「喉にガラスが刺さっているよう」 新型ウイルスから回復の英保健相

2020年04月05日 | 病気 余命を考える 死を迎える準備



「喉にガラスが刺さっているよう」 新型ウイルスから回復の英保健相

4/4(土) 20:28配信

BBC News

(c) BBC News

新型コロナウイルスに感染していると3月末に公表し、7日間の自主隔離を終えたイギリスのマット・ハンコック保健相(41)が3日、BBCに出演した。

症状についてハンコック氏は、まるで喉の中にガラスが刺さっているみたいだったと話した。

また、1週間の自宅療養で、体重が3キロ以上落ちたという。





感染していたチャールズ英皇太子が回復 「奇妙で腹立たしい」経験を語る

4/2(木) 12:52配信

BBC News

(c) BBC News

新型コロナウイルスに感染していた英王室のチャールス皇太子(71)は1日、症状が軽かったため無事に回復したと録画メッセージで明らかにした。

皇太子の感染については3月25日に、英王室が発表していた。

高齢者を支える全国的慈善団体「Age UK」を支援する目的で収録された録画メッセージで皇太子は、家族や友人と寄り添い励ましあうことさえ難しいこの世界的なウイルス大流行の中で、「自分とお互いを信じる」重要性を訴えた。




新型コロナ、無自覚でも肺に異常…若い人も重症化 クルーズ船診断で浮かび上がった「沈黙の肺炎」厄介な特徴

4/1(水) 16:56配信

夕刊フジ

 新型コロナウイルス感染爆発の危険性が高まる中、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」内の感染者らを診断した自衛隊中央病院の症例報告が注目されている。そこでは「無症状の感染者も肺に異常な影」「症状悪化に気付きにくい」「基礎疾患がなく高齢でなくても重症化」「回復に時間がかかる」など、「サイレント(沈黙の)肺炎」の厄介な特徴が浮かび上がった。

 同院が医療関係者向けに公表したのはクルーズ船内の104の症例。症例報告によると、無症状や軽微な症状の感染者も胸部CT(コンピューター断層撮影装置)検査で約半数にすりガラス様の異常な影が確認されたという。このうち3分の1は症状が悪化した。これを「沈黙の肺炎」と呼んでいる。

 近畿大学病院感染対策室の吉田耕一郎教授は、「一般的な細菌性肺炎と違い、肺の中心ではなく、両側の肺末梢(まっしょう)に影ができている例が多いことが分かる」と語る。

 症状が悪化するのは発症から7~10日目であることが多く、気付きにくい恐れがあるといい、《高齢者の死亡率上昇に関係している可能性も考えられた》としている。

 報告では《重症で究明できた症例の中には、基礎疾患もなく、年齢もそれほど高齢でない症例が少なからず見られている》とした。

 吉田氏は「若い人の重症化リスクをもっと啓発すべきだろう。風邪に似てなかなか治らないと思ったらコロナだったという症例もみられたようだ。日常生活でかぜが治らないような場合には、コロナである可能性もゼロではないので、勇気を持って外出を自粛すべきだ」と話す。

 さらには、重症化した患者は症状が改善に向かうまで時間がかかることも報告されている。

 一方、CT検査で肺に影が確認されたが。PCR検査が陰性となる症例も「一定数経験した」としている。CT検査の有効性が示された形だが、《全例CT検査を行うかどうか、判断は難しい》としている。

 前出の吉田氏も「今回の症例報告はクルーズ船内での入院患者という限られた母集団を対象にしたものだ。一般の発熱者などにCT検査を実施し、新型コロナウイルスが否かを判別することは難しいのではないか」と指摘した。
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新型コロナウイルスの症状は? 感染しているか確認する方法・注意点

3/26(木) 16:01配信

ライフハッカー[日本版]
新型コロナウイルスの症状は? 感染しているか確認する方法・注意点

新型コロナウイルスの症状は? 感染しているか確認する方法・注意点

今や世界中が新型コロナウイルス感染拡大防止のために全力で対策を講じていますが、風邪やインフルエンザ、その他の呼吸器疾患も依然として存在しています。

体調が悪くなったとき、自分が果たして新型コロナウイルスに感染したのか、それとも別の呼吸器疾患にかかっているのか判断する方法と注意点をご紹介しましょう。

病気に対する身体の反応は人によって異なりますし、同時に複数の病気にかかる可能性もあるので、症状だけで判断することは困難です。

人類はCOVID-19の研究に関してはごく初期の段階にあるため、まだはっきりわからないことがたくさんあります。

また、患者の病気について医学的所見を述べる資格があるのはプロの医療従事者だけということを忘れないようにしましょう。特に、新型コロナウィルスに関しては、もっと多くの情報がわかるまでは素人判断は禁物です。

