二十年前に購入した本を引っぱり出してきました。
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何かコロナに関して参考になることが無いかと思い開いてみると、興味深い記述がありました。
病気になったときに現れる症状の多くは、人間の体を媒体にして自分を伝播させるために病原菌が編み出した策略である。もちろん人間の側も、病原菌の策略に対抗する策略を進化させてきた。そのイタチごっこに終わりはない。負けた側には、死が待っている。
例えばインフルエンザウイルスに感染した人が咳やクシャミをするのは、ウイルスが生き延びるために新たな人に移るための策略だというのです。
狂犬病の場合はウイルスが犬を凶暴にさせ嚙みつかせて新たな人に伝播するのも策略であると記載されています。
それでは新型コロナウイルス感染症の症状はどうだろうか。
味覚・臭覚異常、頭痛、発熱、筋肉痛・疲労感、咳・息切れ・呼吸困難感などが知られているが、策略と思われるのは咳ぐらいだろうか。それとも味覚・臭覚異常にも何らかの策略が潜んでいるのだろうか。
何れにしても人間と病原菌の戦争である。今の新型コロナウイルスとの戦いにおいて人間の策略はワクチンであろうが、ウイルスも生き延びる策略として変異を繰り返している。
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