夜の高速道路を走るのは
少し怯えを感じてしまって
おまけに雨なんて降っていたら
闇に閉じ込められたようで
助けてぇって叫びたくなる
それなのに
アクセルをグンと
踏んでこられたのは
悔しさのせい
悔しさが
膨大なエネルギーになって
恐怖を消し去ってしまう
追い越し車線を
ぐんぐん走る
このまま
どこかへ行ってしまいたい
そして
いつもの大渋滞に巻き込まれ
私は我に返る
おなかすいた
ごった返したサービスエリアで
遅いごはんを取りながら
まだ終わりじゃないと思い直して
やっぱりどこにも行かず
ゆっくり我が家に帰っていく
少し怯えを感じてしまって
おまけに雨なんて降っていたら
闇に閉じ込められたようで
助けてぇって叫びたくなる
それなのに
アクセルをグンと
踏んでこられたのは
悔しさのせい
悔しさが
膨大なエネルギーになって
恐怖を消し去ってしまう
追い越し車線を
ぐんぐん走る
このまま
どこかへ行ってしまいたい
そして
いつもの大渋滞に巻き込まれ
私は我に返る
おなかすいた
ごった返したサービスエリアで
遅いごはんを取りながら
まだ終わりじゃないと思い直して
やっぱりどこにも行かず
ゆっくり我が家に帰っていく