八王子で大昔、「紅茶専門店」をやっていたマスターブログ

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雨の巡礼道

2010-06-23 13:12:00 | スペイン巡礼
ルーゴの街でマッタリとした午後を過ごしワインとデザートつきの晩御飯を食べた翌日は巡礼路の昨日の到着地点(オスピタル・デ・ラ・クルス)まで送ってもらい再スタート。しかし本日は雨模様。


雨は強くは無いが降ったり止んだり。陽が照ったり。雨具を脱いだり着たり出したり仕舞ったり。そんな作業が歩くのにとても邪魔。

そんなコンナでラメイロスの十字架に到着。空は晴れて暑くなってくる。ガリシア地方の典型的な十字架で巡礼路の分岐や道しるべとして立てられていた。作りは石造りの十字架の表と裏にキリスト受難の様子が彫り込んである。

空は晴れてもう降らないのかと雨具を仕舞って先を急ぐ。
村に入ると乳牛が石造りの小屋にいて番犬がつながれている。日本と違い愛玩犬ではなくデカイ犬でこのようにつながれているのはとても稀。この時もつながれていない犬が3頭周りでジャレあっていたが迫力十分で浮ゥった。

エイレシェ村の入口にも石の十字架があった。

又空模様が怪しくなってきたのでバールで休憩。


ここのビールサーバーは二連。でもカフェ・コンレチェで我慢。


歩いていればいつかは到着。残り69キロになっている。

ここでお昼食(時間的には15時近い)に。降らないうちに先へ進みたいのだが。お昼は大事。

ガリシア風スクランブルエッグで始まる。この中に入っている葉っぱは良く出てくる材料でスープにも入っていた覚えがある。途中の畑にも栽狽ウれていたのが下の写真。グレーロと言う青葉、熱を加えるとキャベツの様。



メルルーサがメインでデザートのアイスケーキ。当然ビールとワイン。今日も後はシェスタのつもりがまだもうチョッと歩かないと予約の街まで行けないらしい。チョッと失敗。

樫の木の林を気持ちよく歩く。暑くも無く寒くも無い。雨も今は降っていない。

パラス・デ・レイの入口サンティルソ教会へ到着。今にも振りそうな空に変わる。

中に入った途端、雷がなって教会の中に響く豪雨。教会は石で出来ているが屋根は木製。ソコへ当る雨の音が教会内へ響く。

30分雨宿りして小降りになって宿泊所へ走る。街のメインストリートに面した3階建てのペンション。部屋は狭いしベッドは一つ。バスタブは有り。

その分食事とワインとサラダとデザートがサービス。食後のカフェ・コンレチェも付きました。

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