで。
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kar***** |12時間前
インフルで亡くなった人、脳症で脳死状態になった末亡くなった幼児、何人も見てきましたよ。
コロナを警戒するのは当然だけど、既存の感染症も貴方が思うほど簡単ではない。
お年寄りの死因TOPの肺炎の大きな原因のひとつは貴方が認識してるであろうただの風邪です。
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hmt***** |2時間前
HIVのように免疫系を破壊するなら、AIDSのように日和見感染が多発するはずですが・・・
そのような報告は見たことがない
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あいうえお |15時間前
風邪の一種ですが。
風邪と言っても、ウィルスは
何百種類あります。
そのうちの一種です。
だから心配ない、安全と
誰が言いました?
風邪の一種ではないという
根拠は?
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got***** |13時間前
コメ主はインフルエンザをただの風邪のように思ってるということは分かった。そんな人が言うことになんの意味もない。
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okojo |9時間前
> 市販薬でも治療可能なただの風邪
そんなのないよ。あえて言えば,葛根湯のある成分が抗ウイルス剤として使えるかもという話があるくらい。大抵の薬はあくまでも対症療法で,熱を下げたり鼻水を止めたりするだけ。ウイルスを退治しているわけではない。
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6q3p***** |9時間前
「ただの風邪」という表現は
恐らく致死量が風邪ぐらいだという意味だと思います。
もちろん発症したら風邪では済まない症状が出ることぐらい
皆さんご承知のとおり
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okojo | 17時間前
大半の人が回復することからHIVほどの「破壊力」はないのだろうが,感染力が非常に強いので油断はできないだろう。NKやT(SARS-CoV-2ではTだけ?)がやられちゃうのは結構やばそう。
ただ,サイトカインストームにいたる機序が明らかになれば,それへの対処がしやすくなるのも確か。Tを助けたり増やしたりする手立てが見つかれば,重症化を防ぐことができるのかも知れない。最後に乗っているビタミンDの話が事実なら,「日に当たりなさい」とか,「VDを多く含む食品を食べなさい」とかいう話もあるのかもしれない(それ単体では防げるものではないと思うけれど)。
何はともあれ,ワクチンや特効薬が開発されるまではおとなしめの行動を取るしかないな・・・
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sun***** |15時間前
>胸腺の辺りが痛みます。
右肩甲骨の下から膵臓の裏辺りの背中が痛いです。
それは心筋炎が原因かもしれません。心筋炎から回復したあとも慢性の心不全に至る場合もあります。
風邪症状が治まったあとに胸痛、動悸、呼吸困難があらわれませんでしたか?
新型コロナに関してはわかりませんが、普通の風邪のウイルスが原因で心筋炎を発症することが多いようです。
新型コロナかどうかにかかわらず、心筋炎の疑いで心臓の検査を受けられることをおすすめします。
お大事になさってください。
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dxx***** |11時間前
以前HIVに似た免疫に影響を与える可能性があると言う情報があると書いたら、デマを流すなと言われたが、どっちがデマ流しているんだよ。
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doA*** |17時間前
いつまでも、後遺症状態に苦しんでます……
もう、4か月目にはいります。
コロナ疑いの患者に近づくと、胸腺の辺りが痛みます。
右肩甲骨の下から膵臓の裏辺りの背中が痛いです。
右の耳下のリンパが痛いです。
突然の頭痛に教われたり、いまだに下痢をしたり……
何度も症状をぶり返します。
リウマチのような症状も出ています。
本当に感染には気を着けて下さい。
そして、保健所は症状が軽いからと甘く見ないで、キチンと検査を受けさせて下さい。
感染拡大が止まりません。
そして、何度も感染するたびに悪化して行きます……
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ガリガリ・・・・ |13時間前
毎日夏の太陽を目一杯浴びて散歩でもすれば治るよこのコメントにもあるようにビタミンDの不足を補い太陽光の主に紫外線でコロナを殺菌する事で健康にもなる
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okojo |15時間前
> いつまでも、後遺症状態に苦しんでます……
君はCOVID-19を罹患したの?
> コロナ疑いの患者に近づくと、胸腺の辺りが痛みます。
意味不明。疑いって,誰が診断したの?
> 感染拡大が止まりません。
日本はとりあえず一次感染拡大は止まったけど?
> そして、何度も感染するたびに悪化して行きます……
2回までは観測されているが,3回4回というのは聞いていないぞ。どこの話?
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okojo |10時間前
その時にちゃんとソースを示したの?
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okojo |10時間前
> 実際に、私のいる病院ではコロナ検査もなく、結構な人数が亡くなっているので・・・
COVID-19が流行してから死亡者数が増えているってこと?
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doA*** |14時間前
>風邪症状が治まったあとに胸痛、動悸、呼吸困難があらわれませんでしたか?
ありました。
私の勤務先の医師に伝えても、不定愁訴と言われるのがオチなので、我慢していました。
元々、自己免疫疑いがあるので、キチンとした病院で今、いろいろと調べています。
ありがとうございます。
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okojo |13時間前
> あと耳鳴りもひどいときがあります。
医学というのはたった一例(貴方の例)だけで因果関係があるとは判断しない。つまり,貴方の症状が新型コロナウイルスに起因すると判断することはできない。他にも同様の例が一定数あって,様々な条件が同じであるなどの相互の相関性があって,それに反するような相関がない状況にないと確定診断はなされない。
> 一時感染はデータ上は止まってますが、いまだにPCR検査を受けれない、発熱患者や肺炎患者が多数いるんですよ。
症状が出ていても,検査されなければCOVID-19とは診断されない。当然検査を受けていない人の中にはCOVID-19の人もいるだろうが,それは「社会」という単位からすると大した問題ではない。感染が拡大傾向にあるか減少傾向にあるかが問題。
残念だけれど,貴方一人の症状が世の中の状態を示しているとは言えない。
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doA*** |13時間前
PCR検査を受けれたのが、1ヶ月間以上たってからなので、検査場の医師には、症状が出てすぐの時ならば、陽性ででたかも……と
結局陰性でしたがね。
あと耳鳴りもひどいときがあります。
頭痛と共に出たりも……
検査、検査で、診察はまだまだ先で、しかも、待つ時間は長く、診察は数分だけなので……
咳ぜんそくはいつまでも続くし、血液凝固因子は上がっていたりで……
意味不明な症状だらけです。
一時感染はデータ上は止まってますが、いまだにPCR検査を受けれない、発熱患者や肺炎患者が多数いるんですよ。
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sin***** | 16時間前
この研究、素晴らしいと思います。
体内でのウイルスの増殖がどう展開されるのか分からないことは、たくさんあると聞きます。このような基礎研究は、ある程度時間が必要なんだろうと思ってました。
検討すべき情報がたくさんあると思います。勉強になります。
他の記事でIgMがIgGより先に増加する事象も解明されそうですね。
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mmn***** |16時間前
>
他の記事でIgMがIgGより先に増加する事象も解明されそうですね。
それは抗体産生のそもそもの仕組みだと思うのですが…何十年も前から普通に免疫学の教科書に載っている事ですが、その仕組みが今更が解明されたんでしょうか?ちょっと理解に苦しみます。
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m_k***** |14時間前
新型コロナウイルスでは、IgMが遅く弱い、だね。
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hmt***** |2時間前
>他の記事でIgMがIgGより先に増加する事象も解明されそうですね。
普通に見られる現象ですね
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doA*** |8時間前
そのうち悪玉抗体の正体も出てくるんじゃないですか。
そして膠原病が増える確率が上がるんじゃないですか。
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栄光の若虎 | 8時間前
このウイルス、今現在は無症状感染者が多いがこのまま終わってくれるのだろうか‥
数ヶ月か数年後に治った、あるいは軽症で済んだ思われていた感染者の体内に潜伏し続けていたウイルスが突如牙を向き始めるようなことはないのだろうか‥
HIVのようにある一定の時間を経て本当の怖さを思い知るような特殊性はないのか、まだまだ未知な部分が多いと思うので、なるべく感染しない広めない努力が必要だと思う
無症状だから良かった、軽症だから良かったと楽観視するのはまだ早いのかもしれない
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tok***** | 16時間前
既報で重症化したコロナ患者ほど抗体価が高い傾向があるといわれたが、T細胞障害による細胞性免疫不全の結果、代償的に液性免疫が亢進しているということだろう。
だとすれば、ワクチンは液性免疫だけでなく細胞性免疫も充分賦与できるものでなければ効果が期待できないことになる。
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cov100 | 15時間前
サイエンス・テクノロジー系フリーライター from US
各論文を用い、よくまとまっている。
100年前のスペイン風邪でも多くサイトカインストームが生じていたであろうとされている。
{スペインかぜは、記録にある限り人類が遭遇した最初のインフルエンザの大流行(パンデミック)である}
サイトカイン・T細胞を早期に察知して重症化や死者の抑制に繋げたい。
①何故免疫システムが暴走するのか?
→サイトカイン(主にIL-6/IL-10/TNF-α)がT細胞数の減少に寄与
②何故高齢者や肥満に重症者や死者が多いのか?
→年齢が増すごとにT細胞数減少・IL-6とTNF-αは脂肪細胞で大量に分泌
③何故欧米諸国とアジア圏で差異があるのか?
→自然免疫系の強化(交差免疫含む各種感染症・風土病の差異や株違いなど複合的要素)
最後のビタミンD(日光浴)
ウイルスもお手上げ日光(紫外線)&免疫強化
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flo***** | 19時間前
通常、免疫力が低い高齢者がサイトカインストーム(免疫暴走)を起こして、亡くなるという点が、理屈に合わないなぁって思っていたけど、なるほどね!
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nvk***** | 5時間前
ウィルス自体も宿主が死亡してしまったら仲間をコピーして増やせない訳で、コロナウィルスもゆっくり…それこそ5年や10年くらいかけて発症形態もマイルドに変異していく可能性は高いのだと思いますが…人類は諸々の事情でそんな先まで待てないので、早くワクチンと専用治療薬が完成する事を切に願います。
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smm***** | 8時間前
本文より
「ビタミンDを正常値に保つことも、新型コロナウイルス感染症によるサイトカインストームや重症化を防ぐひとつの指標になりそうだ。」
自分は食物アレルギー対策をあれこれ探す中で昨年からビタミンDを摂取して、良い感触を得ている。
ちょうどテレビで「日焼けによるビタミンD増加」が花粉症軽減になったという放送があったが、ビタミンDの可能性を示すものと言える。
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byz***** | 18時間前
誤解してはならないのは、我々の日常で使われている「免疫力」という言葉と同義ではないという事だろう。
あくまでも現象として近いのは免疫不全症候群やアレルギーだろう。
免疫システムの有無ではなく、そのシステムの狂いがウイルスによって齎されているということだ。
例えば記事の最後の方に在るが、ビタミンDは我々には多様に不可欠の物質だが、ビタミンDを含んだ食品を多く摂取すれば、COVID-19に罹患しずらいなどという短絡は捨てるべきだ。
あくまでも何等かでウイルスの疾病に関わっているということしか解っていない。
非常に謎の多いウイルスとその障害のメカニズムだが、科学を擬似科学にしてはならない。
返信1
kun***** | 4時間前
むしろ治ってからの方がこの話になっていく。
病気中は呼吸が苦しい、しんどい、がリアルな症状で、治ってから胸の締め付け感をうったえるのが多い。
ただ、これは知っていれば対処可能かも。血液に関わる薬を飲んで中和させていけば、よりリスクが減ると思う。
つまり、治ったと思って終了でなく、治った後の薬を用意しといたらいいと思う。
だいぶこれも症例が固まって、ウィキペディアwですら書いてるわ。あれすごいなw
なので、恐らく現場も対策が進んでると思う。
もう十分可能ですね。治癒後の症例も押さえておけば、大幅にリスクを抑えれる。
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yup***** | 16時間前
この記事の内容が正しければ、コロナはエイズと同じで、すごい生き残り戦略を持っていると思います。とともにワクチンとは別の治療アプローチができるのでは?と思います。とにかく、短期間で様々な可能性を探っておられる学者さんに敬意を表します。
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暑さに弱いもやし野郎 | 17時間前
免疫不全と言うよりも、T細胞がバンザイ突撃して、どんどん球が足りなくなるって様子を示しているのでは?
それは、T細胞がまず有効に機能していると言うことを示しているともyとれるし、
普遍的な疾患の様相が詳細に補足されているだけなのでは無いでしょうか?
もちろん、記事にある通り、重症化のマーカーには使えるのでは無いでしょうか。
T細胞の生成源へ感染して、撃滅しているとはまだわかっていないのでは?
もし生成源を破壊して機能が復旧しないなら、かなり危険ですけれどね。
どうなのでしょうか。
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放送後30分以内のお申し込みで送料無料 | 12時間前
はいきたこれ!
この理論が確定すれば(政府やWHOは頑なに否定しますけど)、やはりBCGでしたね
結局初期に言われていたサイトカインストーム、BCGこれが全てでした。となるのでしょう。
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gen***** | 15時間前
ってことはつまり、お籠もりの間もお陽さまにあたって、ビタミンDを増やそう!でいいのかな?
いずれにせよ、こんな風にきちんとデータと科学的根拠を示してくれる記事ばかりなら、デマゴーグやフェイクニュースに踊らされることも少ないだろうにな。
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h_s***** | 15時間前
酷い内容の記事、、、HIV感染症で生じるCD4T細胞減少と急性感染症でのリンパ球減少をひとくくりにしている時点でど素人。おそらく、それらしいことを書いて恐怖心や好奇心を煽っておけば、皆が面白がるとでも思ったのだろうが。引用している雑誌も酷いし。
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***** | 17時間前
一般の血液検査でわかるの?
標準の血液検査の項目を増やした方がいいと思う
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R35GTR*** | 14時間前
あぁー書いてしまったかぁ。ナイショにしとけばぜかひでも風邪扱いにしたい、ウイルスを理解できないマスゴミや文系やうつさないためにとか若いから関係ないとか言ってた他人ごとの人間、深く考えない経済重視の人間に激震が走ったのに…。中国も迷惑なウイルスばらまいてくれたもんだよな。
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kaffaof | 14時間前
新型コロナなんて、大多数の人にとってはただの風邪、怖がることはない。
なんて言う人も多いですが、、、
数年後、数十年後に何が起こるかわかりませんからね。
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dmw***** | 14時間前
これ…重症化のメカニズムの核心ついてる内容だと思う。もっと裏付け勧めて欲しいですね。
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