第二の人生を満喫!+愛犬ウィル(享年14歳)

還暦で娘・息子は結婚し孫がいます
様々な障害を抱え妻に支えられながら前向きに暮らしてます。

「共生」ー理想と言われればそうだけど、諦めたくないなあ。

2010-01-13 11:25:02 | 社会福祉

 

 こんな病気の俺が、こんな事を言うのも、どうかと思ったが、
自らの考えであるので、まあいいかという感じで書きました。

 現在の世の中、社会をみていると、日本だけでなく、世界の価値観が、
「経済的豊かさ」に走り、機械的な労働が一層求められているんじゃないか?
と感じる。

 労働と仕事は違うものだと思うけど、今では、同一のようである。
同一のものとして考えたら「労働=喜び」ではなく、「労働=キツイもの」となっているんじゃないか?
こんな風にも感じる。

 この「キツイもの」中からは、経済的文化は生み出されても、人間としての文化は生まれないんじゃないか?
かえって、『心の病』を大量生産しているようにも見えてしまう。

 経済的文化に批判的になれば「経済的豊かさ」を享受出来る人の権利を奪うのかと反論が来そうであるが、少なくとも、「経済的豊かさ」を追い求めた結果、経済格差が生まれ、富めるものと貧しいものの格差は拡がり、「貧困者層」が大量に出てしまったのは現実であると思う。
そして、こういう分け方は、したくはないけど、精神的に病んでいる人と病んでない人、その潜在的な予備軍がいるのであろう。

 「経済的豊かさ」の欲望は、際限なく続くと思われる。どこかの時点で、豊かさという頭上のものから、貧困という足下に目を向け、向き合い、生きるという事を問いなおす時期がきているんじゃないか。と思える。
 
 動的な「生きる」ではない静的に「生きている」、要するに、人間の生きている本質に迫る問い直しが必要ではないかと思う。

 こんな事を書いてると、お前は世の中に逆らうのかと言われそうだが、 世の中の流れに逆らうつもりは毛頭ないです。単純に、障害を抱えながら生きている人と健康と言われている人、社会の共生が実現できないか?
図で言うと、こんな感じになる。


 言葉や形だけではない、「共生」、理想で実現不可能かも知れないけど、
初めから、諦めるよりもいいかなと思ってます。半歩でも進む事が出来るようになればいいと思うし、1個人では、その思いをブログで書くことしか出来ないかもしれないですね。


「こだわり」と社会システム

2010-01-11 10:32:49 | 社会福祉

 

「こだわり」の人生

「こだわり」の生活

「こだわり」の人間関係

この「こだわり」を持ちながら生き続ける事が出来るのだろうか?

自身を考えるとき、いくつかの「こだわり」があると思う。
(今は、はっきり分からないが)
社会には、人為的に作られたシステムがあり、自身の「こだわり」と
どう折り合わせるのか。
社会システムだけに従うのもロボット化してダメだと思うし、
「こだわり」だけでも、前に進めない気がする。

「こだわり」がすべて悪い事ではないと思うが、
社会システムとの折り合いを付けながら生きていく為に自身が
今後、考える課題である。


 


「二本の木」と「なぜ繰り返される ペットの悲劇」を見て

2010-01-10 17:10:51 | 社会福祉

 

昨日、NHKの番組で
「二本の木」と「なぜ繰り返される ペットの悲劇」という番組を見た。

まず、
二本の木」←クリックすると紹介されているとこにJUMPします。
竹下景子さんと片岡仁左衛門さんが、朗読しながらご夫婦2人が
癌になり、どのように生きたかを考えさせられる番組であった。
自殺は別にして、『死ぬまで生き続ける』
たとえ、ぼろぼろになろうとも『死ぬまで生き続ける』
この番組を見て、そのように思えた。


