高齢者の暮らし、あれこれ

親の介護が一段落し、介護予備軍の夫との日々

『不確実さ』の世界でもがく夫

2025-02-18 14:12:00 | 夫のこと
認知症の第一人者の先生が、アルツハイマーになった。
ご本人にインタビューした。
先生の世界はどう変わりましたか?
「別に変わらないね。」
「ただ、不確かさがある、というだけだ。」

不確かさ🟰分からなくなる、だと思うけど。
理解力が低下し、納得するのに時間がかかり、納得したのも忘れ去る。
だから、何度も同じことを聞いてくる。
そんな夫に応戦するのも、慣れたもの。
停戦の切り札は、スイーツ。🍰
頃合いを見て、お茶にでもする?
これで平和が戻る。
今のところ。

今日のバトルは、『部品の交換がなぜ出来ない』
トイレのフィルターが取れなくなり、掃除が出来なくなった。
業者さんが、無理に取って壊したら取り返しができなくなると、
フィルター掃除をせずに戻した。
このトイレの部品は製造中止で手に入らない、と言う。
6割ぐらいは水が通るので、使用はできそうだ。

水が出なくなったらトイレごと交換ですね。
その騒ぎを聞きつけ、夫が口出しした。
部品だけ交換すればいいんじゃないかな。


部品の交換製造中止トイレの交換取り敢えず使える。でも詰まりがあるじゃあ部品の交換
これが延々と繰り返された。
お昼時でお腹が空いているらしい。
急いでお昼を作り、デザートにチーズケーキ🧀を出す。
これで夫の不確かさも頭から抜けるだろう、と期待して。

 🤯 







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする