第二の人生を満喫!+愛犬ウィル(享年14歳)

還暦で娘・息子は結婚し孫がいます
様々な障害を抱え妻に支えられながら前向きに暮らしてます。

日本の貧困率

2009-10-30 10:44:32 | 社会福祉

 <貧困率>06年時、日本15.7% 先進国で際立つ高水準--政府初算出

毎日新聞2009年10月20日(火)18:00

 長妻昭厚生労働相は20日、国民の貧困層の割合を示す指標である「相対的貧困率」が、06年時点で15・7%だったと発表した。日本政府として貧困率を算出したのは初めて。経済協力開発機構(OECD)が報告した03年のデータで日本は加盟30カ国の中で、4番目に悪い27位の14・9%で、悪化している。日本の貧困が先進諸国で際立っていることが浮き彫りとなった。

 相対的貧困率は、国民の年収分布の中央値と比較して、半分に満たない国民の割合。今回政府はOECDの算出方法を踏襲した。06年の子供(17歳以下)の「子供の相対的貧困率」は14・2%で、同様に03年のOECDデータの13・7%(30カ国中、19位)より悪化している。

 03年のOECDデータで貧困率がもっとも悪いのは、メキシコ(18・4%)で、トルコ(17・5%)、米国(17・1%)と続く。最も低いのはデンマークとスウェーデンの5・3%。

 長妻厚労相は「OECDの中でもワーストの範ちゅうに入っており、ナショナルミニマム(国が保障する最低限度の生活)と連動して考えたい。来年度から支給する子ども手当で貧困率がどう変化するかもシミュレーションしていく」と述べた。【佐藤浩】

 

上記、記事について少し補足します。
まず、6人に1人が貧困である。

手取り収入で見た場合の貧困は、
単身の場合、         9万5千円/月   114万円未満
夫婦2人の場合      13万3333円/月  160万円未満
夫婦と子供一人の場合 16万1666円/月  194万円未満
夫婦と子供二人の場合 19万円        228万円未満

 

 


南田洋子さんの死を悼みます

2009-10-22 03:54:54 | 社会福祉

 

南田洋子さんが2009年10月21日に亡くなられました。
訃報を聞いたのは、TVです。

夕方に長門裕之さんの会見をTVで見ました。
南田洋子さんが亡くなられたとき、長門さんは
舞台だったそうです。風のように伝わったと言ってました。

今日22日、舞台は休みで南田さんと過ごせるそうです。

葬儀は長門さんの舞台が終わってからのようです。

長門さんの会見を見て
南田洋子さんを深く愛していたこと
長門さんの役者魂は見事だと感じたこと
そして
南田洋子さんの介護によって奥様から
新たな力を与えられ蘇ることが出来たと言っていたのが
感銘を受けました。

介護には、愛情が必要なんだと本当に思いました。
お金は二の次
それが本来の介護の在り方を問うてるように感じる。
愛情のある介護には、今まで生きてきた道のりを理解するのが
前提だと考えます。

介護士の報酬UPも大切だとは思うが、人間的な介護或いは
介護の在り方を考えさせられた会見でした。
長門裕之さん見事な会見でした。


お山の大将

2009-10-21 00:25:14 | 俺とは(終)

子供の頃から、お山の大将と呼ばれた人がいた。
近所でも有名なガキ大将である。

子供の頃からガキ大将になっていたか
不自由なく育ったら、
お山の大将になりやすいと思う。

あたし、おれを見て見て
注目されたい。
あたし、俺の言うことを聞け
思い通りにしたい。
などがあると思う。
しかし、反面
根性がなかったり、精神力が弱かったり
意志が弱かったりと
するのが多いのではなかろうか。
全ての人が、そうだと言うのではなく
私を含めて周りにいる人に多いようだ。

そういうのは
成長段階で学習していくものだと思うが、
うまく学習・経験が出来ないと
子供のような大人になってしまう。
私も例外ではない。

お山の大将的な態度を改めるには、
自分自身の成長段階を見つめ問いなおすことが
必要であると考える。
一朝一夕で出来るものではなく、成長段階に必要な
期間と時間が必要だと思う。

