6時起床
クロカン2日目

本日のルート:
2日目: Bullhead => Twentynine Palms => Chino
総飛行距離は、190NM(=約340km)
(クリックして拡大可能)
昨晩チェックした航空気象予報では、午後にかなり風が強くなる予報だったため、朝早くにブルヘッドをテイクオフして午前中にチノに戻る予定・・・・・だった・・・が途中思わぬトラブルに。。。

7時にホテルロビーでM教官と待ち合わせ。朝食はブルヘッド空港のパイロット・ラウンジで、クッキーとコーヒーをいただく(無料) 最新の気象情報を把握したのち、8時AMにテイクオフ!やはり午後から風が強くなる予報。さすがに朝は寒い・・・(砂漠気候) 上着+コックピットのヒーターON!
トウェンティーナイン・パームスまではほぼ一直線のルート まだ風は穏やかだ。乱気流もなく計画通り高度6500フィートで巡航~ しばらくすると、見慣れたトウェンティーナインが見えてきた。周りに飛んでいる飛行機が居なかったので、トラフィックパターン(場周経路)に乗らずストレート・インで着陸

トイレ+たばこ休憩しているうちに徐々に風が強くなってくるのが分かった。こりゃぁ、早く帰らんと・・・飛べなくなるぞ。早足気味で
、駐機場に戻りエンジンスタート~~!

あれ・・・・あれ・・・・あれ・・・





エンジンがかからない・・・
プロペラは元気よく回るんだけど。もしかして、点火系おかしい?何度かエンジン・スタートを試みたが、プロペラが空回りするだけ。ま、、、まずい

そうこうしているうちに、西風が強くなり(西=チノ方面)、視界も悪くなってきた・・・おいおい・・もしかして、Sand Storm(砂嵐・・・)か? いやーーな予感
セスナに最低限の工具は積んであるので、とりあえずエンジン・カールを外して点火プラグをチェックしてみる。もう一度エンジンを回して火花が散っているか確認。ん~特に問題はなさそう。ということは、Magneto(マグネト)か? M教官のジャッジはマグネトに問題あり
* マグネト:エンジンのパワーユニット部分で、点火プラグに電気を供給するもの
結局、空港から一番近いレンタカーを借りてチノに戻ることになった。戻る頃にはトウェンティーナイン空港は、風速25ノット(13m/秒)、突風35ノット(18m/秒)となっていて、視界も砂嵐で最悪。。。まるで濃霧のよう

チノに戻って新品のマグネトを購入
明日再び借りた車でトウェンティーナインに戻って修理することになった。気象予報では明日も強風なんですけど・・・
セスナ43Q君はお疲れのようだ。。。
砂嵐にさらされて大丈夫かな。

トラブルは付きものだけれど、トウェンティーナインで休憩しなかれば、チノでエンジン不調になっていたんだろうな。チノのハンガーであれば修理しやすかったはず・・・
悔やんでもしゃーないか。
本日のフライト時間(ブルヘッド=>トウェンティーナイン)は1時間36分
レンタカー乗車時間は・・・1時間50分
下記映像で視界が悪いのは霧ではなく、砂でありあす・・・


たか
