王のヒゲ

今朝のNHKオンラインニュースで、
エジプトのツタンカーメン王の黄金のマスクの「ヒゲ」の修復がはじまったことを知りました。



エジプト、ミイラ、発掘ロマン…

はい、のんの大好物です。

先日の記事で、仏像にハマったことを暴露しましたが、それ以前は↑でした。


そんなのんがその記事を見逃すわけもない。


しかし、ヒゲとはなんぞや？
はい。古代エジプトの像。あごの下からしゅっと生えてるの、見たことないですか？
アレです。
ヒゲを抽象化したものではなく、「つけひげ」らしいです。



黄金なのに、なんで？
中の素地の修復後かな？



どうやら、
展示ケース清掃の際、誤って折ってしまい、
それだけならまだしも、慌てた博物館スタッフ、折れたヒゲを接着剤でペタ。


接着部分からはみ出た接着剤でばれたそうです。

じっくり見るものですものね。
そりゃあ…ね。


一昨年、割れて慌てて接着剤で斜めにくっついちゃった！という花瓶の直しをしたことがありました。

ヘラを差し込み、ピンセットで少しずつはがして…の繰り返し。
くっつけるのは一瞬でしたが、剥がすのは3、4時間かかりました。
こんなんなら、最初から私にやらせてくれ！
私ですらそんなでしたから。




エジプトと言えば、ツタンカーメン王の黄金のマスク。

そのヒゲを接着剤でペタ。

修復士さんの苦悩が伺えます。




ちょっと笑えるけど、笑えない(^^;;