コウノトリ交流館に近い遊水地(第2調節地)にある人口巣塔を見ました。
しかしいるはずのコウノトリがいない・・・残念!
そのまま池の外周路を通って西側にある谷中湖方面に移動。
(右の赤丸がコウノトリ交流館)
北エントランス近くの人口巣塔に1羽のコウノトリが!
最初これがヒカル達かと思いましたが
野田市から飛来してきた「カズ」というコウノトリらしい。
でもナマでコウノトリを見ることができてうれしかった!
さて、上の地図で左の赤丸で囲ってある「ウォーキングタワー」に到着。
ガイドの方に渡良瀬遊水地と谷中湖について説明を受けました。
ガイドさんの後方が谷中湖。
渡良瀬遊水地は、栃木・茨城・群馬・埼玉の4県4市2町にまたがっており、
面積33km²、総貯水容量2億m³の日本で最大の遊水地です。
南北約9km、東西約6km。
外周約30km。
渡良瀬川、巴波川、思川の3河川が流れ込んでいます。
このあたりには室町時代から村があり明治22年に周辺の8つの村が統合してできたのが谷中村。
人口は2300人ほどで、地主は村には住んでおらず東京に在住していた「不在地主」だったそう。
たびたび大きな洪水に見舞われ、さらに足尾銅山の鉱毒による被害もあり
当初は鉱毒を沈殿させるという名目で
「遊水地計画」が持ち上がって明治39年に谷中村は廃村。
(村人たちはかなり抵抗していたが、強制執行により住居を破壊されたりし
大正6年(1917年)ごろに最終的に無人となる)
明治43年から改修事業が始まり昭和5年に遊水地は完成しました。
その後、洪水による氾濫を防ぐため調整池化する工事が進められ、
全域を堤防で囲う工事と貯水池(谷中湖)を作る工事が行われました。
第1調整池は、1970年、
第2調整池は、1972年、
第3調整池は、1997年に完成。
結構最近まで工事をしていたんですね。
貯水池が「ハート形」をしているのは
谷中村の跡地を残してほしいという元村人たちの訴えを受け入れた結果、だそう。
子どものころに授業で習ったけれどうろ覚えだった、
足尾鉱毒事件と谷中村、渡良瀬遊水地の関係がわかりました。
その後、ガイドさんの案内で旧谷中村の跡地を回りました。
上の地図の黄色の円で囲っているあたり。
下は、別の地図。谷中村役場跡地~雷電神社あたりまでを歩きました。
あいにくの雨と時間の都合で全部を見ることができなかったのが残念!
途中でキジを数羽見かけ、また道をイタチが横切るのを見ました。
また、イノシシがかなり多いそうで、あちこちにイノシシを捕獲するオリが設置されているのを見ました。
人があまり立ち入らないためいろいろな生き物が多いのがうかがえます。
そういえば、ここは2012年にラムサール条約湿地に登録されています。
ところで、ウォッチングタワーの柱に水位の線が引いてありました。
上が2019年10月13日の台風19号による洪水被害が出た時の水位。
3mほどといわれてもあまりピンとこないけど、
こうしてはるか頭上の線を見ると驚愕する・・・
・・・ということで、③に続く。
しかしいるはずのコウノトリがいない・・・残念!
そのまま池の外周路を通って西側にある谷中湖方面に移動。
(右の赤丸がコウノトリ交流館)
北エントランス近くの人口巣塔に1羽のコウノトリが!
最初これがヒカル達かと思いましたが
野田市から飛来してきた「カズ」というコウノトリらしい。
でもナマでコウノトリを見ることができてうれしかった!
さて、上の地図で左の赤丸で囲ってある「ウォーキングタワー」に到着。
ガイドの方に渡良瀬遊水地と谷中湖について説明を受けました。
ガイドさんの後方が谷中湖。
渡良瀬遊水地は、栃木・茨城・群馬・埼玉の4県4市2町にまたがっており、
面積33km²、総貯水容量2億m³の日本で最大の遊水地です。
南北約9km、東西約6km。
外周約30km。
渡良瀬川、巴波川、思川の3河川が流れ込んでいます。
このあたりには室町時代から村があり明治22年に周辺の8つの村が統合してできたのが谷中村。
人口は2300人ほどで、地主は村には住んでおらず東京に在住していた「不在地主」だったそう。
たびたび大きな洪水に見舞われ、さらに足尾銅山の鉱毒による被害もあり
当初は鉱毒を沈殿させるという名目で
「遊水地計画」が持ち上がって明治39年に谷中村は廃村。
(村人たちはかなり抵抗していたが、強制執行により住居を破壊されたりし
大正6年(1917年)ごろに最終的に無人となる)
明治43年から改修事業が始まり昭和5年に遊水地は完成しました。
その後、洪水による氾濫を防ぐため調整池化する工事が進められ、
全域を堤防で囲う工事と貯水池(谷中湖)を作る工事が行われました。
第1調整池は、1970年、
第2調整池は、1972年、
第3調整池は、1997年に完成。
結構最近まで工事をしていたんですね。
貯水池が「ハート形」をしているのは
谷中村の跡地を残してほしいという元村人たちの訴えを受け入れた結果、だそう。
子どものころに授業で習ったけれどうろ覚えだった、
足尾鉱毒事件と谷中村、渡良瀬遊水地の関係がわかりました。
その後、ガイドさんの案内で旧谷中村の跡地を回りました。
上の地図の黄色の円で囲っているあたり。
下は、別の地図。谷中村役場跡地~雷電神社あたりまでを歩きました。
あいにくの雨と時間の都合で全部を見ることができなかったのが残念!
途中でキジを数羽見かけ、また道をイタチが横切るのを見ました。
また、イノシシがかなり多いそうで、あちこちにイノシシを捕獲するオリが設置されているのを見ました。
人があまり立ち入らないためいろいろな生き物が多いのがうかがえます。
そういえば、ここは2012年にラムサール条約湿地に登録されています。
ところで、ウォッチングタワーの柱に水位の線が引いてありました。
上が2019年10月13日の台風19号による洪水被害が出た時の水位。
3mほどといわれてもあまりピンとこないけど、
こうしてはるか頭上の線を見ると驚愕する・・・
・・・ということで、③に続く。