第二の人生を満喫!+愛犬ウィル(享年14歳)

還暦で娘・息子は結婚し孫がいます
様々な障害を抱え妻に支えられながら前向きに暮らしてます。

心の病を持った人と共に。

2009-08-23 04:50:20 | 俺とは(終)


心に病を持つという事は、どの様な事なのか。
何で、心の病を持つようになったのか。
そんな事を考えて欲しいと思い書きます。

心の病を持つ人に対し、よく聞くのが、
精神力や根性が足りないから
ストレスに弱い奴だなどを聞きます。
要するに、『自己責任』という言い方である。
『自己責任』を全て否定はしないが、
全てを『自己責任』にして良いはずがないと考えている。

心の病を持った人が近くにいたら考えて欲しい。
『自己責任』だとしても、
例えば、
職場での環境は良かったのか。
心の病を持つ人に対して低脳だという認識がなかったか。
心の病を持つ人へ無視などの対応はしてなかったか又は、
見て見ぬふりをしてなかったか。
少し考えただけでも、
この様なことを考えることが出来る。

共生などという言葉を聞くが、
心の病を持つ人への正しい理解と実践があるのを共生と言うと考える。
見て見ぬふりをするのが共生ではない。
そう言った意味でも、ほど遠いし、国連人権条約を批准した国として
後進国である。

心の病を持つ人が、
安心して働ける職場や家庭は
健康だと言われる人も安心できるところである。
そんな理解と環境を創るために
心の病を持つ人と共にありたいと考えているし、
そのために、
じっと我慢するのではなく、声を出し続けていきたい。


不屈の者たちへ

2009-08-19 03:39:36 | 社会福祉

 

「不屈の者たちへ」という番組の
倒産社長 再起へのハンドル』を見た。

工務店の社長であった大塚さん(主人公)は、
会社が倒産し、タクシードライバーになった。
現在、65歳、営業収益は会社でNo1かNo2だ。
営業収益を上げれる様になったのは、困難から「逃げない」事であった。

番組の中で、
20時間半の勤務を終えて、自宅に戻ってきたとき
奥さんの手料理で飲む1杯のビール
これには、ジーンときた。
そして、
タクシー会社の後輩が自宅にきて、
大塚さんはタクシードライバーとしてのノウハウを惜しみなく
教えていたのには、驚いた。

この番組の終わりに流れる字幕
「人間は負けるように作られてはいない」
この言葉が印象に残った。

この番組を見た人は、
大塚さんを負け組だと思うだろうか。
私は、勝ち組だの負け組だの言う事自体、無意味だと考える。
それは、
人それぞれの生き方であるし、
やり直そうと思えば、人生やり直せるという事を証明しているからである。

大塚さん、NHKのみなさん
勇気を頂きました。
ありがとうございます。

 

NHK 不屈の者たちへ 大杉漣さんからのコメント

高満洋子「日を紡ぐ」


 


妻や子供たちは、世界の中でONLY ONE!

2009-08-09 04:54:40 | 俺とは(終)

 

この病気になり6年
月日が流れるのは、早いものだと感じる。

この間、
妻や子供たちが直面したのは、
優勝劣敗、市場主義などの過当な競争を強いる社会の情勢
恨み、辛み、妬みなどの人間の悪な部分である。

そんな妻や子供たちは、
私に恨み事を言ったことはない。

病気になったばかりの頃、
「みんな家族のために、仕事をしているんだ」と言われた事がある。
しかし今は、
温室でヌクヌクして、そんなキレイごとを聞きたいとは思わないし、
家庭を崩壊させた人に言われたくはない。

少なくとも、病気になってから1度や2度、それ以上
家庭が崩壊するという危機に見舞われた人からの話であれば別である。

健康な人でも
夫婦が離婚をし家庭を壊しているのは多いが、
経済的にも精神心的にも辛く・苦しい中で、
こうして
家庭は崩壊せずに生活している。

そんな妻や子供たちは、
私に恨み事を言ったことはない。

妻や子供たちは、
私の中では、世界でONLY ONEである。
誇りであるし自慢でもある。

馬鹿な私が組織のために、
妻や子供たちを犠牲にしてまで、突き進んだ目標 メンタルヘルスケア
それでも
妻や子供たちは、
私に恨み事を言ったことはない。

いままで、
妻や子供を犠牲にしてまで、組織のために、
まっすぐに突き進んだことはありますか?

私にとっての組織のための仕事とは、
働いていることによって、誰かの役に立っていることが分かり、
苦しくても辛くても、共に喜んでくれる人や悲しんでくれる人が
いて、創造していくことが仕事だと考えている。

お金を得て、
物質の豊かさを求め、
好きなゴルフ三昧をすることが仕事をしている事の意味だという人も
いるだろう。
私は、その様な生き方は、選ばない。

子供たちが、それぞれ家庭を持ち、
胸を張って、こうやって生きてきたと言えるようになりたい。
そんな父親であり、旦那でありたい。というのが私の夢である。

それを夢じゃなく努力し実現することが妻や子供への感謝の贈り物にしたい!
霞を食ってでも、頑張るぞー 

今日の一曲