4月15日 (土)
平成17年1月1日より470日目
歩いた歩数 其の距離
本日 16,782歩 11,747m
総計 6,576,230 歩4,603,361m
広州から桂林に向かう 広東省境梧州まで54,157m
大町温泉郷かしわ荘に一泊。朝4時半起床、入浴の後、5時ウォーキングに出る。わたしは旅行に出たときは、必ずホテルを出て周囲を散歩する事を習慣としている。これは尊敬する土屋寿の遺訓で「バス旅行でホテルに着いて、宴会して帰るだけではもったいない。朝食の前に泊った土地を散策して識見を深めるように!」とアドバイスを受けて以来、30年来実行している。同行の人には判らない生の実情を掴む事が出来て非常に有益だ。
大町温泉郷は黒4ダム建設に合わせる様に昭和38年に泉源の葛温泉から引湯8キロのこの地に計画的な温泉郷を開設した。15のホテル4の民宿、年間100万人の利用客があり、。メーン道路に4つの平成道祖神を新設したり、。観光客用に酒の博物館。公衆浴場。土産品店、食堂などの商店街を整備したり、観光客の自家用車を立山まで回送する会社まである。このサービスには観光客の心理をついたアイディアと感心した。ウォーキングで富永一朗の漫画館、爺が岳、高瀬ダム、などの標識、上原遺跡(やっぱらいせき)などに行き当たった。遺跡を見たが説明文が滲んで判読できなかったのは残念。雑木林が保護林で伐採禁止になっていた。広い土地に立派なホテルがゆったりと建てられていて別荘地に迷い込んだ感さえある温泉郷だ。
9時ホテルに別れを告げ、帰途に着く。全員持ちきれないほどの土産を仕入れ、満ち足りたご機嫌の様子。桜が未だ蕾なので、会計さんの提案で森に回って杏の花見をした。雪の中で暮らしてきた者にとって鮮やかな杏の花盛りに溜息交じりの嬌声が飛び交った。
昼食を高速を降りて「鳥正」でとる。夫々の好みで注文したが、大量で食べ切った者は居なかったようだ。今回の旅行は全てが十二分で、期待以上の成果に全員が満足してくれた。次回はきっと参加者は増えるだろう。長寿会の活動も活発になることだろう。会計さんの尽力に心から感謝!