6月21日、午前中の定期大会に続き、
午後は講師に小山市保健福祉部こども課
課長 宮川ゆり子氏をお招きし、
「これからの子育て支援を考える」と題した
セミナーを開催しました。
H24年「子ども・子育て支援法」という法律ができ、
この法に基づく新しい子育て支援制度がH27年から
始まること、具体的な制度についてお話がありました。
20~39歳の女性人口が2040年までに半減し、
人口維持が困難な「消滅可能性都市」があること、
女性が主産子育てのため働き方がM字カーブに
なっていることの解消、
貧困や虐待など支援の必要なこどもを早期に発見し、
環境による子どもの不平等をなくすこと・・・
課題が山積している中、新制度で
「幼稚園」から「認定こども園」が創設されました。
幼稚園は文科省の管轄する3~5歳児の
教育のための施設。
「保育園」は厚労省の管轄する0~5歳児の保育を
行う施設。
「認定子ども園」は内閣府の管轄する0~5歳児の
教育と保育を行う施設。
これから一部の幼稚園を除きほとんどの幼稚園が
段階的に「認定こども園」になっていきます。
(保育園は残る)
一番の特徴は、親の就労状況が変わっても
通いなれた園を継続して利用できること。
たとえば保育園に通っていて、親が出産などで
仕事をやめた場合、保育園には居られません。
0~2歳児は家に戻ることになります。
それまで保育園でお友達と楽しく遊んでいたのが、
急に自宅でこもることになります。
親は生まれたばかりの下の子に手を取られ
上の子の面倒を見てあげられないことも多く
かわいそうでした。
しかし「認定こども園」なら親の働き方が変わっても
出て行かなくても良いのです。
それから、地域の子育て支援も行います。
園に通っていない子どもの家庭も
子育て相談や、親子の交流の場に参加できます。
保育士が今以上に必要になることが
予想され、現在ただでさえ不足しているので、
人材確保が大変になるだろうとのことでした。
私たち市民、とくに子育て経験豊富な人に、
幼稚園・保育園に遊びに来てほしい、
子どもたちに「信頼される大人」の姿を見せてほしい。
そうすれば子どもたちに
「信頼と思いやり」の心が生まれる。
あのおじいちゃん、しばらく来ないな、
具合が悪いのかな、と思う気持ちが生まれる。
クリアしなければならない問題はいろいろと
ありますが、地域のみんなで子育て支援を
しなければなりません。
地域の皆さんの力を貸してほしいとのことでした。
活発な質疑応答があり時間をオーバー。
お話がとてもおもしろくまだまだ話を聞きたいと
思いつつ終了しました。
午後は講師に小山市保健福祉部こども課
課長 宮川ゆり子氏をお招きし、
「これからの子育て支援を考える」と題した
セミナーを開催しました。
H24年「子ども・子育て支援法」という法律ができ、
この法に基づく新しい子育て支援制度がH27年から
始まること、具体的な制度についてお話がありました。
20~39歳の女性人口が2040年までに半減し、
人口維持が困難な「消滅可能性都市」があること、
女性が主産子育てのため働き方がM字カーブに
なっていることの解消、
貧困や虐待など支援の必要なこどもを早期に発見し、
環境による子どもの不平等をなくすこと・・・
課題が山積している中、新制度で
「幼稚園」から「認定こども園」が創設されました。
幼稚園は文科省の管轄する3~5歳児の
教育のための施設。
「保育園」は厚労省の管轄する0~5歳児の保育を
行う施設。
「認定子ども園」は内閣府の管轄する0~5歳児の
教育と保育を行う施設。
これから一部の幼稚園を除きほとんどの幼稚園が
段階的に「認定こども園」になっていきます。
(保育園は残る)
一番の特徴は、親の就労状況が変わっても
通いなれた園を継続して利用できること。
たとえば保育園に通っていて、親が出産などで
仕事をやめた場合、保育園には居られません。
0~2歳児は家に戻ることになります。
それまで保育園でお友達と楽しく遊んでいたのが、
急に自宅でこもることになります。
親は生まれたばかりの下の子に手を取られ
上の子の面倒を見てあげられないことも多く
かわいそうでした。
しかし「認定こども園」なら親の働き方が変わっても
出て行かなくても良いのです。
それから、地域の子育て支援も行います。
園に通っていない子どもの家庭も
子育て相談や、親子の交流の場に参加できます。
保育士が今以上に必要になることが
予想され、現在ただでさえ不足しているので、
人材確保が大変になるだろうとのことでした。
私たち市民、とくに子育て経験豊富な人に、
幼稚園・保育園に遊びに来てほしい、
子どもたちに「信頼される大人」の姿を見せてほしい。
そうすれば子どもたちに
「信頼と思いやり」の心が生まれる。
あのおじいちゃん、しばらく来ないな、
具合が悪いのかな、と思う気持ちが生まれる。
クリアしなければならない問題はいろいろと
ありますが、地域のみんなで子育て支援を
しなければなりません。
地域の皆さんの力を貸してほしいとのことでした。
活発な質疑応答があり時間をオーバー。
お話がとてもおもしろくまだまだ話を聞きたいと
思いつつ終了しました。