次に
なぜ繰り返される ペットの悲劇」←クリックすると紹介されているとこにJUMPします。
何故に、自分を含めて人間は身勝手なのだろう。
そう思わずにはいられなかった。
ウィルは、どう考えているのか分からないけど、少なくとも俺のウィルへの思いは、ある意味で運命共同体そして、友である。また、お互いに成長する仲間である。


日本の貧困率

2009-10-30 10:44:32 | 社会福祉

 <貧困率>06年時、日本15.7% 先進国で際立つ高水準--政府初算出

毎日新聞2009年10月20日(火)18:00

 長妻昭厚生労働相は20日、国民の貧困層の割合を示す指標である「相対的貧困率」が、06年時点で15・7%だったと発表した。日本政府として貧困率を算出したのは初めて。経済協力開発機構(OECD)が報告した03年のデータで日本は加盟30カ国の中で、4番目に悪い27位の14・9%で、悪化している。日本の貧困が先進諸国で際立っていることが浮き彫りとなった。

 相対的貧困率は、国民の年収分布の中央値と比較して、半分に満たない国民の割合。今回政府はOECDの算出方法を踏襲した。06年の子供(17歳以下)の「子供の相対的貧困率」は14・2%で、同様に03年のOECDデータの13・7%(30カ国中、19位)より悪化している。

 03年のOECDデータで貧困率がもっとも悪いのは、メキシコ(18・4%)で、トルコ(17・5%)、米国(17・1%)と続く。最も低いのはデンマークとスウェーデンの5・3%。

 長妻厚労相は「OECDの中でもワーストの範ちゅうに入っており、ナショナルミニマム(国が保障する最低限度の生活)と連動して考えたい。来年度から支給する子ども手当で貧困率がどう変化するかもシミュレーションしていく」と述べた。【佐藤浩】

 

上記、記事について少し補足します。
まず、6人に1人が貧困である。

手取り収入で見た場合の貧困は、
単身の場合、         9万5千円/月   114万円未満
夫婦2人の場合      13万3333円/月  160万円未満
夫婦と子供一人の場合 16万1666円/月  194万円未満
夫婦と子供二人の場合 19万円        228万円未満

 

 


南田洋子さんの死を悼みます

2009-10-22 03:54:54 | 社会福祉

 

南田洋子さんが2009年10月21日に亡くなられました。
訃報を聞いたのは、TVです。

夕方に長門裕之さんの会見をTVで見ました。
南田洋子さんが亡くなられたとき、長門さんは
舞台だったそうです。風のように伝わったと言ってました。

今日22日、舞台は休みで南田さんと過ごせるそうです。

葬儀は長門さんの舞台が終わってからのようです。

長門さんの会見を見て
南田洋子さんを深く愛していたこと
長門さんの役者魂は見事だと感じたこと
そして
南田洋子さんの介護によって奥様から
新たな力を与えられ蘇ることが出来たと言っていたのが
感銘を受けました。

介護には、愛情が必要なんだと本当に思いました。
お金は二の次
それが本来の介護の在り方を問うてるように感じる。
愛情のある介護には、今まで生きてきた道のりを理解するのが
前提だと考えます。

介護士の報酬UPも大切だとは思うが、人間的な介護或いは
介護の在り方を考えさせられた会見でした。
長門裕之さん見事な会見でした。


チャレンジド

2009-10-17 22:07:05 | 社会福祉


『チャレンジド』とは、障害者を指す言葉として用いられている。

NHKの番組「チャレンジド」を見た。
涙がでた。

中途視覚障害のある先生が奮闘する物語

挑戦する人、それが障害を持つ人である。
一人じゃできないけれども、色んな人に助けられながら、
様々な困難に挑戦する。
その姿勢に共感を得た。

ジタバタしてもダメなときは、ジタバタしないで周りの人から素直に
助けてもらう。
出来ることは懸命に努力する。
腐らない。
好きなことに命を賭ける。

これは、学問にも共通するものであると考える。
学問は、
悩みー問いー解決
問いー仮説ー証明
これの繰り返し
単純なように思えても、忍耐と努力が必要である。

障害を持ったからと言って
腐らずに、悩んでジタバタする事なく周りの人に助けてもらいながら
問い、そして自らも努力し解決する。
また、自らに問いながら、何が出来るかを仮説を立てて、それを
証明していく。
これが、私なりの『チャレンジド』である。


