先日モール内をウオーキングしている途中で、書店に寄ったとき、このような本が目に入り購入した。
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当然、本のタイトルの通り、「歩くこと」が健康に良いことや、歩き方を書いているのだが、それよりも、最初に書かれている「現代人は、こんなに歩かなくなった!」に興味が引かれた。
そこには江戸時代、明治、大正時代の人々は日常、どれほど歩いていたかが書かれている。箇条書きにしてみると
・現代の社長で歩いていると思っている人でも7000歩くらいしか歩いていないが、江戸時代の社長である御店の主人は一日一万歩は歩いていた。
・江戸時代の庶民は平均すると一日三万歩は歩いていた。
・明治から大正にかけてのサラリーマンは一日平均で三万歩歩いていた。
・現代のサラリーマンは平均すると一日わずか5,000歩から7,500歩くらいしか歩いていない。
・バスやタクシーの運転手さんは一日平均2,500歩くらいしか歩いていない。
・主婦は家事労働だけでは2,500歩程度で、買い物をしても一日5,000歩程度。
車の無かった江戸時代には歩くしか移動手段がなかったので、確かに人々の足は丈夫だったのだろう。
良寛も新潟県から岡山県まで歩いて移動した。
江戸時代に旅する人は一日30~40km歩いたそうである。
先日、大河ドラマ「光る君へ」を見ていたら、紫式部が石山詣で京都から大津まで旅をしていたが、どのくらいの距離かと調べてみると直線で10kmほどで往復20kmである。
さらに調べてみると、朝に出て途中から船に乗って夕方に着いたらしい。
私のウオーキングの目標は5,000歩であるので現代のサラリーマンの平均になる。
著者に言わせれば「わずか5,000歩」となる。さらにウオーキングを休む日もあるので、平均するとそれ以下になる。
かと言って、3万歩は到底無理。1万歩だって無理な現代人である。
「ウオーキングスマホ女子にも追い抜かれ」
4/24の歩数:休み
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