ジタバタせずに、
成長段階を楽しみながら生活するのもいいのかもしれない。


チャレンジド

2009-10-17 22:07:05 | 社会福祉


『チャレンジド』とは、障害者を指す言葉として用いられている。

NHKの番組「チャレンジド」を見た。
涙がでた。

中途視覚障害のある先生が奮闘する物語

挑戦する人、それが障害を持つ人である。
一人じゃできないけれども、色んな人に助けられながら、
様々な困難に挑戦する。
その姿勢に共感を得た。

ジタバタしてもダメなときは、ジタバタしないで周りの人から素直に
助けてもらう。
出来ることは懸命に努力する。
腐らない。
好きなことに命を賭ける。

これは、学問にも共通するものであると考える。
学問は、
悩みー問いー解決
問いー仮説ー証明
これの繰り返し
単純なように思えても、忍耐と努力が必要である。

障害を持ったからと言って
腐らずに、悩んでジタバタする事なく周りの人に助けてもらいながら
問い、そして自らも努力し解決する。
また、自らに問いながら、何が出来るかを仮説を立てて、それを
証明していく。
これが、私なりの『チャレンジド』である。


厳しい状態のときこそ試される

2009-10-12 17:17:02 | 俺とは(終)

 

厳しい状態になったとき

○立ち向かう
○厳しい状態に甘んじる
○その状態から逃げだそうとする
この3つの選択肢があるのだと思う。

どの選択肢を選ぶかは自由である。
生き方の問題でもある。
ケースバイケースと言う人もいるだろう。

多くの人は、
現在の生活より向上し豊になりたいとか
豊になって好きなことをしたいとか
子供がいれば、大学まで苦労させずに行かせたいとか
色々考えていると思う。

この中で、生きている事に生きがいを感じられ、
誰かの役にたっていると感じられる人は、生き方に
満足を得られているであろう。
生き方に満足出来ないけれども、生活をするために
現在の生活に甘んじている人もいるであろう。
もしかしたら、現在の生活を続けていく自身がなく、
誰にも束縛される事や制限される事が無い場(空間)
に行くのかもしれない。

どれを選択するかは、自由であるし、厳しい状態にいる
ときこそ、どのような選択をするのか試される。

 


ダメで元々

2009-10-10 18:22:41 | 俺とは(終)

 

久し振りに書きます。
病気が発症してから7年になります。
早いなぁと感じてます。
その間、何をしていたんだろう?と思う時がある。

                大まかな現在までの状況
○発症前の身体の異常
○病院巡り、結果異常無し、益々何の病気か分からないまま2年が過ぎる。
  発症して他人には分からない、死ぬ様な苦しみ。このとき、初めて心療内科
  に行く。
○心療内科で「パニック障害」と診断(パニック障害ってなんぞ?)
  「パニック障害」を自分で調べ症状が合っていた。
○この後、薬物療法しながら職場へ行くが、症状が酷くなる。
○立ち上がれなくなり、遂に入院
  入院したからと言って症状が無くなる訳じゃなく、薬物療法しながら症状との
  更なる闘いである。
○発症前から徐々に電車、バス、エレベータなどに乗ると症状が出て、乗れな くな  っていたのを訓練(認知行動療法による広場恐怖の克服)を入院時に行う。
 認知行動療法は薬物療法との併用であり、必死の思いで臨んだ。
○認知行動療法の訓練の甲斐があり、徐々に乗れるようになる。
○しかし、この間にも、新たなものが出現
○新たなものとは、感情のコントロールが効かなくなっていた。(自分では認識
  していなかった)
○感情のコントロールが効かなくなり、家族を含めた周囲に暴言・暴力
  (普通の会話だと自分では認識していた。)
○再度、入院(薬調整)
○軽快になり退院するが、感情のコントロールが次第に効かなくなってしまう。
○自殺未遂
○入院(自殺防止及び薬調整)
○軽快になり退院
○職場へ行く。
○気づかないうちにおかしくなり、自殺未遂
○入院(自殺防止及び薬調整)
          ・
          ・
          ・
          ・
          ・
○退院して職場へ行くも、症状が酷くなり遂に休職
          ・
          ・
    休職後復職するが、職場に行くと悪化
          ・
          ・
○再び休職、現在に至る。

こうやって書いてみると、ほとんどが病気との闘いに費やしている。

考え方にグレーゾーンが無かった自分は、今、少しづつ感情を薬で
コントロールしつつ、少しだけグレーゾーンが出来てきたかなと感じる。

病気を抱えながら、グレーゾーンを広げつつ、生活する事が出来れば
と思う。

今は、自分自身と闘い、残りの人生を
自分自身が思いっ切り充実したものにしたい。(病気でいるのは嫌だ)
今後どの様な人生を切り開けるのか思考錯誤しているが、

一生懸命働きたい。
好きな事をしたい。

ダメで元々、ダメになったら再度チャレンジすればいい。
何度もチャレンジ never give up