日日是好日

退職後の日々を写真で記録

スキーのこと(回想2)

2022-04-28 13:45:42 | 回想
回想法とは自分の過去のことを話すことで認知機能の改善を期待する心理療法のことで、認知症の改善や予防に効果があるとされている。
後期高齢者となり認知症の予防のために、昔のことを話す代わりにブログに思いつくままに時折書いてみようと思う。

初めてスキーに乗ったのは、小学校に入学する前だったと思う。
短いスキー板に長靴が入る輪が付いているだけのとても簡単なものだった。
長靴でスキーにストックを持って乗り、僅かに傾斜している場所を見つけて滑っていた。
中学時代はカンダハーと呼んでいたバネが付いたスキーに乗っていたように思う。

子供の頃に住んでいた所は網走市でも字(あざ)が付く所で、冬には多くの雪が積もったので、時折スキーをはき近道して小学校へ通ったことがあった。
小学校では夏の運動会や遠足と同様に冬にはスキー大会やスキー遠足が行われた。
小学時代はあまり体が丈夫ではなく、よく熱を出したりして学校を休んでいたが、小学の5年生の頃だったと思うがスキー遠足に行った時のことは忘れられない。
15人程度だったと思うのでクラス全員ではないがスキー遠足が行われ、参加した。先生が先頭に立ち山道を進んだが、案の定、私は一番後ろを皆についてゆくのに懸命だった。しかし徐々に差が開いて自分の前の生徒の姿が見えなくなってしまった。
先生は先頭にしかいなく、私が遅れていることには気がつかないようだった。私はこの山の中で一人とり残されるかも知れない恐怖で、べそをかきながら必死について行った。
記憶にあるのはここまでで、どのように皆に追いついたかの記憶はない。

毎年スキー大会も行われた。これは回転やジャンプもあり結構本格的であったように思う。
ジャンプ台はそこそこの大きさであり、私にはとても飛ぶことのできるものではなかった。
もちろんスキー大会で私の記憶に残る成績はない。
それでもスキーにはそこそこ乗れるようにはなった。

新潟に来て初めてリフトのあるスキー場で滑ることができたが、それほどは出かけはしなかった。



4/27の歩数:8,904歩
コメント (2)
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