不屈の者たちへ

2009-08-19 03:39:36 | 社会福祉

 

「不屈の者たちへ」という番組の
倒産社長 再起へのハンドル』を見た。

工務店の社長であった大塚さん(主人公)は、
会社が倒産し、タクシードライバーになった。
現在、65歳、営業収益は会社でNo1かNo2だ。
営業収益を上げれる様になったのは、困難から「逃げない」事であった。

番組の中で、
20時間半の勤務を終えて、自宅に戻ってきたとき
奥さんの手料理で飲む1杯のビール
これには、ジーンときた。
そして、
タクシー会社の後輩が自宅にきて、
大塚さんはタクシードライバーとしてのノウハウを惜しみなく
教えていたのには、驚いた。

この番組の終わりに流れる字幕
「人間は負けるように作られてはいない」
この言葉が印象に残った。

この番組を見た人は、
大塚さんを負け組だと思うだろうか。
私は、勝ち組だの負け組だの言う事自体、無意味だと考える。
それは、
人それぞれの生き方であるし、
やり直そうと思えば、人生やり直せるという事を証明しているからである。

大塚さん、NHKのみなさん
勇気を頂きました。
ありがとうございます。

 

NHK 不屈の者たちへ 大杉漣さんからのコメント

高満洋子「日を紡ぐ」


 


メンタルヘルスケア

2009-07-30 00:09:19 | 社会福祉

 

 メンタルヘルスケアって何かな?

メンタルヘルスとは?調べてみたら

メンタルヘルスとは、心の健康のこと。
とりわけ企業では、複雑な人間関係や長時間労働などのストレスにより、メンタルヘルスに不調をきたす人が増えてきています。

と書かれている。

良く分からん・・

こんだけギスギスした隙間の無い世の中なのに
メンタルヘルスケアを調べてもこんだけ?
引き続き調べて、書いていきたいと思います。

 

今日の一曲


自分を生きるための思想入門

2009-07-29 00:56:06 | 社会福祉

 

 つい最近、読んだ本の紹介です。

自分を生きるための思想入門
竹田 青嗣さんが書かれた本です。
読んで見て、なるほどと感じました。

竹田 青嗣さんについて
竹田 青嗣(たけだ せいじ、1947年10月29日 - )は、大阪府出身の、在日韓国人哲学者文芸評論家早稲田大学政治経済学部卒業明治学院大学国際学部教授を経て、早稲田大学国際教養学部教授。通常用いている韓国名は、姜修次(カン・スチャ、강수차)。戸籍名は、姜正秀(カン・ジョンス、강정수)。「竹田青嗣」とは、太宰治の小説「竹青」から付けたペンネームであり、日本名ではない。

独学で哲学現代思想を学び、特にエドムント・フッサール現象学に影響を受け、現象学を〈思考の原理〉であると定義して独自の現象学を探求し、俗に竹田現象学とも呼ばれている。竹田現象学は正統な現象学の理解ではないという批判もあるが、一方で構造構成主義を体系化する方法に用いられるなど有効性が検証されている。

哲学についての著述はフッサールに関係したものが多いが、一般的に難解に陥りがちなこうした哲学を噛み砕き、分かり易く読者に提供することに長けている。そのため哲学的著述も専門的なものではなく、読者を限定せず、幅広い読者層を対象とした入門書的なものが多い。

ニーチェ思想の「反=ロゴス中心主義」「反=理性主義」を現代思想のルーツとして捉え、ニーチェを高く評価している

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


竹田 青嗣さんの公式HPはこちらです。

 

