こんにちは!栃木県在住消費生活アドバイザー連絡協議会です ~略して「栃アド」、よろしく!

このブログは、栃木県に住む消費生活アドバイザーで作る協議会の活動をご紹介するものです。時々オタク的ネタ入ります。

ミニ旅行に行ってきました! ~①コウノトリの話

2023年04月18日 | 栃アド
2023年4月15日(土)、久しぶりのミニ旅行の日です。
各地から総勢21人が小山駅などに集合し、9時すぎにバスで出発しました。

最初の目的地は、渡良瀬遊水地の東端にあるコウノトリ交流館。
あいにくの雨で撮影しづらかったので、
交流館のパンフレットを借用。


古民家をリノベした施設で、展示スペースは畳敷きの和室。


そこで交流館の方からコウノトリについての話を伺いました。
映像を見ながらわかりやすく説明してくださいました。


身長は約100~110cm
体重は4~5kg
翼開長(翼を広げた時の幅)は約200~220cm

農地でよく見かけるダイサギ(白い大きいサギ)は
身長が約90cmで、翼開長が130㎝だから、
ダイサギより一回り大きい。

もともと日本に定住していたコウノトリは1971年に絶滅。
その後、中国やロシアから譲り受けたコウノトリを各地で繁殖させ、
栃木県には2014年から飛来し始めたとのこと。

今もいる「ヒカル」は2016年に千葉県野田市から飛来。
人口巣塔を設置すると、たびたび止まっているのが見られるようになりました。

通常オスはメスを探してあちこち飛び、その後営巣地を探して巣作りをするそうですが、
ヒカルは先に営巣地を見つけ、お嫁さんを待っている状態の、変則パターン。

場所が良かったのか、待ちの姿勢が功を奏し(?)、
2020年に、やはり野田市から飛来した「ウタ」とつがいになりました。
その年2羽のヒナが巣立って、「ゆう」「わたる」と命名されました。

しかし、「ウタ」は残念ながらけががもとでその年の10月に死んでしまいました。
(ウタのはく製)


もともとコウノトリは、つがいになるとずっと添い遂げるとのことで、
心配していたら、その後また野田市から放鳥され飛来した「レイ」とカップルに。

2021年に「りょう」「のぞみ」の2羽が巣立ち、
2022年に「セラ」「ひなた」の2羽が巣立ちました。

今年もヒナが生まれていて子育ての真っ最中。
雨の日は親はヒナに覆いかぶさるようにして守っているそう。
ライブ映像でその様子を見ることができました。

ヒナたちが無事巣立ってくれるといいですね!

ちなみに、おとなのコウノトリが1日に食べるエサの量は約500g。
交流館にわかりやすく表現しているものがありました。


小魚だったら、70匹くらい。(右下)
カエルだったら80匹くらい。(左下)

子育て中、特にヒナが大きくなってくると大人より多く食べるというから、
エサになる小動物がたくさん生息していないといけない。

渡良瀬遊水地はそういった生き物がたくさんいる場所、ということですね。

コウノトリのことはよく知らなかったけど、話を聞いたらいっぺんに好きになった、と某会員。
「知る」というのは大事ですね!

ヒナが巣立つと、人工巣塔は使われなくなり、
近辺の高木や、電線に止まったり、遊水地で休んでいるのが見られ、
民家の屋根の上に止まることもあるそうです。

そんな姿も見たいなあ・・・
と、思いつつ
再びバスに乗り次に向かいます。(②につづく)

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