脱原発

が議論されています。




自然エネルギーの利用率向上を表明したのはいいことだと思いますが

相変わらず人の話を聞かない暴走っぷりで

なんか根回しなしに言ってしまった感があります。

普通こういうのは十分に根回して

満を持して発表するもんだと思いますが

その辺はすごく違和感を感じます。


まあそういう意味では空気の読めない人が

暴走して表明してしまった感がありありで

おそらくこの意見表明による（菅氏の狙っていた）政権浮揚効果は

極めて少ないと思うのですが

曲がりなりにも一国の総理が言った発言ですので

国としては頑張ってそちらに政策はシフトしなければならないので

行ってしまったことはしょうがない～というきっかけづくりとしては

よいことかなと思います。


しかしまあ

原発をすぐになくすというのも無理な話ですから

しばらくはだましだまし使わざるを得ないのも事実

国内の原発はこれで事実上新規設置は凍結になるのではと

考えております。

原発ビジネスは先が見込めなくなっていると思います。

あまり表には出ていませんが

東芝や日立はグローバル原発メーカーとして

事業構造の集中化を狙っていた節がありますので

この辺りは今後非常にダメージの出る部分でしょうね・・・

逆にシャープやパナソニックなどのソーラー発電関係のメーカーにとっては

これからすごい追い風が吹くわけで

日本の産業構造に大きな変革期が訪れるのは間違いありません。

自然光発電システムは

施設自体の規模はあまり大きさを問われないと思いますので

これは恐らくスピード感を持って商品展開できるところが

今後のシェアを握ると思います。

そういう中では孫氏が休耕田を利用した自然光発電システムの敷設を

自治体に提案しているのは非常に注目しています。

もしかしたらこれを進めることで

新規の太陽光システムサプライヤーとして急成長するのでは？

と感じています。