そうしたことを踏まえた上で、新型コロナウイルス、一般的な風邪、インフルエンザ、アレルギーに関して、それぞれの症状の類似点と相違点を見てみましょう。
新型コロナウイルスの症状

米疾病対策センター(CDC)は、新型コロナウイルスの症状として、発熱・咳・息切れ・呼吸困難を挙げています。

中国で確認された5万件を超える症例に基づいてWHOと中国の合同専門家チームが作成した報告書には、さらに多くの症状とその割合が以下のように示されています。

発熱(86.9%)

乾いた咳(67.7%)

倦怠感(38.1%)

痰(33.4%)

息切れ(18.6%)

喉の痛み(13.9%)

頭痛(13.6%)

筋肉や関節の痛み(14.8%)

悪寒(11.4%)

吐き気や嘔吐(5.0%)

鼻づまり(4.8%)

下痢(3.7%)

喀血(0.9%)

結膜充血(0.8%)
風邪の症状

典型的な風邪の症状は、軽い発熱と咳、鼻水・鼻づまり、充血、喉の痛み、くしゃみ、場合によっては身体の痛み、軽い頭痛、全身の倦怠感などがあります。

これらは新型コロナウィルスに感染した場合にはほとんど見られない症状です。



インフルエンザの症状

代表的な症状は、発熱と乾いた咳がしつこく続くことですが、他には喉の痛み、鼻づまり、悪寒と発汗、身体の痛み、倦怠感、頭痛もあります。
アレルギー症状

代表的な症状は目のかゆみ、くしゃみ、鼻水・鼻づまりで、咳、倦怠感、喉の痛みがあることもあります。

発熱がないときは、新型コロナウイルスよりも風邪やアレルギーである可能性が高いでしょう。

また、息切れは、上記のコロナウィルスの症例中約19%しか見られませんが、風邪やインフルエンザ、アレルギーには見られない症状です。
新型コロナウイルスに感染したらどうなる?

これは慎重に答える必要があります。

新型コロナウイルスの場合は、感染していても症状が軽すぎて新型コロナウイルス感染と特定されていないケースがたくさん存在している可能性があります。

聞くところによると、新型コロナウイルスに感染していると診断された人の中にもかなり症状が軽いケースがあるようです。

クルーズ船で新型コロナウイルスに感染した60代のCarl Goldmanさんは、次のようにワシントンポストに書いています。

胸が締めつけられる感じがして、ひとしきり咳が出ますが、もし自宅にいて同じような症状があっても、多分普段通り仕事に行っていたと思います。

しかし、重篤な症状にならないわけではありません。

新型コロナウイルス感染初期の症状は通常、発熱と乾いた咳、軽度の肺炎が挙げられますが、数日後に重症になると息切れするようになることがあります。

さらに重篤になると、血中酸素濃度の低下、呼吸不全、敗血症性ショック、臓器機能障害または不全、最悪の場合には死亡することもありえます。

呼吸困難になると、主要な臓器が機能するために必要な酸素を体内に取り込むことが難しくなるためです。

通常COVID-19に感染すると症状が2週間程度続きますが、より重症の場合は3~6週間続きます。新型コロナウイルスが原因で死亡する人は、初めて症状が出てから2~8週間後に死亡します。


新型コロナウイルス感染が疑わしいとき取るべき行動

CDCは、咳や乾いた咳などのCOVID-19の症状があると思われる場合、医師や保健所に連絡すること、症状が悪化したり救急措置が必要と思われる場合は、適切な医療措置を受けることを奨励しています。

安静時にも息切れがするようなら、すぐに医療措置が必要です。

医療機関には事前に電話をしてから行きましょう。病院やクリニックが他の患者を保護するための特別措置を講じることができるからです。

また、外出は医療機関に行くときのみにして、他人とは6フィート(約2m)の間隔を保ちましょう。CDCは、タクシーの相乗りや公共交通機関の利用を避けることを推奨しています。

何よりも、自分の健康を守り、他人への感染を避けるために、医師のすすめに従ってください。コミュニティを安全に保つためのヒントはこちらの過去記事を参考にしてください。

Image: Shutterstock.com

Source: WHO, Mayo Clinic(1, 2, 3), The Washington Post, CDC

Yael Grauer ─ Lifehacker US[原文]




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