これからも竹田 青嗣さんの本を読んで紹介していきます。

 

今日の一曲

 

 

 

 

 

 

 

 


『セックスボランティア』を読んで

2009-07-08 21:53:24 | 社会福祉

 

 

セックスボランティア
河合 香織
新潮社

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 『セックスボランティア』の本を読んだ。1日で読破できた俺は、すごい!と
自分を褒める。
 取材をし本を執筆された河合香織さん。色んなところへの取材、ご苦労さま
でした。オランダやアメリカのその時の事情が知れて良かったです。
内容は、読み進めていくうちに、『ん~~』と思いながら読み進めました。
この『ん~~』の意味は、過去にわが国が行った障害者を隔離する事に
繋がるのではないかという懸念である。
 しかし、終章とあとがきでホッとした感がある。

 この本は、障害を持つ人に対して、そして障害者自身のSEXについて、
特筆して取り上げている内容である。

障害者のSEXについての私の考えを述べる。
まず
①マズローから考えると、第1段階の生理的欲求と第3段階の所属と愛の欲求に
 ついて書かれている。要するに、今日食べることが出来る人と生活が比較的
 送れている障害を持つ人が対象になっていると考える。
②障害を持つ人たちの価値観・倫理観・生活態度などを各種の取材を通して、
  書かれているのは敬意を払います。しかしながら、障害を持つ人全てに、
  共通するのは、それぞれの成長段階があり人生があると言うことである。
  それは、誰一人として同じはないという事である。
  要するに、『障害者だから』としてしまうと、どうしても現在の社会では哀れみを
  もたれ、それによって壁が出来てしまう事になるのではないかと危惧する。
③障害を持っている持っていないに関わらず、思春期においては異性が気になり
 SEXをしたいという感情を持つのが普通である。その感情をうまくコントロール
 出来るスキルを持つのも大人になる成長段階の一つであろうと考える。
④障害を持っている人が『何も出来ない人、いわゆるSEXも出来ない人』と規定
  すると帰ってそれが偏見に繋がるように感ずる。障害として先天的又は後天的
  は問わずに、障害を持つ人にも何か出来ることはないかと見出す事の方が大
  切に想われる。
⑤終章及びあとがきには、上記4つのことの様な感じが書かれていたので、
  ホッとした感じであった。


 障害を持つ人に対する、ある一場面を取り上げて特筆されている本が書店に
並んでいる。そういう本を読むたびに思うのであるが、一括りにされている様な
感じを受ける。そうではなく、大見出しで、『これは、障害を持つ人の一部分であり
全てが、そうではありません。』という言葉を入れて貰いたいと思います。
いずれにしても、この様なことを気を付けて読んでいけば、社会の中で忘れられて
いる障害を持つ人を理解する一部になるかなという気持ちも同時にある。
 もう少し、障害というものに目を向けて貰える社会であればいいなという想いは、
同じである。

 最後に、決して非難をするものではない事を付け加えます。


夫は仕事 妻は家庭

2007-11-12 11:06:17 | 社会福祉

 

「夫は仕事 妻は家庭」 反対初の過半数

 

2007年9月29日、内閣府発表

「男女共同参画社会に関する世論調査」

の結果で分かった。

 

内閣府男女共同参画局は

「役割分担意識は変りつつある。しかし、まだ不十分な面が

 あり、現実とのギャップを埋める努力も進めたい」

としている。

 

「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきだ」という考えに対し

反対は52.1%で賛成44.8%を上回った。

この質問は92年の調査から開始し今回が5回目。

92年調査は賛成60.1%、反対34.0%

 

実際の生活は「夫は仕事、妻は家庭」ということが伺えた。

 

調査は7月~8月

全国20歳以上の男女5000人を対象に面接方式で実施

3118人から回答を得た。

 

 

 

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  二つもあってすみません