百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

りんご園哀れ

2006-04-26 07:08:53 | Weblog

 4月25日  (火) 
           平成17年1月1日より480日目
                歩いた歩数     其の距離  
           本日     14,095歩      9,867m
           総計   6,724,976 歩   4,707,483 m
           広州から桂林に向かう 桂林まで334,634m

  朝のウォーキングで、運動公園の桜の開花状況を見たいものと目指したが、雨が当たってきたので引き返した。目にしたのは豪雪の被害で、フィトンチットの森ではまだ雪が道を塞いでいたし、穀久農場の上では桜の大木が横倒しになっていて交通不能のままになっていた。倒れた桜には蕾が膨らんでいて、ものの哀れを感じた。

      

 強い衝撃を受けたのは、Tさんが汗水流して守ってきたりんご園の樹が折れたり、裂けたりで、さながら爆撃された戦場のような有様に変わっていた事だ。Tさんの心情を推し計るとき、慰めの声もでない惨状だ。

      

            

           

          

         

         

         


孟宗竹の整理

2006-04-24 19:58:01 | Weblog

 4月24日  (月)  ①
           平成17年1月1日より479日目
                 歩いた歩数    其の距離  
           本日     14,907歩     10,435m
           総計   6,710,881 歩   4,697,617 m
           広州から桂林に向かう 桂林まで344,500m

  我が家の孟宗竹は今年の豪雪で雪の中に沈み込んでしまっていた。雪が消えだした中で、二本を除いてすべて折れていた。これを知ったパパは折れた竹を全て伐ってくれた。雪が消えたところ1m以上も竹が立ったまま伐られていた。伐られた竹の先端はは畑の中に山になったままだったので、今日妻と整理する事にした。

  近所の人達は豪雪で折れた木の枝は、有線放送を通じて小束にして「燃えるごみ」として出すよう指導されたが、小束にする作業は大変なので朝早く燃やして来た。妻もそういう処理を考えているようだが、竹は燃すと大きな音を立てて撥ねるし、葉は空高く舞い上がって風下に流れて行くので近所迷惑になる。

 そこで、竹だけは小束にして「燃えるごみ」としてださ無ければならない。今日は二人でその作業に取り掛かったと言う次第である。

      


区民花見大会

2006-04-23 20:05:40 | 随想

 4月23日 (日) 
          平成17年1月1日より478日目
                歩いた歩数    其の距離  
          本日     13,185歩      9,230m
          総計   6,695,974 歩   4,687,182 m
          広州から桂林に向かう 桂林まで354,935m  

  神明町の花見大会が午後2時から区の公民館で開催された。今年は豪雪で公民館の庭は盛り上がった雪山で覆われていて会場には使えない有様に、会場は公民館の大広間になった。大広間は社会部の皆さんのお骨折りで紅白の幔幕が張られ、部長さんが花見に合わせて開花させたさくらの枝が飾られており、中央には雪洞が吊り下げられて、お花見ムードが盛り上げられた。

       

  定刻には参加者で会場が満杯となって溢れ、接待の社会部の皆さんが調理室でで待機する有様となった。男性3分に女性7分の割合は世間並みか、同じ区民ながらあったこともない若者や美人が多く、一段と華やか。こんなに区民が集まった事は「総常会」でも無かった事だ。

  私たちの席は8人のテーブルだった。私が席に着いていたので、若い者は遠慮したのか、トイレにでも行く振りして他のテーブルに移って行って、結局末広講のメンバーだけになってしまった。80歳ともなればいくら若い気持ちで居ても、受け入れられないんだと悟った。

  お花見は区長の開会の挨拶があって、乾杯の音頭を指名される。「飲んで食べて歌って踊って、この勢いで今年一年仲良く楽しくやって行きましょう」と乾杯。宴会に入る。

       

  テーブルにはビール・おつまみ・花見団子など備えてあったが、乾杯の後、おでんやきのこ汁も出て接待係は大忙し。やがて恒例のビンゴゲームが始まった。喧騒だった会場は一瞬静まり返った。ビンゴの景品は「きのこの詰め合わせセット」から始まって花見だんごまであって2回行われた。大当たりの皆さんは余興に歌などを歌わされて、更に盛り上がった。わたしも珍しく花見団子が当たった。

 


蝉しぐれ

2006-04-22 22:40:32 | Weblog

 4月22日  (土) 
           平成17年1月1日より477日目
                   歩いた歩数     其の距離  
           本日        16,178歩      11,325m
            総計      6,682,789 歩   4,677,952 m
           広州から桂林に向かう 桂林まで364,165m

  神明町長寿会と社会部の共催で、第11回名画劇場を開催、参加者は20名ほどだったが、藤沢周平の最高傑作といわれる「蝉しぐれ」に、感動の拍手が起こった。

 市川染五郎演じる「文四郎」と木村佳乃演じる「おふく」の『純愛』、逸平・与之助との『友情』父助左衛門との「死の別れ』全てが日本の良き伝統と日本人の生き方のすばらしさを美しい風景の中で描き出された秀作だ。

 「おふくさま」と敬称で話していた文四郎が、彼女への強い思いを抑えきれずに、「ふく」と呼び捨てにしたところでは、こちらもその気になった。ほんの僅かしか交わさない言葉ながら、その中に深い愛情を語れるこの映画はやはりすごい。

 おふくが仏門に入る覚悟を決めて、本心からの述懐、「文四郎さんのお子が私の子で、私の子供が文四郎さんのお子であるような道はなかったのでしょうか?」には運命と願望の厳しさを感じた。成就できなかった恋の清らかさは、なんの言っても美しい。

      

 切腹を覚悟した父助左衛門に。自らの思いを伝え切れなかった文四郎の無念さには、私自身の思いが重なった。とにかく泣けました。

 


城山のさくら

2006-04-21 19:49:37 | Weblog

 4月21日  (金)  ②
           平成17年1月1日より476日目
                歩いた歩数     其の距離  
           本日     15,824歩     11,077m
           総計   6,666,611 歩   4,666,628 m      
           本日 広東省境梧州を通過する
           広州から桂林に向かう 桂林まで375,489m

  朝のウォーキングで城山にまわる。城北のグランドから上ってゆくと、桜井戸の辺りで雪山がでんと道を塞いでいる。まだ春は来ないのか。                 
     

  三ノ丸は雪解けの水でスニーカーは泥道にぬかる。三ノ丸は桜が満開になる頃は、一面に黄色の絨毯で覆われるが、今は雪の下で燃やしのようになった芽が顔を出しているところだ。中央には大きな藤棚がでんと座っていた。

     

 二ノ丸はさくらの時期は主役の場所だ。すでに提灯が賑やかに吊り下げられて、花見の宴を待っている。その傍らには平和を願ってか招魂碑が静かに建っている。

     

  本丸には城山の象徴、葵神社が鎮座、その前には苔むした大きな狛犬が建ち、威厳を添えている。

      

  石段を降りたところには春日屋の花見茶屋が準備を終えて待っている。二の丸に向かう道筋には「ニューさつき」の店が開かれ、おでんが温められていた。

     

  一方、桜はどうか?大きく膨らんだ蕾の先に赤みが見えてきたと言うところ。咲き初めと見るべきか?まだまだ蕾とみるべきか?

     

       来週から4月いっぱいが見頃と判断した。