6万カ所で対策必要=通学路の安全点検-文科省など<noscript></noscript>
文部科学、国土交通、警察の3省庁は20日、全国の公立小学校など約2万校が8月末までに行った通学路の安全点検結果の速報値を発表した。約6万カ所で何らかの対策が必要なことが分かり、3省庁は11月末までに具体的な対策を検討するよう学校側に求めている。
安全点検は5月、全国で登下校中の児童生徒らの交通事故が相次いだのを受け3省庁が要請。約9割の学校が8月末までに実施した。通学路で道幅が狭い場所や見通しが悪い場所など、危険と思われる約7万カ所を抽出し点検した。
学校と関係機関は、自動車の最高速度を時速30キロに規制したり、信号や横断歩道を設置したりするなどの対策を検討する。(2012/09/20-17:09)
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通学路安全対策にアドバイザー=登下校中の事故続発で-文科省<noscript></noscript>
文部科学省は4日、公立小中学校などの通学路の安全を確保するため、市町村に専門家を派遣する「通学路安全対策アドバイザー」制度を創設する方針を固めた。京都府亀岡市で4月、集団登校中の小学生らが車にはねられ10人が死傷するなど、全国で登下校中の児童生徒らの交通事故が相次いだことを受けた措置。2013年度予算概算要求に関連経費1億円超を盛り込む。(2012/09/04-14:46)