こんにちは!栃木県在住消費生活アドバイザー連絡協議会です ~略して「栃アド」、よろしく!

このブログは、栃木県に住む消費生活アドバイザーで作る協議会の活動をご紹介するものです。時々オタク的ネタ入ります。

研修旅行~番外編 弥生祭

2018年04月19日 | その他
日光二荒山神社例祭である弥生祭は、古くは3月に行われ、3月を弥生といったとこらから「弥生祭」の名があります。
  神社祭典は4月13日から17日まで行われ、大祭当日の17日に付祭(つけまつり)として、東西11か町から花家体が繰り出されるものです。昭和29年、日光市制を記念して観光協会の主催で16日に前夜祭が行われるようになりました
(二荒山神社HPより)

以下、G氏よりいただいた写真と説明文をもとに構成。

初日の13日の神輿飾祭は、神人(じにん)と呼ばれる地元民によって重要文化財の神輿舎から金色に輝く本社(大巳貴命別名、大国主命)、本宮(味耜高彦根命)、滝尾(田心姫命)、三社のみこしを運び出し、となりの拝殿に安置、同神社の神職により、祭りに関わる人々の安全を祈願した。

神社から拝殿に


拝殿に飾られた三神輿

左から本宮神社神輿(味耜高彦根命アジスキタカヒコネノミコト・抱茗荷紋)
本社神輿(大巳貴命オオナムチノミコト・左三つ巴紋)、
滝尾神社神輿(田心姫命タゴリヒメノミコト・丸に一紋)

夕方5時からは、神職や八乙女(巫女)たちによって神前から採灯された種火をもとに境内の燈籠や行燈に灯をともす「献灯祭(けんとうさい)」が行われ、両祭典に居合わせた大勢の外国人観光客らは興味深そうにカメラを向けたり見入っていた。

献灯に向かう巫女


献灯された唐銅燈籠(化け灯篭)


14日は、午後1時より滝尾神社神輿渡御祭・酒迎式・着御(座)祭がおこなわれる。

・滝尾の神輿一基が本社から滝尾神社へ渡御する祭り


・酒迎式(さけむかえしき)・・途中東照宮表門前にて神輿を据え置き、東照宮神職が神饌をお供えして拝礼する式典




・着座祭・・滝尾の神輿が滝尾神社到着後に行われる祭典(田心姫命が実家にて二泊する。)




15日は氏子大祭の神事(氏子会長以下世話人・頭役筆頭参列のもと、氏子の皆様の安全を祈願する祭り(神事)が10時から本社拝殿で行われ、午後からは神職による各町の会所巡拝が行われる。

16日の朝、滝尾神社から行者堂前の坂道を通って還御、本社の西神苑の一角にある高天原に着く。本社と本宮の神輿がお迎えして八乙女の舞・酒迎いの神事のあと三基の神輿が拝殿に還御する。
八乙女の舞 御前神楽



16日の前夜祭、17日本祭りと各町それぞれに美しく飾った花家体の繰り出しで市内全域が弥生祭のクライマックスを迎える・・・
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研修バス旅行~IN日光  ③酒蔵見学とおみくじ

2018年04月19日 | 栃アド
東照宮・二荒山神社、田母沢御用邸を見学した後、最後は今市にある酒蔵に行きました。
渡邊佐平商店という、創業166年の造り酒屋さんです。


パンフレットを見ると「日本酒教室」と題して
1、日本酒の原材料
2、酒と健康
3、「地酒」の特色
4、日本酒の選び方
5、日本酒雑学史
が「必修科目」となっており、そのほか「選択科目」としていくつかの項目が挙げられていました。

「会長」のお話はよどみなく、日本酒に関するうんちくが盛りだくさんで面白くためになりました。

実は奈良時代にはすでに日本酒を「ロック」で飲んでいたこと、平安時代になってから燗酒が飲まれ始めたこと。

大きな杯で一座の人が飲み回す「廻り杯」が普通で、廻り杯を一巡させることを「一献」、一献ごとに必ず新しい料理=「酒菜」を出し、これを「献立」と呼ぶ・・・・・
そのほか、たくさんのお酒にまつわるお話がありました。

蔵に入ると、いい香り・・・

日本酒はすでに仕込みが終わり、今は熟成中で、蔵には、昭和37年(!)頃に製造された琺瑯性の大きな樽が所狭しと置かれていました。
(酒蔵の写真は当会HPのほうに掲載しました)


試飲もあり、醸造酒・吟醸酒・大吟醸酒・濁り酒・原酒の5種類を飲ませていただきました。
やっぱり大吟醸はおいしい・・・・・

日本酒は適量なら健康に良い!、どんな料理にも合う!と、会長のお話を聞くうち、みんな今夜は日本酒を飲もう!と決め、お土産に日本酒を買いました。(おいしかった~~)

盛りだくさんのバス旅行もいよいよ終わり、宇都宮駅に5時頃到着し解散しました。

学ぶところが多かった研修旅行でした!!また来年もどこかに行くと思いますので、今回参加できなかった方も、ぜひ次はご参加くださいね!



さて、おまけ。
筆者が東照宮のあちこちで購入したおみくじ。

三猿・眠り猫、鳴き龍。


結果は2つが吉、一つが末吉。


鳴き龍は、係の方が拍子木を鳴らしてくださったのですが、その見事な音に感動しました!
本当に鈴がなるような、きれいな余韻。
また、係の方が、外国人の方にちゃんと英語で案内されていて「時代だな~」と思いました。
(にしても外国人観光客の多いこと!日本人より多かったかも?)



猫のお守りが可愛かったので、ゲット。
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